ええ、本日のお題は「Macrocyclic antibiotics」でございます。
このGroupにはMacrolide, Glycopeptice, Rifamycin, Fidaxomicinなどが含まれるそうです。(知りませんでした・・)
本日は、そのMacrocyclic antibioticsのうちFidaxomicinについて。
Fidaxomicin:
これは腸管で作用します。
そして何よりもC.difficileに対するMICが低くて、更にC.difficileの毒素産生を抑制するのです。更にEarly stationaly phase(恐らく芽胞にならんとし始める最初の時期)に作用すると芽胞化を抑制するらしい。実際、臨床的にもVCMよりも良い結果を得ている・・との事。
CID 2012;55(S2):S162-
NEJM 2011;364:422-
Lancet ID 2012;12:251-
Cancer patient、CKDにも有効。既存の芽胞には聞きませんが・・これにはダイナマイトかな。
CID2011:53:440-
(写真は佐賀大学で活躍中の弟、Youske @昔のICAAC。この冗談を信じた人がかなり居ました・・昔 (笑)