映画「静かなる決闘」「生きる」
ライリー先生の分子疫学講座は、4年前と比べてupdateされており、事例や引用文献も最新のものが加えられています。 今日は歓迎会に参加させていただきました。 ライリー先生は15歳まで日本にいて、日本の小学校に通っていたこともあり日本語が大変お上手です。 現在の日本語力維持に大きな力を発揮しているのは黒澤映画シリーズ。 大変お詳しいです。...
View Article[パブコメ募集]5類感染症
感染症法に規定されている感染症はそれぞれカテゴリー分類されています。 必要な情報(年齢と性別だけなのか、名前や住所の情報も必要なのか)といったことも異なりますし、報告は即刻なのか、1週間以内なのか、といったこともことなります。 2月21日締め切りです。感染症を専門とする皆様。意見をだしましょう。...
View Article2/8 齋藤先生 予防接種 → 2/9 市中病院でみる世界の感染症セミナー
東京にいると毎週末なんらかの感染症の勉強会があるんじゃないか(しかも重なってしまって困るほど) と思います。 いや、その一部を企画や主催したりもしているのですが。 今後は,各地に配信するような努力も必要ですね。毎回遠方から参加するのはたいへんですから。 今週末は、9日に患者安全の領域の中で多くの部分を占める感染管理や対策についての学べるよう企画しています。...
View Article感染管理とポラリスミサイル
明日は市中病院でみる世界の感染症、第七回でJCIと感染管理がThemeです。 途中、ファシリティマネジメントの概念・概要をサクラ精機の方にお願いしますが、その準備をお手伝いする過程で学んだのが「Value Engineering」といった製品や役務(サービス)などの価値(=製造・提供コストあたりの 機能・性能・満足度など)を最大にしようという体系的手法。そして「PERT:Program...
View Article米子→高槻→堺→東京
前日は鳥取大学の卒後臨床研修センターの初期研修医教育をお手伝い。 高槻市のセミナーでは、講演だけでなく、取り組み位へのコメントも期待されています。がんばります。 翌日は堺の若者と熱い時間をすごして東京にもどります。 下記は公開となっています。 --------------------------------------------- 第8回 抗生剤適正使用勉強会のご案内...
View Article次世代 分子疫学技術/情報 と その周辺
科学技術の進歩はめざましく、以前はわからなかことがわかるようになり、それは個人や社会を助け、そして新しい技術への適応という課題となって専門家(集団)に新たな問いかけをしています。 たとえば、MRSAや結核が院内で同時期に複数病等で問題になりました。 これは手指衛生が不足しておこったことでしょうか。誰かが運んだ「伝播」でしょうか。...
View ArticleMRSAと分子疫学
ライリー先生の集中講義で学んだこと。 まず、「日本人」になじみのあるMRSAから。 なんのことだかさっぱり・・・な方のために日本語の関連資料を紹介しておきます。 「市中感染型 MRSA の遺伝子構造と診断(最新の知見)」感染症学会誌 総説 平成16年 6 月20日 「MLSTなどによるMRSAの分子疫学」 日本臨床微生物学雑誌 総説 17:3, 2007年...
View Article麻疹?と思ったら風疹だった、、と思ったらHIVも陽性だった
「発疹に強いよ」といえる方は、臨床でさまざまな経験(苦難の道)をされたのでしょう。 内科医にとっての皮疹については、2013年度若手医師セミナーで萩野先生先生が詳しく教えてくださいますのでお楽しみに。 現在、一般メディアでも報じられていますが、風疹が20−40代男性を中心に流行しています。...
View Article山口、宮崎、愛媛。 SFTSの続報。
山口県で把握された新しい感染症が、宮崎と愛媛でも確認されたというニュースがありました。 感染症のアウトブレイク、新しい感染症が認知されたときには、「実際問題、どれくらい広がっているんだろうねえ」ということが話題になります。...
View Article薬剤耐性 & ブタ肉 トリ肉 と その周辺
病院で、免疫抑制がかかった高齢者や疾患や治療の影響を受けているヒトでの多剤耐性菌の問題がときどきニュースになります。 院内感染させた病院に落ち度があるんじゃね?的事件報道指向な語りには疑問大ですが、もしもこのことを社会の危機ととらえて抜本的な対策をするならば、「その病院」だけを問題視してもしょうがない背景があります。...
