Quantcast
Channel: 感染症診療の原則
Browsing all 3238 articles
Browse latest View live

NARMS 視点の(位置)の重要性

NARMSとはNational Antimicrobial Resistance Monitoring System - Enteric bacteriaの略です。ちなみに米国の耐性監視・検出装置は 1)CDC:Human相手 2)FDA:食肉Retail meats相手。先のNARMSが関係 3)USDA:アメリカの農林省みたいな役所。Animalが相手...

View Article


感受性セミナー 終了

24日(土)は杏林大学呼吸器内科/ファイザー共催の感受性セミナー3回目(最終回)でした。 熱心にご参加いただいた皆様ありがとうございました。 いろいろなセミナーがありますが、この企画は、感染症や感染管理に関わる人の中でも、一山こえる通り道のように思います。 青木編集長も、「臨床の人には最初むずかしいよね。でも3回きけばわかるってサラちゃんたちが言ってたよ」。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

5/19 沖縄 EBICセミナー(遠藤和郎先生記念セミナー)

「抗菌薬は使えば使うほど耐性菌を作り出す」 知っていても実際に対策の為に必要なactionをとっている人はどれだけいるでしょう。 自分だけ知っていてもダメだからです。 まさに身を粉にして、自分の施設と地域の患者さんたちを守るために、将来の選択肢を守るために働いた先生がいました。 学会や講演などで聴くそのお話は、ぶれない軸、経験からくる言葉。どれも感染管理に関わるたくさんの人に勇気を与えました。...

View Article

新型インフルエンザ法案 についての意見

この法律は医療者の行動に大きな影響があります。法案について「よまなかった」「しらなかった」ではすまないことも。 2012年3月2日「新型インフルエンザ対策のための法制に関する会長声明」 日本弁護士連合会 HP掲載 2012年3月22日「新型インフルエンザ等対策特別措置法案に反対する会長声明」 日本弁護士連合会 HP掲載...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

江戸と平成の麻疹(はしか)騒動

「はしか排除難しく、予防指針見直しへ- 厚科審に小委を設置」というニュースが16日にありました(- -;)。 「○○委員会設置」とか、「臨時で○○研究班つくった」式の対応で、感染症の迅速な対応とかアウトカムを考えた戦略ってむりなんじゃないかと思うわけですが〜。システム的なことはずーっとこのままなんですかね。 皆さんの自治体では、この排除宣言のための取り組みの責任者ってどなたですか?...

View Article


中国CDCのDirectorにお会い出来ました

数年前からSeattleの集まりで顔なじみであった中国CDCのDirectorに、なんと中国CDCでお会いできました。(信じられないような広大な土地に潤沢な空間を使いながらの広々とした施設。P3レベルも大丈夫) 一時間あまりの限られた時間でしたが、今後の協力関係、医療の進むべき方向についてなど有意義な話し合いを持つ事ができました。...

View Article

水痘(水ぼうそう)ワクチン、帯状疱疹ワクチン 最前線

San Diegoでひらかれている第70回米国皮膚科学会で、「健康な60歳以上の人に2回目のzosterワクチンをしてもベネフィットはない」という発表がありました。 ブースター接種は "might be worthwhile in individuals with a depressed immune system"免疫が低下している人では意味があるかも、です。...

View Article

中国のトイレ事情

昨日は一日オフを頂いて北京の郊外にある万里の長城を見学してきました。 郊外に行くとトイレ事情が・・と脅されていた編集長ですが、なんと郊外でも万里の長城付近の公衆トイレは和式と洋式のトイレがあり、近づくと赤外線で水が自動的に流れ・・と至って近代的。 トイレの洗練度と経済力は比例する・・という編集長の自説が証明されました。...

View Article


HIVの治療を始める前にすでに薬剤耐性が問題な人はどれくらいいるか

感染症治療の世界では、 use it, lose it というように、使用開始→耐性獲得開始となります。 例えば、指示通りに服薬をしなければ、血中濃度が低下してしまいますし。定められた時間に規定の量を服用しても、条件を守らないと(食事と一緒に服用、あるいは空腹時に服用等)吸収がおちるものもあります。...

View Article


中国のトイレ事情2

本日、編集長は車に轢かれそうになったり、バスに違った空港に連れて行かれそうになったり、羽田着陸後、緊急離陸(Go around)されたり・・とハプニング満載で帰国しました。 それにしても感染症屋としては異国のトイレ事情は勉強になります。...

