もらわなきゃ損 という煽り
この週末の医療関連の話題の中で一番驚いた話。 さおだけ屋の会計士も実践、詐病スレスレで処方箋医薬品をゲットするお得ワザ 日経でこの記事 メディアの皆様 こうした問題にも切り込んでください。
View ArticleHPVは自然に消える、とその周辺
まずこの記事を紹介。 Huffington Post 4月8非 東大卒業式の式辞が深いと話題に「善意のコピペや無自覚なリツイートは......」(全文)...
View Article過剰使用とその周辺
#1:感染症治療薬の過剰使用 抗菌薬を始めとする感染症治療薬の過剰使用を戒める啓発活動、これが、編集長の帰国後23年間を埋めた・・といっても過言ではありません。 そして、その啓発活動は一部には若手感染症専門医の台頭・・というPositiveな現象を生み出しました。しかし・・他方で「風邪に抗菌薬」の風潮は大勢としては変わらない・・という厳しい現実が・・...
View Article最近の定番のお店
世の中はGWにはいっているそうです。 編集部内はあまりかわらず平常運転です。 「最近グルメ情報が紹介されていない・・・」といわれているので、最近でかけているエリアを紹介します。 編集長が細菌、いいぇ最近はまっているのは「いきなりステーキ」 http://ikinaristeak.com/home/ 編集長の平均注文グラム数は350-400と控えめ・・(タイトル写真は数日前の400の時のもの)...
View ArticleA Boon for the Workforce?
U.S.-Citizen International Medical Graduates ― A Boon for the Workforce? 「外国の医学部を卒業した米国市民ー期待される労働力?」 と題された興味深い記事がNEJMの最新号に載っていました。一部紹介すると・・...
View Article若い時の節約は禁忌
いつも若手医師に伝えるMessageの一つ、それがタイトルの「若い時の節約は禁忌」です。 これは贅沢な生活を推奨するものでは全然ありません。 節約してはならないものがある・・というのがMessageです。 では節約が禁忌な対象は何か・・それは勉強道具です。 昔、編集長が研修医の時、20ドル札、一枚で10日間を過ごしました。(Includingガソリン代)...
View ArticleかえってきたドクターG
飛行機でお出かけの方も多い連休です。 編集部内は平常運転。特別なイベントもありません…。 しかし。 今夜のドクターGは林先生が登場。 場面は飛行機内だそうです。 飛行機の気分だけ味わいたいと思います。 お客様の中でお医者様は…… ネタは編集長、複数持ってます。 編集部も2ヶ月前に11時間ケアした事例あり(きりっ)。...
View ArticleFirst lonely voice, 卒後4年目の医師が書いた手紙
4月20日に英字新聞が1人の医師が亡くなったことを伝えていました。 Dr. Irwin Schatz, the first, lonely voice against infamous Tuskegee study, dies at 83 Irwin Schatz, 83, Rare Critic of Tuskegee Syphilis Study, Is Dead...
View Article「渡航歴」 あり
今年は2週間近く休める人もいる大型連休とのことです。 後半には帰国しはじめるひとたちもいますので、「渡航歴あり」という2014年のキーワードの患者さんたちが各地で受診します。 渡航歴にひっぱられたり感染症にフォーカスしすぎて他のコモンな問題を見落とすとかも怖いですが・・・ まずは鑑別にいれて検討。...
View Article編集長のMandell
すっかりEmptyになった東京で静かにGWを過ごす編集長です。 それでも普段の怠惰をCatchupするため米国感染症専門医の受験準備用問題集などやっております。すると・・ なんじゃ、これは・・・肝臓の問題が多すぎ・・ (因みに編集長が研修医の時、肝臓学は消化器科の領分でした)...
View Article治らない梅毒 と その周辺
治らないんですけれども・・・という相談は、患者さんからも、医療者からもきます。 東京、新宿界隈で流行している「再興感染症」の梅毒は、今でもペニシリンが有効(耐性にならない仕組みがある)ですが、治らない系相談が続きます。 -編集長、治らない一番の理由はなんでしょうねえ・・・ 「ほぼ9割、患者が薬を飲んでいない(指示通りに)からである」 -それは処方した医師が信頼されていないってことですかね・・・...