View Articleダリワル先生の記事
湘南藤沢徳洲会病院(旧 茅ヶ崎徳洲会病院)に定期的に講義にいらしているダリワル先生先生がニューヨークタイムスに掲載されてました、、、と、臨床教育部門の具伊さんから教えていただきました。 タイトルは、 For Second Opinion, Consult a Computer? 2012.12.03 New York Times 医師のコンサルテーションに代わるコンピューターはあるのかな? です。...
View Article感染防御グッズの使用期限 と その周辺
年度末です。 職場が変わるひとは引き継ぎをしたり、引越しの準備をしたりとお忙しいシーズンですね。 あちこちから届いている書類も、絶対保存版から、どうしようかな系、即シュレッダー系と分類することだってかなり手間です。 食べ物のように、期限がプリントされていて、これはぽいっと捨てることができればシンプルなのでありますが。...
View Article女子にだけ風疹ワクチン と その周辺
現在、発生動向調査で把握されている風疹症例は、年齢と性別に偏りがあります。 8割が男性、30ー40代が多い。 HIVも似たような傾向がありますが、流行の背景が全然違います。 この世代は、先天性風疹症候群の発生予防のために、「女子だけにワクチン接種」をしていた世代であります。 特定の年齢層で免疫がありません。...
View Article香川>広島・庄原>広島大学
編集長、昨夜(というか本日の早朝)トリプルヘッダーの旅から戻りました。 2/14(Thu) 高松空港までは、飛行機で90分程度。その後半時間で市内に。 小一時間休憩後、香川大学医学部の横田先生の司会で講演。(120分強) 2/15(Fri) 翌日は高松駅>瀬戸大橋>岡山・新幹線>広島へ 広島駅前のホテルにCheck...
View Article略歴・肩書き・実績 と その周辺
春は花粉の季節であり、また異動の季節でもあります。 新しい仕事や学びの場での生活の準備をされている方も多いのではないかと思います。 その準備の準備の段階では履歴書とか、業績書の作成/提出に時間を割かねばならないことがあります。 そんなときにリポジトリのデータ整理があると便利です。 何それ。 初耳・・・・な方は下記ご参照ください。...
View Article[2月18日]ただちに使用中止を(ウイルスプロテクター)
消費者庁が2月18日に出した通知。 「次亜塩素酸ナトリウムを含むとの表示がある「ウイルスプロテクター」 をお持ちの方は直ちに使用を中止してください。」 きっかけになったのは、"医療機関から、3例のウイルスプロテクターによる化学熱傷の報告" 被害者が出たので危険アナウンス、です。 この首からぶら下げる「空間除菌剤」という商品は他にも販売されています。...
View Article【全国ライブ中継!】 2/22 若手医師セミナー 〜非専門医のためのリウマチ入門〜リウマチ・膠原病
2月22日は若手医師セミナーで、聖路加国際病院の岸本先生による非専門医のためのリウマチ入門を学びます。 2013年度の若手医師セミナーではこの科目の開講はありません(2014年度に開講します)。 そういえばちゃんときいたことないなあ、最新の情報知りたいなあという方はぜひこの機会をお見逃しなく! 新しい治療や考え方など、「昔とずいぶん違うなあー」と青木編集長もしみじみ・・・な内容です。...
View ArticleHealth Alert ; Rubella and CRS outbreak in Japan
Rubella outbreak spreading quickly Japan Times, Feb 8, 2013 -2011 "Japan experienced local outbreaks in 2011 after seven years’ absence. To cope with rubella infection including CRS, to which no...
View Articleギリシャでマラリア イタリアでチクングニヤ
すでに大学生が春休みシーズンで海外にでかけたりしています(卒業旅行はチャレンジャーも多く、複数国をバックパックで回ったりもします)。 帰国後受診することになる人も一定数います。 時期や病原体がわるいと新人研修に参加できなくなるような状況もおこります。 これから出発する方は事前にその国の「傾向と対策」を学ぶようおすすめします。 さて。...
View Articleなぜかダニに熱いメディア
専門家が問題じゃないかと指摘していることにはあまり反応しないで、 専門家が冷静にみている問題に、(あまり調べていない様子のまま)熱いメディアを興味深く見守っています。 「屋外に生息するマダニが媒介する新種の感染症「SFTS」で、国内で4人目の死亡が確認されました」 ニュース番組...
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