公開資料 危機管理研修 と 新型インフルエンザ
厚労省のHPに11/4の新型インフル研修会、感染研のHPには10月の危機管理研修会資料が公開されています。 資料の公開はとてもありがたいですね。ご関係の皆さまありがとうございます。 新型インフルエンザの講習会は公募でした。危機管理研修会は毎年、自治体の危機管理担当者が参加しています(公募制ではありません)。 ------------------------------------- 平成24年度...
View Article11/17(金)若手医師セミナー 水・電解質、酸塩基平衡 その2
今週金曜日は若手医師セミナーの7回目です。 メイン会場はベルサール神田、その他100か所以上のライブ中継会場が全国にあります。 最近は、地域の事情に合わせて(交通の便がよくない、あるいは超いい)、また関係者のご協力のもと、病院内で聴講するトライアルが行われています。 水戸の医療機関による連携聴講システムのように、研修病院をぐるっともちまわりにして平等にその機会を、という仕組みです。...
View Article【受付開始】 1/12,13 「2013基礎から学ぶHIV感染症診療セミナー」
企画・広報・講師派遣(って編集長が出向くだけですけど)でお手伝いさせていただいております東京医大のHIV感染症診療セミナー。 夜の交流会では、いろいろお話いたしましょう(元気な人は2丁目に2次会にいったりするみたいです〜)。 大瀧先生がIDATENでアナウンスをされていたので、こちらでも紹介させていただきます。 まあ・・・・・ど真ん中なわけです。 結核を学ぶなら大阪で。HIV学ぶなら新宿で。...
View Article百日咳 類縁菌 Bordetella holmesii と その周辺
(勉強会のメモをもとに) 百日咳菌(ぼるでてら ぱたしす)という和名は、抗菌薬を5日間ほど使えば菌は死滅するのに、その恐ろしい「毒素」の影響で長期間咳が続くところからきています。...
View Article来年春からの研修計画
いつも講義依頼をいただく皆さまありがとうございます。 早いもので今年度も終わりに近づいており、現在、次年度の研修会、講義関係の日程調整が進んでいます。 青木編集長からの提案は、 「変な癖がつくまえに(地曳網診療オンリー or/and CRPドクター化)、感染症診療の基本の「き」を学んでほしい」 です。 例えば、旭中央病院では4月の初めに集中講義をさせてもらています。...
View Article厚労省のQ&A 2012年 VS 2008年
厚生労働省の作成する「Q&A」の存在はとてもありがたいです。 国が見解を述べているとういことは(内容の質の話はまたあとで)、 ああ、国の担当者や責任者がこの問題に関心をもち、国民の安全と福 祉のために取り組んでいるのだと知るひとつの指標でもあります。 (同じように毎日新聞社の なるほドリ、というのもいい企画だなあと思います)...
View Article【参加のご案内】 抗菌薬適正使用についてのチャット
感染症や感染管理に関わっていて、英語はそれほど苦痛ではなく、ネット環境やTwitter対応している方はぜひご参加ください。 日本でも来年からこの抗菌薬の適正使用アウエアネス活動やりましょう。(編集長もね) 遠く離れていてもネットが私たちをつなぎます。 情報とサポートが広がるのはイイですね(耐性菌はやだけど)。...
View Article1stアナウンス 2月9日(土) 「市中病院でみる世界の感染症」セミナー
「市中病院でみる世界の感染症」セミナー。次年度も開催することがきまりました(^^)。 これも、たくさんの方にご参加いただき、参加した人が、共催の担当の人たちに「よかった」「来年もやってほしい」とお声おかけくださったおかげであります。 遠方から参加されている先生方もたくさんいまして、本当に感謝でいっぱいです。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 さて。次回の予告です。...
View Article新版『Vaccines』(第6版) 2012年10月発売
今週末は日本ワクチン学会が開催されています。どんな話題があるのでしょうね。 Plotkin先生らの予防接種の定番教科書『Vaccines』の第6版が今年出ています。 病院の図書費や大学の研究室予算があるうちに購入。だいぶ事情がかわっていますからね。。。。古い情報を元にpracticeや教育はできません。 日本円では3万円ほど。 10月30日発売の米国のamazonだと...
View Articleダイエット街道
H先生、W先生の美しいボディラインに魅了された編集長は、一念発起して(人生なんどめかの)減量中。 バナナダイエットはあきらめまして、はやりのローカーボです。 アウトカム→「5?近く減った」。 (食べている内容を聞いていると非常に偏っているので、別の病気で早死にするんじゃないかと思わないでもないですが。ぼそぼそ) しかし。 最近送られてきた写真。...