View Article

HPVワクチン導入後の評価(語る時の注意)

研究デザインでも重要ですが、感染症予防の介入などをしたときに、その効果(positiveなもの、neagtiveなもの)を何で評価するかを決めておく事が重要です。 その病原体の自然史、介入の内容によってかわってきます。 通常は1次、2次のアウトカム というかたちで設定されます。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

生レバー規制なう 2012年

その時代や文化、社会、個人で何をよしとし、何をダメと判断するか。 その背景や根拠、語り方の違いを調べるのはとても面白く、老後(ってあるのかな)の楽しみの1つにしています。 「牛の生レバー提供、6月にも禁止 加熱を義務化 厚労省 」朝日新聞 3月30日 というニュースがありました。...

View Article

子ども時代の感染症と、その後の喘息のリスク

子どもを育てている時に、自分の子どもあるいは周囲のお子さんをみていて、ある病気になる子とならない子、同じ病気でも症状のひどい子と軽い子がい ることに気づきます。...

View Article


デーニッシュ

編集長のお気に入りのひとつにDanishがあります。甘くて朝からハイカロリーになるのが問題ですが、とにかく美味しい。 さて、この名前のDanishから編集長はてっきりデンマークが起源と思っておりましたら、なんとデンマークではオーストリア起源となっているとか・・。何となくNamingというのは回り回ってくるもののようです。...

View Article

合宿なう

今日は毎年恒例の旭中央病院の研修開始合宿に伺っています。一気に原則、抗菌薬の講義を終えます。そしてLectureの合間には症例検討会を入れて臨床的な考え方を紹介します。 センスの良い研修医は臨床の言葉を一度聞くと、その本質を理解するようです。(Slow starterも味がありますが・・)...

View Article


強化合宿

三時間強の講義「感染症診療の原則」、今年度第一弾を終えて部屋に戻りました。 今年も旭の研修医、良くできます。できすぎ君が多い。 黒川清先生がたの卒後研修制度の改革が実を結んでいる事は間違いありません。 各地の医師不足、病院閉鎖を卒後研修制度の変更と結びつける議論が多いですが・・編集長はAssociationを認めても因果関係は???です。...

View Article

診療報酬 加算の話題ふたつ 感染管理 と 在宅

今回の診療報酬の改定で、感染管理と在宅の領域では加算がありました。 日々のケアの内容が大きくかわることもありますし、大きくかわらなくても、これまで関心うすかった事務方や上層部ががぜんやる気を出したりすることもあります。 最終的なアウトカムは患者さんのところでどのような変化や改善をつくれるのか、でありますが。 関連の話題がありましたので紹介します。...

View Article


Q&A「Naと水と利尿薬の基本的な考え方」

ファイザー主催 2月20日開催「薬剤師の為のベッドサイドティーチング」 藤田芳郎先生ご講演の「Naと水と利尿薬の基本的な考え方」のQ&Aです。 下記は、セミナーに参加した人がそこでの情報を元にしたものです。 特定の症例について参考にする際は、ご自身の責任でお願いいたします(免責事項)。 ---------------- 質問1:...

View Article

医療のなかでの肝炎ウイルス感染

HIVと、HCVと比較すると、HBVはとても感染力が強いことが知られています。 理論上、比較においてHCVはうつりにくいのですが、実際には医療行為に関連した院内感染、アウトブレイクが国内外でおきています。 外部委員をまじえた感染事故調査委員会が立ち上がり、いろいろ調べても感染経路がわからない事例があります。 特殊な例かもしれませんが、感染対策チームのメンバーは知っておく必要がある事例を紹介します。...

View Article

非専門家によるワクチンのデータ誤読リスク

百日咳は、成人では重症化はまれですが、子ども、特に乳幼児では重症化しやすく、0歳児ではほとんどが入院となります。咳が激しく、嘔吐でミルクが飲めない等、生命が危うくなることも多く、入院は1−2カ月になることも。 現在、百日咳−ジフテリア−破傷風の三種混合ワクチンは2カ月からスタートしていますが、0歳児で発症/入院/死亡リスクが高いのは接種前です。...

View Article
Browsing all 3238 articles
Browse latest View live