いつも若手医師に伝えるMessageの一つ、それがタイトルの「若い時の節約は禁忌」です。
これは贅沢な生活を推奨するものでは全然ありません。
節約してはならないものがある・・というのがMessageです。
では節約が禁忌な対象は何か・・それは勉強道具です。
昔、編集長が研修医の時、20ドル札、一枚で10日間を過ごしました。(Includingガソリン代)
当然、欲しいマニャアルやアトラスについては「帰国して稼ぐようになったら購入すれば良い・・」と思っていました。
これが間違いでした。
勿論、編集長のように還暦をすぎても勉強は可能。しかし記憶に残り方が、患者に役立つ程度が違うのです。
マニュアル、アトラス、コンピュータ、ソフト・・どれも高価なのですが、勉強は今しかできません。
Freshな頭のある研修医時代こそが勉強に最大投資すべき時なのです。
若い時の勉強を、加齢してからする事は不可能です。