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Channel: 感染症診療の原則
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セフトリアキソン効かないNeisseria gonorrhoeae

歌舞伎町近辺で外来をしている身でCTRX耐性Gonoに対する準備を怠っては不作為となる編集長。 早速、MGHの師匠に聞きました。 編集長:CTRX耐性Gono。診た? 来たらどうする? Ryan先生:診たことない。来たら・・・「I guess I would give 2 grams azithromycin and test for cure 7 days later???」...

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Anti Vaccine、Anti-Anti Vaccine と その周辺

On Twitter, Anti-Vaccination Sentiments Spread More Easily than Pro-Vaccination Sentiments 元の論文は The dynamics of health behavior sentiments on a large online social network EPJ Data Science 2013, 2:4...

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QT / √RR

この式は毎日皆様がご使用の補正QTを求める式でございます。 編集長:ぬはははは!! 危険なQT延長を生じる薬剤は抗精神薬、抗菌薬、胃腸薬・・と多岐にわたり、その数なんと200種類を越える。 そのため「全科の医師が補正QTを求める本式:QT / √RRを知っておく必要がある」檄を飛ばされるのが、かの有名な香坂先生であります。...

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Macrocyclic antibiotics - Fidaxomicin

ええ、本日のお題は「Macrocyclic antibiotics」でございます。 このGroupにはMacrolide, Glycopeptice, Rifamycin, Fidaxomicinなどが含まれるそうです。(知りませんでした・・) 本日は、そのMacrocyclic antibioticsのうちFidaxomicinについて。 Fidaxomicin: これは腸管で作用します。...

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【5月7日 開講】NCGM 感染症レビューコース

国立国際医療研究センター 国際感染症センターの先生方が中心となり、感染症レビューコースを公開です。 もともとは院内の研修医向けに開いていたものを、外部の方の枠もつくって、、、ということでアナウンスしたところ、院外からの申し込みが殺到したため、検討中であったUstream中継も確定となりました。 これで「東京遠いなあ、毎回いけないなあ、飛行機代たかいなあ」とせつない思いをする人が減ると期待。...

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【受付中】抗菌薬感受性セミナー 6/22 EBIC  6/29多摩感染症セミナー

感受性セミナーはEBICセミナーでもやっています。東京、名古屋などで聞く機会があります。 多摩感染症セミナーのほうは杏林大学呼吸器内科がファイザーと共催で、参加無料となっています。 有料のほうは資料配布があります。 6月29日は杏林大学呼吸器内科のブログ「あんずの呼吸」(注:アダルトサイトではありません)に案内が載っていますので、関心あるかたはご覧くださいませ。...

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風疹対策に動かない自治体

「絶対に補助しない」といっていた神奈川まで補助に動き、明日月曜日にはさらにいくつかの自治体が公費補助を広報します。 皆さん、ご自分の自治体のHPを(ふだんは見ないでしょーが)明日はご確認ください。 今日の時点で補助をしている自治体: 東京都23区+いくつかの市。東京都はすべての保健所で風疹の届け出を受けているそうです。outbreakをとおりこしてepidemic状態。...

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【受付開始】7/4(木)KIDS(感染症に興味を持つ医療従事者のための京都感染症セミナー)

開催のご案内をいただきました。 ブログでも紹介させていただきます。 毎回チャレンジングな勉強会のひとつです。 感染症コンサルタントがムム〜と眉間に皺をよせ、藤田先生が「にやり」とする、その間合いも楽しんでください。 症例検討会の展開のしかたも学べます。 --------------------------------------------------------------------...

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Macrocyclic antibiotics - Solithromycin

ええ、Macrocyclic antibioticsのお話、第二弾。本日はSolithromycinでございます。 これはクラスとしは、MacrolideのいとこのKetolideのGroupでFluoro KetolideのGroupとの事です。(どうでもいいけど・・) さて、本抗菌薬の良いところは以下のとおり #1:Azithromycinが相手にするやつに対する効果がX8-16倍 強い...

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ゴールデンウイークと感染症予防

大型連休は長距離移動をする人が増えます。円安にはなっていますが、海外渡航する人も多いですし、その人たちが帰ってきたあと、総合診療や感染症のドクターはプチ忙しさUpを経験します。 ええ。 実際に、世界中で気のいい日本人が危ない目にあうのですが、そのうちの一定の人が感染症の問題をかかえます。 ですので、出発前の注意喚起から帰国後の適切な対応まで、皆で協力してとりくめたらなあと思います。...

