BERTRAND RUSSELL
THE CHIEF CAUSE OF FAILURE AND UNHAPPINESS IS TRADING WHAT WE WANT MOST FOR WHAT WE WANT IN THE MOMENT BERTRAND RUSSELL 失敗や不幸の主たる原因。それは我々が本当にしたい事の代わりに、今したい事を(刹那的に)選んでしまう事にある。バートランド・ラッセル(編集長訳)...
View Articleおかしいことは おかしい という。
Togetterにまとめができていました。 「シオノギ製薬のインフルエンザCMに対する批判的な反応まとめ」 Facebook等でも、現場の先生の怒りやアクションが紹介されていました。 誠実な先生方のまとめ。 大変勉強になります。 「年末から医療従事者の間でひどいと話題になっていた塩野義製薬の抗インフルエンザ薬のCMについて」 「塩野義製薬のインフルエンザの啓蒙CM・サイトについて」...
View Article電車の中の苦い思い出
青木編集長が、もと「走り屋」だったとか(沖縄時代)いまでも「テツ」であることは、一緒に居酒屋等にいった方はご存知かとおもいます。 「はたらく車系」が好きな(心は永遠の少年)60歳です。 特に好きな電車ではありますが(編集長は口語では「列車」とか「汽車」と表現しますが)トラウマもあるそうです。 それは、、、善人として席を譲ろうとして、先方にたいへん不愉快な思いをさせてしまったことがある、という話。...
View Article1/14「真菌感染症のマネジメント」サンド デジタルセミナー
みなさま。 1月5日までの再視聴はご堪能いただけたでしょうか。 明日は虎の門病院の荒岡先生にお願いをしている「真菌感染症のマネジメント」の講義の日です。 抗真菌薬を理解するためには、真菌感染症がどのようにおきてくるか、病態の理解が基本です。 まずは、共通言語をもつために、どのあたりがポイントかを一緒に学びましょう。...
View Article想定外の安全性モニタリング
安全かどうかは、個別の医薬品や食事での話(状態や量など)、また、それに曝露する個人の個体差の問題とあって、話はあまりシンプルではありません。 比較対照群を持たないデータや、サンプル数のうんと少ないもの、後ろ向きに集めたものなど、解釈の際の限界の多い数字もあります。 意味が無いということではないですが、「限界」(解釈上の注意)を踏まえておくことが重要になります。...
View Article梅毒病院 とか 梅毒専門医
最近はその説にいろいろ疑義の出ている「コロンブスの一行が新大陸から持ち帰った」梅毒。 コロンブスの一団がハイチに到着したのが1492年( 意欲に燃えるコロンブス、と覚えました )。 ヨーロッパでひろがっちゃったよ!?が1495年 ( そんなにすぐ広がる? ) で、中国で記録されたのが1505年( 飛行機ない時代に? ) 日本には1510年の記録があるそうです。...
View Article還暦は今日も行く
編集長は西へ東へ・・今日も東奔西走、耐性菌減らし患者を守るべく走り回ります。 昨日から来週前半までは、銚子>大阪>大阪>京都>東京・・ 米国における耐性菌による医療費の負担は〜十億円の世界、〜百万の患者が命を落としたり健康被害を受けています。 以下はCDCから頂いた米国における2013年の「問題児」リスト。日本のそれと殆どIdenticalです。 Urgent Threats...
View Articleノロ で オロオロしないための "その周辺"情報
ノロウイルスは年間を通じて生息して事件を起こしますが、他の病原性微生物同様、「お元気なシーズン」がありまして、この寒い時期には感染して多数の人が発症するという現象が毎年観察されています。 感染力が強いので、うっかり手をぬいたら家族内全員感染(ノロわれた家族)になったりしますし、 仕事で食べ物を扱う人(food...
View Article第2回西日本小児感染症勉強会
製薬会社の関与なく、地域で協力しあいながら 勉強会を運営しているグループが増えました。 病院や大学の会議室や講堂を活用し、高い交通費の必要な講師招聘ではなく、地元で持ち回りで分担するなど工夫はいろいろあります。 大なり小なりどなたにも手伝えることがあると思いますので、ぜひ運営の方に声をかけ、地域でもりあげていただければも願っています。...
View Article症例検討会 轟沈記
編集長、大阪、大阪、京都の旅を続けております。 昨日は泣く子も黙る「市立堺病院」の強烈な症例検討会にさらされてきました。 え?? 首尾は?? 決まってるじゃないですか・・三球三振、木っ端みじん、撃沈・轟沈でありました。 それにしても、生まれて初めて見る症例、最後に「◎◎◎も可能性あるが、堺だから◎◎◎ではないはず・・」と言って自分で墓穴を掘りました。...
