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Channel: 感染症診療の原則
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勉強中@新刊書

青木編集長、新しい本の書評などを頼まれ、付箋紙とペンを片手にせっせとよんでいます。 最初から「時間がかかります」と出版社にはお伝えしてあります。 1.5cm の厚さの本は読むのに10日かかりました。 全部読まないとかけないからです。 「うーん勉強になる」 といいながらページをめくっています。 次の本はその2倍以上の厚さがあります。 皆様、辛抱強くまっていてください。...

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効いてほしい人に効かない?意味ある?の−ワクチン有効性の議論

青木編集長の「感染症診療の原則」の広義は、原則ゆえにベーシックなお話ですが、「一番効いて(聞いて)欲しい人は会場にはいない」ということがあります。興味がない。聞いても変わらないということもありますが。 肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンは一般に高齢者や基礎疾患のある人(免疫低下など)に推奨されていますが、この病原体から守られるべき人たちこそ、ワクチンの効果が得られにくいという問題があります。...

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耐性菌の問題を理解してもらう努力と工夫

非医療者向けに書かれている、ということがポイントであり、大切であり、今後のカギです。 「市中病院でみる世界の感染症セミナー」でもアジアの耐性菌のお話をしていただいた原田先生による解説です。 連載:知らないと損する! ビジネスパーソンのマズイ病気:もう抗生物質は効かない!? 耐性菌の脅威、その基本と対策 日経トレンディ 2012年2月27日...

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接点

日本の医といえば、昔は加持祈祷、中国や朝鮮半島からはいってきた薬、それを発展させた形の漢方が主流でした。 西洋の影響は、ヨーロッパ諸国が航海技術を発展させ、産業革命、宗教対立/戦争その他で「外へいかねば」というモードができてから。 オランダ→ドイツ→米国という流れをみてみました。 -------------------------------------- 1543年 ポルトガル人 種子島漂着...

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検査で判定できないかも、の淋菌の話

2008年のCIDに Low Positive Predictive Value of a Nucleic Acid Amplification Test for Nongenital Neisseria gonorrhoeae Infection in Homosexual Men Clin Infect Dis. (2008) 47 (2) という論文がありました。...

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前シーズン比97%減:インフルエンザの流行らない冬

日本では久々にインフルエンザ大流行、、、という報道がありました。 日本人の受診のハードルはとても低いのと、検査して、薬ほしいモードも強いので、医療機関ベースで把握する患者数というのは多いだろうとう状況バイアスはもともとあるのですが。 米国のペンシルバニア州では、関係者も首をかしげるほどの「流行らなさ」。 Flu goes missing this winter The state has had...

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MRSA ST398-NM 市中での流行状況調査

米国NIH(National Institute of Health)が、市中で広がるMRSAについて調査をするというニュースがありました。 調査チームは、Columbia University Medical Center の Anne-Catrin Uhlemannを代表とし、 St. George’s University of Londonの科学者らも加わって構成されています。 NIH...

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新刊『トラベル・アンド・トロピカル・メディシン・マニュアル』

ヨーロッパで航海術が発達し、市場拡大や宗教戦争などを背景に外へ外へと動き出した時代。それまでにない病気を経験することになりました。 長い航海による脚気、熱帯地域で流行している病気などです。 その研究や対策がヨーロッパで発展しました。いまでも教育コースが充実していたり、一般市民が旅行前に医師にプレトラベルの相談をしたりしています。トラベルワクチンは医療保険がカバーもするそうです(加入プランによる)。...

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「インフルエンザの出席停止期間延長は本当に必要か」MRICより転載

たぶん誰も「これ大事」「すごい有効」とか思ってないのに、皆で苦しいながらしばられているルールがあります。 そういったものを合理的にバサバサと解決する国(せざるをえない国)からみるとまことに不思議な現象なわけですが。 超合理的な国の人からみえる日本論をもう一度読もうかと思いました。 人間を幸福にしない日本というシステム (新潮OH!文庫)新潮社...

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食欲の春

本日は編集長、自らのB級(そしてA級)グルメの報告であります。 昨日、夕方に北九州空港から小倉に入りますと、感染症Loveの仲間が編集長を迎えます。 そして連れていって頂いたのは地元でも有名な創作料理的割烹。 もう、それは、次から次へと、出るわ出るわ。和食+洋食(フレンチ・・?)÷2的な内容です。 まず、これ そして そして そして そして さらに あんど さらにあんど ファイナリ...

