医師・薬剤師のための抗菌薬デジタルセミナー
臨床現場で役に立つ「医師・薬剤師のための抗菌薬デジタルセミナー」 本日の夕方6時半から放送開始です。タイトルは「結核」 結核は慢性の咳が出て、長期間服薬が必要な肺の病気・・なんていう固定観念を吹き飛ばして頂きます。 吹き飛ばすならば、この人以外考えられませんね。そう・・・ 武蔵野日赤の感染症屋、本郷偉元先生です。 もともとは薬剤師のため・・と始めた企画でしたが、今や1/4は医師も聞いて下さいます。...
View Article予算カット と アウトブレイク
来年なんかいアウトブレイクがあるかなー、ということは誰にもわかりません。 その規模も。 ひとたび死亡例や重症例が複数で足り、多数の人が影響をうけるような案件がおきると、そこに必要な人手や検査、検体の輸送など様々な費用がかかります。...
View Articleおいしそうである
食中毒のなかで「自然毒」というカテゴリーがあります。 山に入って、収穫してくるようなライフスタイルのある地域では鑑別の中にあがってくることも。 「和歌山県の岩出市の31〜48歳の男女5人が毒キノコのツキヨタケを食べて食中毒に」 です。 「県食品・生活衛生課によると、知人が奈良県内で採ったツキヨタケで、5日午後10時ごろに同市内でそれぞれ炒めて食べ、嘔吐(おうと)や下痢などを発症」...
View Article地道な調査の力 〜リスクの定性、定量評価を大事にしよう〜
きのこ関連の話の続きでもあるのですが・・ 感染症と話がそれますが、感染症の話にも通じるので、内部被ばくについての地道な取り組みを紹介したいとおもいます。 アピタルとMRICに掲載されたものの転載です。 臨床の先生が書いています。 311のあとに、実際におきている被害やリスクと、噂やネット、ヒステリー的に増幅された実質以上のリスクとのギャップが深刻になっています。...
View Article【Q&A】香坂先生のレクチャーから
ファイザーの薬剤師対象セミナーでいただいた質問について、香坂先生に回答をつけていただきました。 セミナーでのお話が前提になっていますので、一般化や特定の症例にあてはまるわけではないことをご了解ください。 香坂先生 お忙しい中ありがおつございました。 ----------------------------------...
View Article性感染症 と その周辺 (その2)
『王様も文豪もみな苦しんだ 性病の世界史』から。 性感染症はいつ頃から知られていたのか?ですが、、、 『旧約聖書』の「レビ記」に、淋病についての記載(15章1−2)。 そして、15世紀、兵士の移動とともに病気も移動して拡大。 当時問題になっていたのは梅毒えす。 フランス軍は陰部の苦痛を「ナポリ病」とよび、イタリアン人は「フランス病」とよびました。...
View Article10/20 第14回愛知県透析セーフティマネージメント研究会
透析関係の方からいただいが講義依頼で、免疫不全という視点で感染症のお話をします。 この案内は透析の施設にいっているとのことです。 申し込み先は中外製薬(今回の担当)のMRさんではないかとおもいます。 ------------------------------------------------------------ 第14回愛知県透析セーフティマネージメント研究会...
View Article10/19(金) 若手医師セミナー 須藤先生 「水・電解質、酸塩基平衡 その1」
金曜日は若手医師セミナー。 メイン会場のベルサール神田から全国200か所近いライブ中継会場に配信があります。 最寄りの会場がどこかわからない方は、ファイザーのMRさん(あるいは本社)におたずねください。 今回から2回、鉄壁のGIMで知られ、かつ腎臓内科がご専門の須藤先生によるお話です。 毎回 医師、医学生、薬剤師さんにご参加いただいています。...
View Article【受付開始】 11/26 京都 KIDS
医師、薬剤師の方ご参加いただいています。 感染症診療の原則を実際の症例でどう活用するのか? 感染症の症例カンファレンスをどうやって展開すると教育的になるのか? あるいは、 藤田先生やプレゼンターに煙に巻かれる青木編集長をみてみ たいという興味(?)、さまざまな関心でご参加いただければと思います。 今から編集長、怯えています。 (でたとこ勝負。やられたときの帰りの新幹線は重たい気分。ぼそぼそ)...
View Article日本で報告されたマラリア Plasmodium knowlesi(ProMed)
TwitterでフォローしているProMedで知った症例報告。 日本では初の報告、ということでの投稿です。 http://www.promedmail.org/の10月17日に掲載されています。 Published Date: 2012-10-17 12:57:44 Subject: PRO/EDR> Malaria, P. knowlesi, human - Japan: ex...
