9/21, 22 「第1回 かごんまGIM塾」
鹿島だけでなく鹿「児」島でも熱いＧＩＭの集いがありますよ！ 日本の発展をささえた地・学校薩摩の造士館になぞらえて、、です。かっこいい♪ 自主自立、積極先取の精神の強い西日本の空気を各地に広げたいですね〜。 鹿児島生協病院の小松先生からご案内いただきました。 ----------------------------------------------------- 「第1回 かごんまGIM塾」...
View Articleニューキノロンと食べ物 と その周辺
医者にもいかないし、薬なんかのまないもん！という生活をプライドにしていても、食べ物経由でいろいろな薬をとりこむ構造になっています。 大量生産、低価格で高い効率を求めるなかで、そういった介入が必要悪的にとして入ってきます。 一切の化学的なものを排除するのが目標かというと、病原体に汚染された食べ物を摂取するリスク（と、その代わりに手間暇かけてのコスト高）とのひきかえになります。...
View Article蚊にさされるな と その周辺
蚊はいやですね〜。 日本の虫よけはあまり効果がありませんので、海外にでかけたときにパワフルなものを購入して使っています。 DEETが何パーセントかっていう話。 あと、ぬってどれくらいもつのよ？です。 英国ＮＨＳはファーストエイドキット、虫よけ、コンドーム、基本的な薬剤などを持参すべしと解説しています。 コンドームも入れてあってさすがなのであります。 （旅行者ＳＴＤが多いし）...
View Article最近でかけているお店
最近グルメ情報すくないっすね・・・と若い人たちに言われたので、少しまとめて紹介です♪ 熱くて食欲も、ついでにお財布も・・・・な方もいらっしゃると思いますので、さくっと気楽に行けるお店シリーズにしました。 飯田橋駅： うどん「雅楽」 薬剤師向けセミナーをやっている「ベルサール飯田橋」すぐ近くにあります。 すごいモチモチのおうどん。 載っている具やお汁など、そのクウォリティにびっくり。...
View Article今朝、通勤中に涙した記事・・
NEJMの8/15号に米国のSafety netの漏れ・・とくにImmigrantに対するそれの貧しさを物語るPerspectiveが載っていました。 Perspective In the Shadows Hugo Scornik, M.D. N Engl J Med 2013; 369:598August 15, 2013 DOI: 10.1056/ こんな感じの話し。...
View ArticleDifficilerの世界
ICAACDVDの学び、暫くClostridium difficileです。 ディフィシラー（C.diffの専門家、興味ある集団）の話題 演者はDale N Gerding先生（カルガリー大学） まず、Controversyのセッション Guidelineなどをみると ＃１：重症度の軸では Mild:Metronidazole 500mg tid 10-14日 Sever:VCM 125mg...
View Article麻疹だけでよかったの？
各地で「うちの子の学校の先生が風疹になっちゃって」話を聞く機会がありました。 塾の先生、習いごとの先生・・・などバリエーションはいろいろです。 子供たちは２回接種のグローバル基準Kidsですが、昭和な人たちは接種をしたか どうか定かではない、記憶があいまい、記録がない、風疹かどうかもわからない、 とかなり辛い状況にあります。 そして、風疹の流行の影響を受けました。...
View Article検査のおすすめ と その周辺
8月12日の日経メディカルオンラインに「判例解説●大阪地裁2007年7月30日判決 HCV検査勧めるも患者受けず、医師の説明・説得に過失」という記事がありました。 医療者にも、市民にもいろいろなことをなげかける（わかりやすい）記事です。 シンプルにいうと、医師が検査を勧めたが、患者が自分の判断で受けなかった。患者が死亡したあとに、それは医師の落ち度として責任を追求した、というものです。...
View Articleレッドカード、イェローカードとMRSAの相関関係
今日もICAACDVDの学び、感染管理の話題。 「サッカーでレッドカード・イェローカードを貰いやすい選手の出身国はMRSAが多い」 具体的には・・ ・ギリシャやイタリアなどの選手はカードを貰いやすく、母国にMRSAが多い。 ・オランダやスゥエーデンの選手はカードを貰いにくく、母国にはMRSAが少ない。 E.Meyer先生らの研究による 掲載：Infection 2012, Aug 5号...
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痛みや屈辱は嫌ですよね・・・
編集長、夏休みをいただき海外に逃避リフレッシュ中であります。 そのうち面白い写真なども届くでしょう。 編集長への急ぎの問い合わせは idconsultofficeあっとgmail.comへおねがいします。 さて。 先日、メディアドクター研究会という勉強会に参加してきました。 毎回感染症の話題というわけではなく、今回はHPVワクチン（子宮頸がんワクチン）がテーマだったためです。...