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水戸地域医療セミナー(3月17日)

杏林大学呼吸器内かのブログ「あんずの呼吸」を見に行ったら、楽しそうなセミナーの案内が。 水戸、アツいですねえ。 そろそろ梅も咲いているでしょうか。 この濃いメンバーで、これだけの内容。いったい終わるのは何時なんだろう(^^;) ----------------------------------- 水戸若手医師セミナー・リターンズ 日時: 平成24年3月17日(土) 13時00分から 場所:...

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春休み旅行と麻疹(はしか)

2012年は麻疹排除宣言をめざしている日本なのですが、2012年1月から昨年をうわまわるペースで報告があります。 愛知県は豊田市を中心にすでに20例規模の麻疹報告があるそうです。 麻疹ウイルスの大好きな季節はこれから(春)です。 ヨーロッパなどで流行しているウイルスを、卒業旅行や春休み旅行の学生が国内に持ち帰らないことを祈りましょう。...

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抗菌薬アラートのでる電子カルテ

青木編集長の天敵「電子カルテ」でありますが、、、紙カルテにはない機能を秘めています。 宮古島にいた頃に青木編集長が開発した 「ばいきんまん」 は、感受性データをベースに選択すべき薬剤が画面にあらわれるようにするというものです。 奈良の先生達のブログに「投与前に血培を」とアラートが出る電子カルテの仕組みが紹介されていました。...

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chronic active Epstein-Barr virus disease

2月28日の日経新聞に「EBウイルス感染症の啓発を 患者団体、厚労省に要望 」という記事がありました。 成人の95%は感染しているウイルスです。たくさんあるヘルペス・ウイルスのひとつ。 記事が伝えているのは・・・ 患者団体が厚生労働省に病気の周知や診断、治療のための検査の保険適用を求める要望書を約1万7千人分の署名とともに提出したという話。...

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ギランバレー症候群? 慢性多発性神経障害? 錯乱?

ときどきカンファレンスでやられる系。 必死に全身を診ないとわからない。 ■他の神経障害あるいは疾患(ギランバレー症候群あるいはボツリヌス中毒症)と混同される急性の上行性弛緩性麻痺を特徴とする稀な疾患 ■しかし対応後約24時間で症状は消失。 症例1は 6歳。  両下肢脱力、嚥下困難。ギランバレー? 症例2は 86歳。 発ち座り移動が困難に。 多発性神経障害? 症例3は 78歳。...

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糖尿病とMelioidosis

Melioidosisは日本語では「類鼻疽」。るいびそ。鼻がどうこうなるのかというとそうではありません。 ブログでも2010年にオーストラリアでブレイク、のニュースを紹介しました。 ISARに2009年に帰国後発症した神奈川の症例の紹介がありました。 「ベトナムで感染した類鼻疽の1例」(Vol. 31 p. 107-108: 2010年4月号)...

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B型肝炎ワクチンに公費補助(守谷市)のニュース

B型肝炎の患者さんのブログを読むと、薬あってもやっぱりたいへんだなあと思います。 編集長以下、HIVでも経験していることですが、「治療があるからそれでオッケー」とはすぐならない現実があります。 治せるなら治したい、感染する前の日に戻りたい、という患者さんの言葉は重いです。 沖縄の先生のブログ( ファミリークリニック小禄 公式ブログ)で注目していたお話がニュースで流れていました。 「B型肝炎予防接種...

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怖いのはウイルスやワクチンじゃなくて

インフルエンザで何が怖いですかっ?という質問が時々ありますが・・・・個人的に特に怖いことはありません。 インフルエンザウイルスはインフルエンザウイルスです。全く未知のものじゃありません。 あえてあげるなら無責任デマとかヒステリーが トホホってかんじでしょうか。 たとえば、今日は、国民分のワクチンの確保のニュースが「強制接種」になってたりします。...

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同時接種 あれから1年

昨年の3月は震災のあとにも、ワクチンの同時接種をどうするのだーという話がありました。 日本の対応は海外でも注目され、英語ニュースでも報道されました。これはサイエンス系ブログの記事。 Deaths from vaccines in Japan? March 9, 201 実際、海外の人に説明するのに苦労します。...

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どトンコツならぬ、どバンコマイシンの効果

先日、北九州を訪問した時、どトンコツという極めて強力な香りを放つラーメンを頂きました。店の前に立つだけで服にトンコツの匂いがつきそうな感じ・・。口にするとさすがに「ど」が付くだけあり高濃度のトンコツが入っているのであります。...

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