View Articleアナフィラキシーと思っていたら○○○だった
キノコの次はお魚の話。 先日、若手医師セミナーの控え室でGinger Medicine(しょうが内科)教室の御大である寺澤先生に教えていただいた話です。 ERの先生はよくご存知のようです。 いっけんアナフィラキシー、しかし○○○だったという場合。(臨床的には区別がつかず) 千葉大先生の八戸ドクターヘリブログ記事 「イワシの蒲焼で集団テロ??」 ブログ:日々是よろずER診療 「アナフィラキシー?」...
View Article日本脳炎ワクチン接種後の死亡のニュース
メディア報道だけではわからないことが多いのですが、本日複数の記事からわかることは以下のこと。 17日午後に母親と妹と受診し、妹ととともにワクチン接種を受けた10歳男児が、左腕に日本脳炎ワクチンを接種5分後に意識を失い、クリニックの看護師が119番。救急車到着時に心配停止。搬送先の医療機関で2時間半後に死亡確認。 基礎疾患等、他の因子についての情報は未確認。...
View Article[19日(金)15時締切] EBICセミナー(名古屋) 学生/研修医 優遇事前登録
10月27日(土)のEBIC研究会からのお知らせです。 詳細はこちらをクリック ------------------------------------------------------------------ ・事前申し込みの締め切りが10/19(金)15:00となっています。 ・10/19(金)15:00の時点で残席があれば、10/19(金)15:00から10/24(水)15:00まで...
View Article韓国で初めて報告されたウエストナイル熱症例
10月17日の韓国の報道記事からですが、初のウエストナイル症例が把握されたとのことです。 Korea Centers for Disease Control and Prevention (KCDC)が発表。...
View Article続報 日本脳炎ワクチン接種後の死亡のニュース
続報は、再びNHKの記事から。昨夜のもの。 「予防接種で死亡 冷静対応呼びかけ」10月19日 20時45分 "岐阜県美濃市で、日本脳炎の予防接種を受けた子どもがその後死亡した問題で、岐阜県内では、予防接種を一時的に見合わせる動きが出ていますが、各地の医療機関では保護者に冷静に対応するよう呼びかけています。"...
View Articleわかりやすい の落とし穴
難しいと「わかんねーよ」といわれるのでしょうが、わかりやすすぎる場合にも立ち止まって考えた方がよいことも。 つくる側にいる人からの指摘。 ---------------------------------------------- 『ドキュメンタリーは嘘をつく』第6章「わかりやすいマスメディア」 (途中から)...
View Articleリスク論 と その周辺
感染管理系で、リスクコミュニケーション(りすこみ)関連の問い合わせが増えているこの頃であります。 311の前と後では、一般社会におけるリスクコンシャスも変わってきているように思います。...
View Article続報 真菌で汚染された薬剤による髄膜炎アウトブレイク 1例目の詳細
メディアの2次情報ではなく、1次情報にアクセスすることが危機管理や意思決定において重要なわけですが、 米国の複数の州にまたがっておきている薬剤由来の髄膜炎アウトブレイク情報は、経時的にCDCのサイトで公的な報告を見ることができます。 Multistate Fungal Meningitis Outbreak Investigation Current Situationです。...
View ArticleLinezolidをXDR結核に
編集長が以前から指摘していたLinezolidの抗結核菌活性、今までIn vitroの話を中心としてきましたが、いよいよ人でもデビューとなりました。 何気なく使用しているキノロンやリネゾリドが抗結核活性を持ち、しかも時にXDR結核に効く・・という事になるとおろそかにできませんね・・カルバペネムやβラクタマーゼ阻害剤入りの抗菌薬にも同様な・・ 間違っても、「熱?...
View Article[事務連絡] Q & A 本郷先生「結核」(サンド・デジタルセミナー)
サンドのデジタルセミナー(ベッドサイドでのコンサルテーション力Up講座)は結核でした。 武蔵野赤十字病院感染症科の本郷偉元 先生にご講義いただき、いただいたご質問を東京女子医大病院の相野田先生に整理していただき回答集が完成しました。 やりとりは、時差にも負けず、太平洋をはさんでサンディエゴと東京で行われました(!)。 本郷先生、相野田先生ありがとうございました。 (青木編集長による補足も追加)...
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