ICNのためのキャリアデベロップメント講座(HAICS)
NPO法人 HAICSは、感染管理の専門家がいない/少ない医療機関のサーベイランス導入を支援しているほか、年に2回、感染管理認定看護師を対象にしたセミナーを開催しています。 在宅、歯科、眼下の感染制御支援も行っています。 詳細はこちら この7日と8日は、都内でナースのためのセミナーが開かれています。 会場いっぱいの参加者。300名近いICNが参加されています。...
View Article狂犬病の輸入症例 2011年(MMWR)
2011年、米国ニュージャージー州でヒトの狂犬病症例が報告されました。 Imported Human Rabies ― New Jersey, 2011 MMWR January 6, 2012 / 60(51);1734-1736 目の前の患者さんに狂犬病を考えるかどうかは、症状、渡航歴、動物曝露状況などの情報にかかってきます。...
View Article放射のう に効く〇〇
もうすぐ2011年3月11日震災から1年近くになろうとしています。 危機感は時間とともに薄れていくものですし、 ずっと緊張状態にあることは負担なので、自分自身が納得する情報や意味づけをさがして一定のところで(個人の中では)おちつきます。 (事実と解釈は異なる)...
View Articleステルス
米国ペンタゴンにして、ソーシャルメディアの専門家を募集する時代なのだそうです。 Pentagon Seeks a Few Good Social Networkers 情報をいろいろ見渡してい自分で考えよう、なんですが、全部自分で判断するのはたいへんなので、信頼を置くひとの意見を参考にしたりします。 先日、「食べログ」にやらせの記事!というニュースがありました。...
View Article不適切な処置による肝炎のアウトブレイク 『A Never Event』
2008年1月、米国のネバダ州の感染症サーベイランスシステムが、急性C型肝炎のクラスターをキャッチします。 じつはそのクラスターとは「2例」なのですが、通常年間4例程度のため、担当者が調査を始めます。 この2例、ある内視鏡クリニックで同じ期間に検査を受けたということが共通していました。...
View ArticleH5N1疑いの死亡例@ジャカルタ
ECDCは年末からの香港でのトリのH5N1→中国でのH5N1に対してのRapid Responseとしてリスクアセスメントの結果を4日に発表しました。。 アナウンスシート こういったことを適宜専門家がモニタリングして、必要な情報を流してくれる(何かすべきか、しなくていいのか)、そしてそれは信頼できる、というのが危機管理の理想のように思います。 (いきあたりばったりはそれだけで怖い)...
View ArticleFORTHに登録しよう
海外渡航をする人の健康を守るための情報を発信している検疫所のサイトFORTHが、予防接種できる医療機関のデータベースを新しくしようとしています。 関連の施設はぜひ登録にご協力を。 こちらから 更新登録期間:2011年12月19日(月)〜2012年1月31日(火)だそうです。 患者さんや医療者自身が、探したいのに見つからない〜と困ったときに調べやすくなりますね。...
View ArticleHIV陽性MSMの急性C型肝炎治療後のC型肝炎
AIDSに掲載されている、オランダからの報告。 HIV陽性のMSM(男性とセックスをする男性)で、急性C型肝炎がブレイクしていることは、先進各国からここ数年報告があり、危険な性行為が継続していることについて注意喚起が行われています。 当事者にとっては、HIVの治療を難しくしたり、生命予後に関わる話でもあり、知識と予防のための情報提供や養育がコミュニティや医療者の課題となっています。...
View Article【応募締め切りは27日】 FETP14期生募集
国立感染症研究所実地疫学専門家養成コースの応募締め切りは今月の27日です。試験は2月17日です。 FETP修了生からのメッセージなどもぜひ参考に。 「ちょっと迷っている」 そりゃまよいますよね。 「実際にどんな内容なのか修了生に聞いてみたい」 2年をささげるからには、あたりまえですよね。...
View Article【ライブ中継会場あり】 香坂先生「循環器・心電図」(1/20 若手医師セミナー)
今週の13日の金曜日はサンドの感染症コンサルテーション力Up講座の「症例検討」ですが、 来週金曜日は若手医師セミナーです。 今年度の若手医師セミナーも残すところあと2回になりました。 いよいよ、慶應義塾大学の香坂先生による循環器のお話です。 香坂先生が考える“目の前に初期研修がいたら、「これだけはこの2年でわかっていてほしい」内容とは!?”です。...
