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Channel: 感染症診療の原則
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PCV13

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もうすぐ新しいタイプの携帯やパソコンが出るとなったら。
待つ人と(様子見)、さくっと切り替えの人といますね。

薬やワクチンで「ギャップ」が言われる日本ですが、先に他の国での使用実績を観察してから導入するというアドバンテージもあります。

この秋にコンジュゲートの肺炎球菌ワクチンの13価が使えるようになるわけですが、この場合は7価との違いを気にして見送るよりも、より広い効果を期待して変えるのがデフォルトです。
最初からPCV13になる場合と、途中までPCV7で残りを13にという場合があります。

新しいワクチンは値段も上がるようですが、厚生労働省の会議にあった資料によると、ファイザーはこの年度内はPCV7と同じ価格にすえおき、新年度から新価格にするようです。

これはキャンペーン価格ではなく、定期のワクチンため、年度ごとに自治体や医療機関が予算・契約をくんでしまっているためです。
個別対応したら行政もパンク、病院も混乱。

日本で(10年遅れの)PCV7か承認されたその日に米国で承認されたPCV13を輸入ワクチンとしてご自分のお子さんに接種した医師ご夫婦が複数います。
特別な問題はきいてません。

日本に帰国したら7しかなくて困った!な元駐在員の方も、輸入しているクリニックを紹介して対応しました。

これでまた少しギャップがうまります。

高齢者にはどうするのかも、間もなくこれから聞こえてくるでしょう。

心配は延期されないようにすることです。待ってる間のリスクを理解していただく必要があります。

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