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Channel: 感染症診療の原則
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ステルス

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米国ペンタゴンにして、ソーシャルメディアの専門家を募集する時代なのだそうです。
Pentagon Seeks a Few Good Social Networkers

情報をいろいろ見渡してい自分で考えよう、なんですが、全部自分で判断するのはたいへんなので、信頼を置くひとの意見を参考にしたりします。

先日、「食べログ」にやらせの記事!というニュースがありました。

周囲の受け止めは「そういったことも、まあ、ありうるよねえ」といったかんじで、100%信用なんか最初からしてない、、といわれました。

たしかに食べログで探してはでかけていません。
周囲で「この人グルメよねえ」と一目置く人が数名いて、その人たちがよかったと解説するところに出かけるのが第一セキュリティになっています。

なぜこの人たちなんだろう?
−この方たちはすべてを絶賛せず、よくなかったことも教えてくれるから
−実際に信じてでかけたらよかった体験でもってその信頼が強化されているから

ですね。

当ブログでは、よかったなあ、と思うところや物の紹介をしますが、実はその逆をしてません。正直にいいますと、心が折れるほどに「うう、まずい」というお店にあたる重症事故もときどきあるのですが(しばらく立ち直れない)。

ネガティブな情報はそのお店や製品の信頼に関わりますし、個人の好みの問題もあるのでは?「良かった。さいこー」と思う人もいるかもしれない、と考えるからです。
そう考えると、おすすめ情報記事だけのせる当ブログの信頼性はいまいちです(--;)はい。ま、そういうことでおねがいします。


日経新聞に連載されている藤代裕之さんの記事で勉強しました。
「なぜ口コミは大切なのか。食べログ問題をきっかけに考える」


昨日は、ネットでステルスマーケティングの事例を見ました。

すごいな、と思ったのは「某社の某製品を同じような文章で芸能人が紹介している」という事実に気づいた人が、その分析とともに紹介している内容です。

マーケティングも、そりゃすげえ、なんですが。
みつけて解説している人もすごい。(これがマーケではなく偶然の一致だったらもっとすごい)

ほかにもありそうですね。

感染症の領域でも、製薬会社の口上をそのままマイクで語っているとフロアで苦笑しちゃいますけどね。

発信力の鍛え方 (PHPビジネス新書)PHP研究所

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