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New Oxazolidinones

枯渇する抗菌薬・・的解説ばかりしている編集長にとって新しい抗菌薬の話はやはりつい眼がいってしまいます。 本日のお題は「New Oxazolidinones」です。まあLinezolidの仲間ですね・・ 講演者はGeorgeM. Elispoulos先生 ・全般にLinezolid耐性の本来Linezolidが効く筈の菌に有効な点がPoint Linezolid...

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H7N9騒動 と 人権侵害

昨夜テレビをみていたら、中国で退院するH7N9の中年男性患者がインタビューに回答をしていました。 まあ、ご本人の同意のもとなのかもしれませんが、びっくり。 H7N9は「インフルエンザ」ですので、多くは曝露や感染をしても軽症でしょうし、一定の人は無症状でしょう。一部の人は重症になるでしょう。おそらく高齢者です。インフルエンザだからです。...

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ゴールデンウイークを挟んでの風疹とデング熱

きれいなお水が好きな蚊・・・はマラリアを運び 都市の汚いお水でもかまわない蚊・・・・がデング熱ウイルスを運び、なのであります。 アジアのデング熱症例増加は、検査が増えたり意識が高くなったからなのか、真の増加なのかは国ごとに見ないとわかりませんが、大型連休前の「感染症流行情報」としては、シンガポールのデングの多さはちょっと気になりますね。 National Environment...

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Ceftaroline  (第5世代セファロスポリン)

これ、編集長があまり好きでない第5世代のセファロスポリンでしょう・・ まあ、一応、ご紹介します。第5世代なので当然CTRX的スペクトラム+グラム陽性球菌GPCスペクトラム持ちます。 (おー節操ない・・) #1:スペクトラム MRSAに効きます。(本当に。昔の日本の大御所の第3世代セファロスポリン効きますといったデマではない) PBP2aにAffinityあるため。 MDR Pneumoに効きます。...

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編集長の風疹リスク 抗体価とその周辺

本当に風疹は大変な事になっていて、その大変さに対応できてない行政その他(というよりも依然として「何それ・・」的、高齢男性指導層)が本当は日本の大変な問題なのだと怒りまくる編集部であります。 さて、そのような中、指導層ではないが高齢男性Cohortに入る編集長、ここで風疹を発症したら「首だ!!」 という事で、編集長、測定しましたよ、測定!! 編集長の風疹抗体価は高いです。...

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H7N9 と 法律 と PPE

だんだんと英語のニュースの数も減っているH7N9。 Google Trendでみてみました。 軽視しているわけではなくて、どのレベルの対応をすればいいか基礎情報が把握され、各国が通常のモニタリングでやっていく体制がととのったからですね(整ってない国もある)。...

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ダリワル先生

鑑別診断の神様、ローレンス・てぃあに先生の一番弟子、ダリワル先生が来日中で、明朝は湘南藤沢病院、旧茅ヶ崎徳洲会病院でのカンファレンスに臨みます。 その精緻な診断プロセスは評判で既に今年も既に音羽病院、金沢大学、亀田病院などで教育をされています。 編集長は明日は通訳、兼コメンテーターとして応援いたします。 これぞ内科・・・と思わされる場面が目白押しになるでしょう。...

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seesaw effect シーソー効果・・

院内感染症と日々戦われている臨床医の皆様に多少でもお役に立つかも知れない追加情報。 Ceftarolineですが・・ #1:MRSA 効くのですが通常、この抗菌薬に到達するまえにVancomycin駄目>Linezolid駄目>Daptomycin駄目 という順序を踏んでいる筈です。...

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介入 と その効果(H7N9、風疹)

感染症によって、効果のある予防介入は異なります。 鳥インフルエンザの場合は、トリとの接触を断ちましょう、なのですが、生活習慣的に難しいものや、経済保証の必要な市場の閉鎖などはなかなかムズカシイといわれています。そんなことをいっていたら広がっていってしまうので、国が制限をする仕組みをもっています。 (日本でも自治体レベルで集会の制限などもできるようになっていますね)...

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カナダからの手紙(H7N9について)

Eurosurveillance最新号に掲載されていたカナダからの手紙。letterだから手紙。この場合のletterはお手紙とはちがいますが。 手紙は中国語ではトイレットペーパーだそうです(はい、関係ありません。横にズレてすみません)。 Eurosurveillance, Volume 18, Issue 17, 25 April 2013 VIRUS-HOST INTERACTIONS AND...

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