View Articleお産後すぐ退院 と その周辺
英国のキャサリン妃が第二子を出産してその日のうちに退院・・・が話題になっていました。 お産は公費(自己負担なし)が基本の国では、健康上の問題がない・リスクが低い人はさっさと退院する(してもらう)にかぎります。 医療費抑制のためであります。 カナダの病院でも24-48時間で退院(帝王切開は48-72時間)。 めちゃめちゃお金のかかる米国でも、特に問題なければ24時間、帝王切開でも48時間で退院。...
View Article0.01mm と その周辺(5月6日はゴムの日)
5月6日はゴムの日とのことです。 青木ブログとしてとりあげるべきは性感染症予防の話でしょう。 学校での予防教育では、中学で習うことになっていますが、限界について聞いていないことが多いので、100%使っていても感染することがあるから、問題かなとおもったら(あるいは)パートナーチェンジするとき(症状がなくても)には保健所(無料)や医療機関で検査したほうがいいですよ、というのが必須メッセージ。...
View Articleベテランの技 Again グラム染色で結核菌発見
6年ほどまえに編集長がBlogで書いた事は以下のとおり 「グラム染色で結核菌発見」 「ベテランの技というのは、いつの世も気持ちがよい、素晴らしい・・と感心させられます。特に「名人芸」を好む、我が国ではとくにそうなのではないでしょうか?かく言う私もその一人です。...
View ArticleICAAC2014 Online 心内膜炎の治療#4
ICAAC2014 Online 本日もManagement of Endocarditis: An Update 演者:フランスはPontchaillow大学のPierre Tattevin先生の講演が続きます。 タイトル:Shorter and Oral antibiotic regimens for endocarditis:Facts & Prospects...
View Article米国とドイツの医療システムについての論文
米国とドイツの医療システムについての論文 昨日、父を老人ホームに入所させた編集長に「米国とドイツの医療システムについての論文」を掲載したNEJMの最新号が届きました。普段ならばAttentionしないその論文は・・ #1:老人ホームにおけるホスピスケアの増加で米国の医療費が増大 Hospice Care in Nursing Homes N Engl J Med 2015;372:1823-31...
View Article(雑談)ガラケー、スマホとその周辺
当時はスゴいなーと思って眺めていただけですが、今見ると本当に大きいですね。 ↓ 昔の携帯はこんなに大きかった! 編集長が「SIMフリー」スマホに関心を示したので、「あとで読む」系の説明記事です。 日本の携帯電話のキャリアで有名なのはドコモ、ソフトバンク、auですが、毎月支払う金額が高くて、少しでも下げたいわーと思っている方もいるのではないかと思います。...
View Article麻疹とポストエボラ症候群
WHOは21日×2倍の42日の観察期間をもって、リベリアのエボラの流行が止まったことを確認。 Liberia is declared Ebola free 新規感染をとめるためには、症例の隔離、接触者の観察(発症したらすぐ隔離)という基本をひたすらやることなのですが、リベリアは米国が中心となってその対策がすすみました。 しかし、「その後」問題も忘れてはいけません。...
View Article私の病気を治さないで下さい
私の病気を治さないで下さい 編集長が研修医時代、ひょんなことで目にした、ある病院の玄関にあった文章。 「私の病気を治さないで下さい。私は自分の子供の声をずっと聞いていたいのです」 沖縄戦で目の前で息子を機銃掃射により失い、以降、精神を患い幻聴が消えないある女性患者の手記より・・・ 先祖伝来の土地を奪われ、航空機による騒音により静寂を奪われ、幼女をレイプされながら、...
View ArticleICAAC2014 Online 心内膜炎の治療#5
ICAAC2014 Online 本日もManagement of Endocarditis: An Update 本日からはVance G Flowler先生のMRSA心内膜炎です。 #:およその内容は ・VCM耐性と予後の関係 ・VCMの代わり(例:Daptomycin、Ceftaroline、Telavancin) #:MRSA IEの治療に関するEvidenceは無い...
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