View ArticleICAAC Online ディフィシラー#6 CDI再発予防にVCM?
ICAACの学び、CDIが続きます。 本日はカナダ、ケベック州、Sherbrook 大学のレジデントPhilippeMartin先生 題目: VCMはCDI再発予防に有用か? 背景: ・CDIの危険因子には:age, immune down, long hospitalization, antibx not for c.diffなどが知られる。...
View ArticleICAAC Online ディフィシラー#7 VCM125mgは250mgよりも弱い?
ICAAC OnlineディフィシラーSeries終わり宣言しましたが、Session038に大事なのが残ってた・・!! 演者は薬剤師: Phillip Chang先生 @ Montefiore hospital New York 題目: バンコマイシンの効果は「Low dose 対 High dose」で違うか? 研究デザイン: ・後ろ向き ・投与量は125mg qid対250mg qid...
View Article2/23 堺臨床道場
藤本組からご案内をいただきました♪ //////////////////////////// 昨年多くの参加をいただき、大好評だった『堺臨床道場』第2弾のお知らせです! 昨年より更にパワーアップしてお届けします! 初期研修医が日々の臨床で感じる疑問… 「この身体所見のとり方、本当に合ってるかな?」 「感染症ってなんとなくやっているけど自信ないな…」...
View Article疑わないと診断不可能だろう・・
Q熱(Q fever)とは、人獣共通感染症のひとつ。リケッチアの仲間、Coxiella burnetii全世界(ニュージーランドなどの一部除く)で発生が見られる。Q熱の語源は、英語の「不明(Query)熱」に由来。日本でも年間20-30例程度のヒトの報告があるとされるが、慢性期のQ熱は疑わないと診断不可能だろう・・・ 演題: ・ポスターSession L-207 「Histopathology...
View Article抗菌薬と患者のあいだにあるもの by 山口征啓先生
山口先生の昨晩のLecture、素晴らしいの一言でした。(2時間半の熱演。本人はそれでも話し足りない・・) 一週間、当直を絶ち、酒を断ち、色々と絶ち、すべてをこの講演のために力を注いで下さったのです。タイトルは 「ベッドサイドでの感染症アセスメント 〜抗菌薬と患者のあいだにあるもの〜」 感染症診療の原則に始まり、脱CRPの教理、患者面接の技法・・など臨床薬剤師ならば絶対聞きたいという内容でした。...
View Article将来を決めるもの
The future depends on what we do in the present. Mahatma Gandhi (編集長訳:我々の将来は、我々が今、何をなすかによる マハトマ・ガンジー) 現在も地域によりダラダラと続く風疹。今、ワクチンを徹底すれば、まず防げるCRS。他方、「まだ1万人・・」では、これからも生じるCRS. The future depends on what we...
View Article消えたペニシリン
発見されたのは1928年。つい最近。 (14年後の2028年で100周年) 参考: A Happy Accident: Fleming’s Penicillin Pfizer 「世界を変えたカビ」 抗菌薬が広く使えるようになるまで、感染症でバタバタ人が死ぬような日常もあったわけですが、、新薬開発と耐性菌とのいたちごっこのこの時代に、「今でも安心してペニシリンでいける」感染症もあります。...
View Article二つの「新しい」の日
先日は、二つの「新しい」の日でした。 #1:一つ目の「新しい」 それはICAACOnlineのLecture (Barbara McGovern先生)。勿論、天下のICAACですから「新しい」があるのは当たり前。それでも、やはり驚愕したのがこれ。 それはHCV感染症における肝生検の位置づけです。...
View ArticleChinese Proverb
Habits are cobwebs at first; cables at last. Chinese Proverb (編集長訳:習慣は最初は蜘蛛の糸のようだが、あとあとは縄(強い縛り)になる。 >>習慣は初期は簡単に変えられるが、長くなると簡単には変えられない。中国の諺) 以下、編集長が強く縛られている祇園のSlow foodをどぞ・・
View Article[荒岡先生Q&A] サンドデジタルセミナー 真菌感染症のマネジメント
相野田先生に監修をお手伝いいただき、さっそく感染したQ&Aです。 お忙しい中ご回答をいただきました荒岡先生 ありがとうございました。 2013年度第4回 真菌感染症のマネジメント 講師 感染症コンサルタント青木 眞 虎の門病院 臨床感染症科 荒岡 秀樹 先生 日時 2014年1月14日(火)18:30〜20:00...
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