View Article記事の情報源、問い合わせ、間違い修正
311のあと、国家やメディア、専門家へ向けられている視線は厳しいものがあります。 自分たちの領域での見直しも大事ですが、今回読んだ本の著者はアメリカ人。日本と中国に留学経験があり、日本では日本語で取材活動ができます。 その人が、長期間みてきた日本、また311以後にぶつかった問題や日本人既得権層に言われた事などが赤裸々に語られています。...
View Article分母分子 と その周辺
健康や医療関連のニュースをみるときに、数字が出てきたら「分母と分子」に注目する必要があります。 例えば、感染症疫学の最初のコマで習うこととしては、、、 その数字は「真」(しん)の変化なのか?です。 よく言われるのはこのようなこと(スライドをクリックすると大きくなります)。 そのほかに、集計作業において、忘れそうなことも挙げておきましょう。 応用問題です。...
View Articleときどきお知らせ 公開講義情報 11月末〜2013年3月
若手医師セミナー、薬剤師のためのベッドサイドティーチング、サンドデジタルセミナーの日程を早くおしえてくれえええええというお問い合わせが多いのですが、来週くらいには公表できるようになる予定です。 例年1-3月に開催しておりました、多摩感染症セミナー/杏林大学呼吸器内科&ファイザー株式会社は、2013年1-3月は開講しません。2013年6月29日に別プランのセミナーを開催予定です。...
View Article新技術インフルエンザ・ワクチンの承認と、開発中止
ワクチン開発には歴史があり、1つのワクチンの開発にも長い時間がかかります。 日本のワクチン開発技術は世界の最先端でしたが、最近は国家戦略的に研究にお金が投じられる米国はじめ他の先進国との厳しい競争にさらされ、あるものはジェネリック会社による価格のチャレンジをうけ、グローバル市場で斬ったはったのやりとりをしていくには厳しい状況があるという話を聞いていました。...
View Article11/26 超困難HIV感染症 セッション@日本エイズ学会
1990年代からやっていた、日本エイズ学会の教育セッションは昨年で最終回にさせてもらいました。 (同じ人がずっとやりすぎ、という編集部内での決定。次世代に移行していかないとね。10数年、座長やスピーカーがかわらないって停滞ですから) 今回は、昨年好評であったMSD共催の超困難症例について、再び担当させていただくことになりました。...
View Article[Q & A 八重樫先生]薬剤師ベッドサイドティーチング セミナー
薬剤師さんに熱く語っていただいた八重樫先生から、質問への回答をいただきました。 講義を受けている前提でのやりとりですので、特定の症例に適切かどうかは、各自でご判断ください。 -------------------------------------------- Q: 人工呼吸器のモードによって鎮静や筋弛緩剤などの薬剤の用法用量の違いや選択の違いはあるのでしょうか。...
View Article「感染症の青木先生」
よく「感染症の青木先生」と紹介されます。 年に数回、リアル重症感染症の青木先生になります。 (略してリア重) 2日前から体調を崩してベッド上安静の編集長です。 この3連休は体調管理日としてあけておいたのですが、正解でした。 復活して来週はまた皆さんと勉強をしたいと思います。 ところで皆様、体調が悪くなった時のお約束事っておもちですか? 必ずこれをする(なぜなら、小さいころからの家庭のお約束だから)...
View Article84例も! のアウトブレイク(インディアナ州)
感染症のアウトブレイクの定義には、想定以上の増加、あるいはそれまでとは違う層へも拡大、などの視点があり、おこるはずのない 感染症が発生した場合は1例でもアウトブレイクといいます。 オランダの病院での「アウトブレイク」は疫学的リンクのある症例が2例いたら、とダーハさんのお話でした。...
View ArticleXDR N. gonorrhoeae
XDRは three extensively drug-resistantで、セフトリアキソン高度耐性、ということで、Japanという言葉が並ぶ報告があるわけです。 各国・専門家が警戒しているセフトリアキソンも効かない淋菌感染症の拡大。 米国CDCの淋菌感染症のページ。2012年8月に治療情報の更新がありました。 10日に「Update to CDC’s 2010 Sexually...
View ArticleNHKの"がんワクチン"番組
多剤耐性菌やワクチンの報道で「?????』な点について指摘をしてきましたが、最近NHKで放送された癌の治療ワクチンについても、報道の在り方としてどうなんだという事が話題になっていました。 話題を紹介します。 卵巣がん患者会スマイリーのHPから(個人的見解、として掲載。NHKに伝えるそうです)...
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