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Channel: 感染症診療の原則
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記事の情報源、問い合わせ、間違い修正

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311のあと、国家やメディア、専門家へ向けられている視線は厳しいものがあります。
自分たちの領域での見直しも大事ですが、今回読んだ本の著者はアメリカ人。日本と中国に留学経験があり、日本では日本語で取材活動ができます。

その人が、長期間みてきた日本、また311以後にぶつかった問題や日本人既得権層に言われた事などが赤裸々に語られています。

311のあと、特に原発問題のように情報量が不足/理解にも素人の限界があるなら、とれるほうほうは、なるべく多様な意見を見渡して、そこに見る情報や表現の差異(記者や媒体の意図)を考えるようになりました。

今でも、トンデモといわれるものから、政治的なもの、科学者と言われる人の意見を全部みるようにします。何がおかしいのか、何がよくわかっていないことなのかが間接的に出はありますがわかるようになるからです。

ところで、メディアが信頼されるための仕組みとして、1次情報にあたる、情報源を開示する(可能な範囲で)、間違ったら修正をする、そのための開かれたコミュニケーションが重要な訳ですが、
19日の感染症に関連した記事にそれを実感する例がありましたので、ニュース内容とあわせて紹介します。

ちなみに下記の本も記者もかつて働いていたブルームバーグの日本語版です。

「15〜65歳の米男女全員にHIV検査勧告−予防医学作業部会 - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDRWC96JIJV101.html

これまでは、妊婦全員に検査推奨、ハイリスクの人に推奨、2006年からは医療機関を受診した64歳までの人にルチンで検査推奨でしたが、このたび米国では広くgeneral population(受診するような健康問題のない人含めて)に対して検査を推奨するというプロポーザルがあがっているそうです。

今年の8月に、OTC(医師の処方箋や指示なしで)で購入できる、口腔内液(唾液)をつかったHIV検査が承認されましたし、日本野保健所のような無料検査センターも各地にありますので、希望する人は検査を受けるインフラは整っているといえます。

日本でも在宅検査キットでスクリーニング陽性だったから、、、と専門医療機関に確認検査を受けにくる方もいます。
(スクリーニング検査陽性=感染、ではないので注意。偽陽性もけっこうでます。)

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11月20日(ブルームバーグ):米予防医学作業部会は、米国の15−65歳の男女全員に最低1回はエイズウイルス(HIV)のスクリーニング検査を受けるべきだと勧告した。HIV感染による病気や死亡のリスクを低下させるのが狙い。
              (中略)
同作業部会の責任者、ベイラー医科大学のバージニア・モイヤー教授(小児科)は19日のインタビューで、「リスク行為に関与していない人でも検査を受けることに価値がある」と語った。

原題:HIV Tests Advised for All U.S. 15- to 65-Year-Olds, PanelSays(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Elizabeth Lopatto elopatto@bloomberg.net;ニューヨーク Robert Langreth rlangreth@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Reg Gale rgale5@bloomberg.net

更新日時: 2012/11/20 15:46 JST
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「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)双葉社

先に下記の本をよんで、そこで上記の本を紹介されていたので読んでみたしだいです。

誰がこの国を壊すのかビジネス社

面白い対談でした。
好き嫌いで、情報を全否定するのも、全部妄信するのも間違い。

思考のための切り口を得ました。
自分の弱みや失敗を語る誠実さというのも考えさせられました。

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