消費者庁が2月18日に出した通知。
「次亜塩素酸ナトリウムを含むとの表示がある「ウイルスプロテクター」 をお持ちの方は直ちに使用を中止してください。」
きっかけになったのは、"医療機関から、3例のウイルスプロテクターによる化学熱傷の報告"
被害者が出たので危険アナウンス、です。
この首からぶら下げる「空間除菌剤」という商品は他にも販売されています。
ノロやインフル騒ぎのときに大手メディアが扱った際にはネット上では批判されたり、健康被害の懸念をする医師の声が出ていました。
本来の感染対策が行われなくなるリスクもあります。
(リテラシーにも影響)
ほんの少し前に、ERのドクターからも関連のことで注意メールが来ていました。
その内容は、無知な人は気の毒だけれども、医療機関でも目にすることが多く、ちょっとびっくり、ということです。
先生が指摘をされていた記事を是非ご覧ください。
http://ameblo.jp/tai-gee/entry-11465414688.html
感染症の本筋の皆様、世の中の誤解やリスクを最小限にするため、必要な対策を地道に行うため、お問い合わせがあったときはよろしくお願いいたします。
参考
2010年11月11日 国民生活センター
二酸化塩素による除菌をうたった商品-部屋等で使う据置タイプについて-
"新型インフルエンザの流行とともに「新型インフルエンザ、パンデミック対策に」「お部屋の空気まるごと除菌」「ポンとおくだけ 空間に浮遊するウイルス・菌・ニオイを除去!」等として二酸化塩素による部屋等の除菌をうたった商品が市場で見受けられるようになった。
PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、二酸化塩素による部屋等の除菌をうたった商品に関する相談が、2005年4月から2010年3月末までに20件寄せられており、特に2009年度に多くなっていた。
そこで、二酸化塩素による部屋等の除菌をうたった商品について、使用中にどのくらいの二酸化塩素が放散されているのか等を調べ、消費者に情報提供することとした。"
日本広告審査機構 「「インフルエンザ対策」などとうたう室内噴霧液は問題では?(衛生用品)」
"A社は「室内噴霧液B」について、ホームページで、「新型インフルエンザ対策に!」「ウイルスの感染を阻止し死滅させる対策液」「ウイルス不活性化」「特長 インフルエンザ対策、大腸菌対策、サルモネラ菌対策」などと表現しており、また、その効果について「ウイルス阻止率100%(当社比)」とうたっていた。しかし、インフルエンザなど特定の疾病を予防するような表現や、大腸菌など特定の疾病の原因となる菌の名称を表示することは、薬事法により承認を得た医薬品にしか許されていないのではないか。また、ウイルスを「死滅」「不活性化」させるという表現は殺菌を意味するので、同じく薬事法に違反するのではないか。"
日本石鹸洗剤工業会 どこがどう違うのか…「滅菌」「殺菌」「除菌」「抗菌」などの用語
注意喚起の記事
フジエダファミリークリニックの日記 「二酸化塩素による除菌をうたった商品について 」
Openブログ 「◆ ウイルスブロッカーの危険性」
アポネットR研究会 「塩素除菌ブームの中、危険商品で健康被害」
「次亜塩素酸ナトリウムを含むとの表示がある「ウイルスプロテクター」 をお持ちの方は直ちに使用を中止してください。」
きっかけになったのは、"医療機関から、3例のウイルスプロテクターによる化学熱傷の報告"
被害者が出たので危険アナウンス、です。
この首からぶら下げる「空間除菌剤」という商品は他にも販売されています。
ノロやインフル騒ぎのときに大手メディアが扱った際にはネット上では批判されたり、健康被害の懸念をする医師の声が出ていました。
本来の感染対策が行われなくなるリスクもあります。
(リテラシーにも影響)
ほんの少し前に、ERのドクターからも関連のことで注意メールが来ていました。
その内容は、無知な人は気の毒だけれども、医療機関でも目にすることが多く、ちょっとびっくり、ということです。
先生が指摘をされていた記事を是非ご覧ください。
http://ameblo.jp/tai-gee/entry-11465414688.html
感染症の本筋の皆様、世の中の誤解やリスクを最小限にするため、必要な対策を地道に行うため、お問い合わせがあったときはよろしくお願いいたします。
参考
2010年11月11日 国民生活センター
二酸化塩素による除菌をうたった商品-部屋等で使う据置タイプについて-
"新型インフルエンザの流行とともに「新型インフルエンザ、パンデミック対策に」「お部屋の空気まるごと除菌」「ポンとおくだけ 空間に浮遊するウイルス・菌・ニオイを除去!」等として二酸化塩素による部屋等の除菌をうたった商品が市場で見受けられるようになった。
PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、二酸化塩素による部屋等の除菌をうたった商品に関する相談が、2005年4月から2010年3月末までに20件寄せられており、特に2009年度に多くなっていた。
そこで、二酸化塩素による部屋等の除菌をうたった商品について、使用中にどのくらいの二酸化塩素が放散されているのか等を調べ、消費者に情報提供することとした。"
日本広告審査機構 「「インフルエンザ対策」などとうたう室内噴霧液は問題では?(衛生用品)」
"A社は「室内噴霧液B」について、ホームページで、「新型インフルエンザ対策に!」「ウイルスの感染を阻止し死滅させる対策液」「ウイルス不活性化」「特長 インフルエンザ対策、大腸菌対策、サルモネラ菌対策」などと表現しており、また、その効果について「ウイルス阻止率100%(当社比)」とうたっていた。しかし、インフルエンザなど特定の疾病を予防するような表現や、大腸菌など特定の疾病の原因となる菌の名称を表示することは、薬事法により承認を得た医薬品にしか許されていないのではないか。また、ウイルスを「死滅」「不活性化」させるという表現は殺菌を意味するので、同じく薬事法に違反するのではないか。"
日本石鹸洗剤工業会 どこがどう違うのか…「滅菌」「殺菌」「除菌」「抗菌」などの用語
注意喚起の記事
フジエダファミリークリニックの日記 「二酸化塩素による除菌をうたった商品について 」
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アポネットR研究会 「塩素除菌ブームの中、危険商品で健康被害」