View Article耐性菌もここまで来たか・・！！
グルタラール 製剤は高水準消毒薬の中でも、病原菌に対する殺菌力が 一番高い消毒薬です。 芽胞を持つ微生物も含め、全ての微生物を死滅させる働きがあります。 の筈ですが、何と、グルタラール 製剤に耐性の緑膿菌の報告が院内感染症のTop papersに紹介されていました！！ 結語として： This is the first description of a pseudo-outbreak caused...
View ArticlePCV13
もうすぐ新しいタイプの携帯やパソコンが出るとなったら。 待つ人と（様子見）、さくっと切り替えの人といますね。 薬やワクチンで「ギャップ」が言われる日本ですが、先に他の国での使用実績を観察してから導入するというアドバンテージもあります。...
View Article感染症学会 予防接種委員会
日本の行政は、特に問題ないなら現状維持、いまよりより良く自ら改革はしないのが原則（例外はある）。 でも、自ら何とかせよと言われてるのでこれからがシーズンの予算関係の計画や調整では10%ずつ減らす算段をしなくてはなりません。 そんなところに、あれこれそれ、を改善せよというときに、誰ががいうと「えー学会や専門家はそんなこといってないんじゃ」と言われることがあります。...
View Articleセレウスと菌血症 と その周辺
セレウスでのアウトブレイク？なニュースがありました。 キャリアブレインの記事はこちら 菌血症のモニタリング、対応の早さ、さすが がんセンターです。 患者の発熱の原因の検討の甘い施設、複数症例を見渡しての分析をする仕組みがない病院だとこういった問題は全く早期探知されません。 血液培養検査も迅速に行われているからわかったケースです。...
View Article清拭車とルンバ と その周辺
セレウス菌のことがニュースになっていたので「キレイ」の話をもうひとつ。 関連のアウトブレイク事例や研究はたくさんあるのですが、そこで「清拭車」という言葉がでてきます。 いえ、車ではありません。水をいれてスイッチオンすると、高温蒸気がでて、いれて置いたタオルが程よい温度になる、というものです。 したに車輪がついて可動式なので車と書くのだとおもいますが、ルンバのようなものではございません。...
View Article院内ムーブメント
若手の皆様にお話するときは笑い話になっているのですが、 「ゆにばーさるぷりこーしょん」とか「さーべいらんす」という音声になじみがなかった人は、「そんなの絶対日本に定着しないぞ！」といっていましたし、 「けつばいにせっと」という音声になじみがなかったときは、提案する人に冷ややかな視線が向けられた時代もありました。...
View Articlemiltefosine
涼を求めて水遊び、は世界で行われていることですが、溺れる以外にもリスクがあります。 淡水で寄生虫に感染、です。 米国CDCの最新号に、PAMの治療としてmilteosineをCDCから入手、についての記事がありました。 Investigational Drug Available Directly from CDC for the Treatment of Infections with...
View ArticleＢ型肝炎 2013年8月
予防接種・ワクチン部会の会議が、いまだかつてないペースで開催され、急ピッチで話がつめられています。 2013年の3月19日の衆議院厚生労働委員会で、（Hib、肺炎球菌、HPV以外の）残る水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、B型肝炎の 4ワクチンについても、「安定的なワクチン供給体制や継続的な接種に要する財源を確保したうえで平成25年度末までに定期接...
View ArticleHPVワクチンの話題 2013年8月
今、うける質問の多くは 「HPVワクチン接種したほうがいいですか」 「HPVワクチンは今後どうなるんでしょうねえ」ですが、 保護者の方か多いのは、1回あるいは2回目を接種して、ニュースやその他の事情でそのあと接種していなくて間があいちゃったんですけどこの後どうすればいいんですか？です。...
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セレウスと免疫と報道 と その周辺
免疫って何？な方にはこちらの子供向け絵本。 からだをまもる免疫のふしぎ羊土社 がんセンターにどのような患者さんがいて、患者さんたちを守るために医師がどのような視線で取り組んでいるかを学びたい人にはこれ。 がん患者の感染症診療マニュアル南山堂 もっとがっつりとか「免疫不全」まで語りたくなったらはこちら。 病院内/免疫不全関連感染症診療の考え方と進め方 (IDATEN感染症セミナー)医学書院...
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