各地で「うちの子の学校の先生が風疹になっちゃって」話を聞く機会がありました。
塾の先生、習いごとの先生・・・などバリエーションはいろいろです。
子供たちは2回接種のグローバル基準Kidsですが、昭和な人たちは接種をしたか
どうか定かではない、記憶があいまい、記録がない、風疹かどうかもわからない、
とかなり辛い状況にあります。
そして、風疹の流行の影響を受けました。
昨年の9月は、渡航先から帰国した教員が発端となった宮崎の麻疹アウトブレイク
が話題になっていたのですが、今年は風疹です。
(来年ムンプスだったり百日咳だったらどうしよう・・・)
学校関係者からも、実習前に確認するのは麻疹だけではまずくないですか?という
質問をよくうけます。
逆になぜ「麻疹だけ」な状態なのか、誰かのせいにしないで、根本的な問題や
そもそもなんのためなのかを考えるチャンスではないでしょうか。
厚労省から医系な人が常にひとりいる文科省でありますが(一人だけではつらいかも)
昨年9月に出していた通知は以下のとおり。
(なぜこの時期に?ですが)この秋にはじまって年度末までに方針が出るらしい国
の風疹対策の中に、また文科省の対策を改訂するような情報も入るのかもしれません。
で、ムンプスや水痘はいいんですか?とか、
B型肝炎ワクチンは?とか、
そういった疑問が残るわけです。
子供のワクチンの定期化のタイミングで、人に直接関わる仕事をする(医療者や教育
関係者)の人のワクチン接種歴や罹患歴のことも見直す良いチャンスですね。
・・ということを提案できる学校医や地域の感染症対策リーダーがいるかどうかですが。
宮崎の事例の詳細はこちら:
「タイから輸入されたD8型による麻疹集団発生事例―宮崎県
(IASR Vol. 34 p. 33-34: 2013年2月号)
改行や色はby編集部。
-----------------------------------------------------------------------
事務連絡
平成24年9月19日
各国公私立大学事務局
各国公私立高等専門学校事務局 御中
各都道府県私立学校主管課
各都道府県・指定都市教育委員会学校保健主管課
文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課
教職員からの麻しんの感染拡大について(注意喚起)
学校の設置者及び学校においては、地域の保健部局等と連携の上、「学校における麻しん対
策ガイドライン」(平成 20 年3月 国立感染症研究所感染情報センター作成 文部科学省・
厚生労働省監修)をご活用いただき、学校における適切な麻しん対策をお願いしているとこ
ろです。
今般、宮崎県において、教職員が麻しん患者となり、複数の同僚に感染が拡大する事例が
生じました。当該教職員が勤務する学校は臨時休業となりましたが、現在も感染の拡大が続
いています。
「学校における麻しん対策ガイドライン」では、学校の職員が学校における麻しん流行の
端緒となることも危惧されるため、そのようなことが起きないようにするために、日常的に
児童生徒に接する機会のある全職員に対して、適切に対応することを求めています。
各学校及び学校の設置者においては、特に下記の点について実施いただきますようお願い
します。なお、都道府県教育委員会及び都道府県私立学校主管課におかれては、域内の市区
町村教育委員会及び所管の学校(専修学校・各種学校を含む)に対しても周知されるようお
願いします。
学校における麻しん対策ガイドラインの確認及び実施(別添参照)
特に、学校の職員の罹患歴及び予防接種歴を確認し、未罹患か
つ必要回数の接種が未了の者に対し、接種を推奨すること。
また、麻しん発生時においても、関係機関と連携し、迅速かつ適切に対応すること。
(参考)「学校における麻しん対策ガイドラインについて」
http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/08040804.htm
(本件照会先)
文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課保健指導係
TEL 03-5253-4111(内線 2918) FAX 03-6734-3794
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塾の先生、習いごとの先生・・・などバリエーションはいろいろです。
子供たちは2回接種のグローバル基準Kidsですが、昭和な人たちは接種をしたか
どうか定かではない、記憶があいまい、記録がない、風疹かどうかもわからない、
とかなり辛い状況にあります。
そして、風疹の流行の影響を受けました。
昨年の9月は、渡航先から帰国した教員が発端となった宮崎の麻疹アウトブレイク
が話題になっていたのですが、今年は風疹です。
(来年ムンプスだったり百日咳だったらどうしよう・・・)
学校関係者からも、実習前に確認するのは麻疹だけではまずくないですか?という
質問をよくうけます。
逆になぜ「麻疹だけ」な状態なのか、誰かのせいにしないで、根本的な問題や
そもそもなんのためなのかを考えるチャンスではないでしょうか。
厚労省から医系な人が常にひとりいる文科省でありますが(一人だけではつらいかも)
昨年9月に出していた通知は以下のとおり。
(なぜこの時期に?ですが)この秋にはじまって年度末までに方針が出るらしい国
の風疹対策の中に、また文科省の対策を改訂するような情報も入るのかもしれません。
で、ムンプスや水痘はいいんですか?とか、
B型肝炎ワクチンは?とか、
そういった疑問が残るわけです。
子供のワクチンの定期化のタイミングで、人に直接関わる仕事をする(医療者や教育
関係者)の人のワクチン接種歴や罹患歴のことも見直す良いチャンスですね。
・・ということを提案できる学校医や地域の感染症対策リーダーがいるかどうかですが。
宮崎の事例の詳細はこちら:
「タイから輸入されたD8型による麻疹集団発生事例―宮崎県
(IASR Vol. 34 p. 33-34: 2013年2月号)
改行や色はby編集部。
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事務連絡
平成24年9月19日
各国公私立大学事務局
各国公私立高等専門学校事務局 御中
各都道府県私立学校主管課
各都道府県・指定都市教育委員会学校保健主管課
文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課
教職員からの麻しんの感染拡大について(注意喚起)
学校の設置者及び学校においては、地域の保健部局等と連携の上、「学校における麻しん対
策ガイドライン」(平成 20 年3月 国立感染症研究所感染情報センター作成 文部科学省・
厚生労働省監修)をご活用いただき、学校における適切な麻しん対策をお願いしているとこ
ろです。
今般、宮崎県において、教職員が麻しん患者となり、複数の同僚に感染が拡大する事例が
生じました。当該教職員が勤務する学校は臨時休業となりましたが、現在も感染の拡大が続
いています。
「学校における麻しん対策ガイドライン」では、学校の職員が学校における麻しん流行の
端緒となることも危惧されるため、そのようなことが起きないようにするために、日常的に
児童生徒に接する機会のある全職員に対して、適切に対応することを求めています。
各学校及び学校の設置者においては、特に下記の点について実施いただきますようお願い
します。なお、都道府県教育委員会及び都道府県私立学校主管課におかれては、域内の市区
町村教育委員会及び所管の学校(専修学校・各種学校を含む)に対しても周知されるようお
願いします。
学校における麻しん対策ガイドラインの確認及び実施(別添参照)
特に、学校の職員の罹患歴及び予防接種歴を確認し、未罹患か
つ必要回数の接種が未了の者に対し、接種を推奨すること。
また、麻しん発生時においても、関係機関と連携し、迅速かつ適切に対応すること。
(参考)「学校における麻しん対策ガイドラインについて」
http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/08040804.htm
(本件照会先)
文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課保健指導係
TEL 03-5253-4111(内線 2918) FAX 03-6734-3794
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