「渡航歴」　あり

今年は2週間近く休める人もいる大型連休とのことです。

後半には帰国しはじめるひとたちもいますので、「渡航歴あり」という2014年のキーワードの患者さんたちが各地で受診します。

渡航歴にひっぱられたり感染症にフォーカスしすぎて他のコモンな問題を見落とすとかも怖いですが・・・
まずは鑑別にいれて検討。



国立国際医療研究センターの先生たちの渾身の一冊、日本の医療制度、保険システム、日本人に多いパターンなどを考慮したプライマリケア医向けの本は、amazonだとすぐには発送してもらえない状態とか・・・

南江堂ホームページ 　http://www.nankodo.co.jp/g/g9784524265749/
【写真 amazon】
グローバル感染症マニュアル南江堂


輸入感染症の手ほどき、は同じく国立国際医療研究センターの忽那先生が研修医との会話のやりとり式でわかりやすく解説している本が出たばかり。

中外医学社ホームページ　http://www.chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=1661
【写真 amazon】
症例から学ぶ　輸入感染症　A to Z中外医学社


ニッチな話題ですが、渡航歴有の患者さんがきたとたんに困る話なので、機会があったら一度体系的に学びたいお話ですね。

・・・とこれまでにもブログで書いてきましたが、気づけば海外のcertificateももっている先生が周囲にたくさんいます。

今度の試験はケベック（カナダ）。次はネパールが予定されています（難しいかもしれませんが）。

2015 CTH© Examination Candidate Information


それまではマニアや一部の診察室にしかなかったキーストーン先生の教科書も岩田先生はじめ皆さんの努力で日本語になりました。

メディカル・サイエンス・インターナショナル　https://www.medsi.co.jp/books/products/detail.php?product_id=3415
【写真 amazon】
キーストンのトラベル・メディシンメディカルサイエンスインターナショナル


元の方はKindle版があります

Travel Medicine: Expert Consult - Online and Print, 3eSaunders


同じ出版社からハンディな本も出ています。
【写真 amazon】
トラベル・アンド・トロピカル・メディシン・マニュアルメディカルサイエンスインターナショナル


米国CDCのYellow Book Homepageのホームページからはモバイル機器用のアプリにアクセスできます。

【写真 amazon】
CDC Health Information for International Travel 2014: The Yellow BookOxford University Press, USA

今年試験を受けるみなさん。がんばってください（^^）