View Article杏林大学呼吸器内科のカンファレンスにでかけてきました
16:53。杏林大学に到着。 杏林の呼吸器内科といえば、学生や研修医の人気も高く、現在医局には27名もいるそうです。 ブログ「あんずの呼吸」も人気に一役かっていることでしょう。 来年入る人も複数決まっているとか。 自由な空気と、面白いキャラの指導医が人気の秘訣でしょうか〜。 (後藤先生の目力に毎回クラっときます) さてさて。カンファレンスです。 参加した皆さん、おとなしく真面目。...
View ArticleISTM のCertificate of Knowledge Review Courses
Travel MedicineのCertificateコースを受ける日本人はじわりじわりと増えています。 もっているからなんだということではないのかもしれませんが、この分野を勉強・整理する動機づけとして、自主的に取り組む方が多いですね。 Certificateはぜひ診察室に飾って、患者さんの安心につなげてください(^^)。...
View ArticleE型肝炎ワクチン開発、のニュース
ワクチンの製造については、安全性の基準があって、少なくともWHOからおすみつきをもらわないといけないことになっています。 2011年3月に中国がWHOからその基準をクリアしたと認められました。新華社通信 2011年3月1日 グローバル市場で、ワクチンは大きな利益を生むといわれていますが、ここに中国が参戦してくることについての影響は大きいのではないかと思います。 China Readies Big...
View Article今日はWEBで感染症のカンファレンスです〜
今日はサンドの薬剤師のための感染症コンサル力Up講座の最終回です。 ベッドサイドにでむく薬剤師さんが増えているそうです。 そこでドクターと会話をスムーズにするには、こんなことを勉強したらいいのではないか?という提案コンセプトでやってまいりました。 今日は3例用意しています。 先日、スライドを見せていただきましたが、ちゃんと今までの復習ができるようになっていました。...
View Articleハイテク in Rural area
ライデン大学は江戸時代に長崎に滞在し、医学のみならず多くの分野で活躍したシーボルドと密接な関係がありますが、ここから昨年のICAACで非常に興味深い報告がありました。(Leiden Univ. Dr. Jaco Verweji: molecular diagnosis of helminth infection) 簡単にいうと、寄生虫をPCRで見つける・・。超田舎で電気も怪しいところで?...
View Articleポリオワクチン なう
不活化ポリオワクチンの情報を探して検索をされる一般の方(医療者ではない方)が増えて、ときどきアクセス数がどっと増えます。 自宅近くで接種できるところはないか?と探す親御さんも増えています。 ポリオの会の皆さんが支援をしてくださっています。 日本の直近ニュースとしては、4種混合ワクチンが承認申請されたということがあります。 また、神奈川県が知事のイニシアチブで、県内で接種できるようにしています。...
View Article【満員御礼】 3/10と11 基礎から学ぶHIV感染症診療セミナー@新宿
下記のセミナーは定員となったため、受付を終了しました 関心をお持ちのみなさま。ぜひまた来年チャレンジしてください。お待ちしております(^^) -------------------------- 東京医科大学 臨床検査医学講座 大瀧 学先生からのアナウンスです ホームページはこちらから ※リンク先を新しいHPのほうに修正しました 青木編集長はこの講座の仲間でもあります(客員教授)。...
View Article【御礼】デジタルセミナー第5回終了
配布したIDパスワードは2000をこえ、開始間際、開始後も「IDパスワードください」という電話があったそうです。 いろいろ対応していただいたサンド株式会社の皆様、毎回中継をしてくださったデジコンのみなさまありがとうございました。 デジコンさん。 そして、お忙しいなか毎回熱心に聞いてくださった皆様ありがとうございました。...
View Article「HIV感染、無断で通知」の報道から
医療者、医療系学生でHIV陽性…の相談は時々受けますが、基本的にはこれまでと同じように働いてください、です。(結核病棟への異動や配置はやめてください) 1月13日に「HIV感染、無断で通知 看護師が病院提訴」というニュースがありました。...
View ArticleNorth CarolinaとHIV感染症
編集長が1984年に初めて、3人目の日本人としてLexington、KYを訪れた時、内科病棟にはかなりのKS患者さんが横たわっていました。 1984年はHIVが発見された年でもありました。 「留学とほほ」の記事でも紹介しましたが、誰にとっても留学直後は文化も言葉も異なり苦労が絶えないものです。 そんな編集長を助けてくれた仲間の多くがNorth...
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