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Channel: 感染症診療の原則
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ギランバレー症候群? 慢性多発性神経障害? 錯乱?

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ときどきカンファレンスでやられる系。
必死に全身を診ないとわからない。

■他の神経障害あるいは疾患(ギランバレー症候群あるいはボツリヌス中毒症)と混同される急性の上行性弛緩性麻痺を特徴とする稀な疾患
■しかし対応後約24時間で症状は消失。

症例1は 6歳。  両下肢脱力、嚥下困難。ギランバレー?
症例2は 86歳。 発ち座り移動が困難に。 多発性神経障害?
症例3は 78歳。 顔面筋力低下、歩行困難、 味覚障、錯乱。
症例4は 58歳。 口回りにしびれ、起立できず。

症例1は髪に、2は背中に、3は首の後ろ、4は背中に。


皆に共通していたのはアウトドア。


ペットや家畜がばたばた倒れたりで問題になる病気のひとつ。


とるときは「ちぎれないように」注意。まっすぐ垂直にひっぱる。

詳細はこちら MMWR55(34): 933−935 Cluster of Tick Paralysis Cases − Colorado, 2006
Tick Paralysis
在ニューヨークに本大使館からのおしらせ

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