9/7は 福岡ダブルヘッダーです
遅いアナウンスですみません(っていうか間際です)。 ---------------------------------------- 福岡着→一風堂でラーメン(お約束)→福岡大学。田村先生とのご縁ででかけています。 「感染症臨床教育カンファレンス」福岡大学臨床大講堂 ここで、ちょろっとよろめきながら次の会場へ。 18:15〜 KKR博多2階スピカ で「第24回福岡臨床感染症カンファレンス」...
View Article92種類の "OTC抗菌薬" 規制の動き(インド)
インドでは(インドだけじゃないですが・・・)医師の処方箋なしで買える薬(OTC おーてぃーしー:over the counter)がたくさんあります。 「55の商品名で、カルバペネムも売っている」(5月14日 Times of India) このたび政府は 「抗結核薬を含む」92種類のOTC抗菌薬の規制に動きます。 詳細は9月4日のThe Economic TImesの記事にあります。...
View Articleタミフル(Oseltamivir)をOTCにしてみたら:ニュージーランド
編集部内、誰もニュージーランドの医薬政策に詳しくありません。 ニュースでみただけです ニュージーランドは2007年にタミフルをOTC薬にしたそうで(世界初、そりゃそうだろう。しかし、なぜまた・・・)、その5年間の観察調査の結果、「別に耐性が問題になっていはいないよ!?』ということだそうです。 2008-2011年に分離されたウイルス株と、2005-2011年のワクチン接種率を分析。...
View Article院内感染/死亡の記事比較
9月4日に院内感染のニュースがあって、よくみたら京大の超免疫不全の症例での話でした。 対応が迅速で、やるべきことスパッとやっての会見だなあ、、、、とおもって複数のメディア記事をみたら、それもそのはず、会見をされていた副院長が一山先生です。 予定手術の人も当然いるわけですから、一時的にでも病棟病院の機能(手術)を中止する、というのはトップの決断として大きいです。...
View Article早期割引は10/9まで ヘルスケア関連感染の会議(リバプール)
10月13日(土)の「市中病院でみる世界の感染症」で横田先生、上田先生からお話をたくさんきける「イギリス」で、ヘルスケア関連感染の国際会議があります。 11月19-21日、リバプールで開催されます。 ご都合がつく方、関心がある方、チェックしてみてください。 8th International Healthcare Infection Society (HIS) Conference and...
View Article教育関係者における感染予防/管理意識(宮崎県の麻しんニュースから)
えーと。 みなさん(忘れているかもしれませんが)、2012年に麻疹排除宣言をめざしてとりくんできました。 昨年についてのサマリー。「麻疹 2011年 」IASR 2012年2月号) ・・・WHOの基準を満たすのは残念ながら難しい状況です。 韓国が先に排除宣言をしましたが、一気に一斉に接種キャンペーンをしていました。...
View Article9/14 若セミ 「正しくビビろう!ERのPitfalls!
今週は、若手医師セミナーです。もう初期研修も後半ですね。 全国200か所近くにライブ中継会場があります。多くはファイザーのオフィス、人口密度の高い地域ではホテルなどが会場となっております。 ファイザーPROのホームページから予約ができますので、関心ある方はお申込みください。 薬剤師さんも参加OK、会場に余裕のある地域は医学生さんも参加されています。 終了後は近くのイタリアンでごはん会(会費制)。...
View Article知の市場「感染症総合管理」(受講料は無料)
「知の市場」というプログラムがあります。 テーマはいろいろなのですが、都内では、火曜日18:30から「感染症総合管理:感染症対策−ワクチンを中心に」という講座が後期に開設されています。 国立感染症研究所/早稲田大学規範科学総合研究所の共催とのことです。 全15回で、受講料は無料。 会場は感染研(戸山でよかった)。 早稲田大学のちょっと上、国立国際医療センターのところから坂をおりていったところ。...
View Article12/9, 10 日本性感染症学会(岐阜)
岐阜で開かれる日本性感染症学会の演題募集が9月18日まで延期となりました。 多方面からの演題を募集ということです。 【ICD講習会】 12月9日(日) 「性感染症の感染制御 〜抗菌薬適正使用による耐性菌抑制を中心に〜」 座 長 : 荒川 創一 (神戸大学大学院医学系研究科総合臨床教育・育成学分野) 演 者 : 遠藤 勝久 (JR東京総合病院泌尿器科) 演題名 :「淋菌感染症」 演 者 : 岩破...
View Article【受付は9/16正午から】 11/4 「ティアニー先生の診断道場」
受け付け方法のアナウンスがはじまりました♪ "「診断の達人」「鑑別診断の神様」と呼ばれる米国を代表する内科医,ローレンス・ティアニー先生。" ティアニー先生はバードウォッチングが大好きで、お散歩すると、音や形での区別(鑑別?)をたくさんしてくださいます。 同じくらい、植物にも詳しく、見るものすべて瞬時に頭の中でカテゴライズしてんじゃないの???と思うほどです。...
View Article予防接種・ワクチンの研修(11月マイアミ、3月シカゴ)
編集部3月に参加したセミナー。とてもよかったです。 キーストーン先生の飛行機が天候不良で飛ばず、お会いできなかったのが残念でしたが。 日本人の先生も3-4名いたような。 メールで案内が来たので紹介します。 早期登録割引は9月21日まで。 編集長はワクチンの話はあまりのってきませんで、今はイケてるSTDのセミナーを探しています。 この次のコースは2013年の3月8〜10日、再びシカゴです。...
View Article選択 と その周辺 『選択の科学』
青木編集長、聖路加国際病院の日野原先生のお招きにより帰国。 そこでした仕事の1つが抗菌薬の整理でした。 当時あった薬剤を5分の1に減らしました。 在庫管理が楽になり、毎月百万円単位の費用を抑制することができました。 リーダーの掛け声もさることながら、本当に必要なものはどれだろうと考えてくださった方々の存在が大きかったそうです。...
View ArticleA群溶血性連鎖球菌咽頭炎診療ガイドライン(IDSA)
他の国のガイドラインがそのまま使えるというわけではないのですが、 内容を策定するにあたっての、プロセス、検証したデータ、エビデンス、その発表の方法(利益相反を含めた情報公開)などは学ぶところがありますね。 Clinical Practice Guideline for the Diagnosis and Management of Group A Streptococcal...
View ArticleN先生の疑問
本当に臨床は奥が深い・・と思わされるEpisode 知人でアメリカの著名な感染症研究者と仕事をしていたN先生。現在は◎島県で活躍中。その彼から シプロフロキサシンの静注は、一般的にその半減期の短さ(4時間)から、1日2回の投与の記載です。 私自身、各教科書、マニュアルがそのように記載しているのは承知の上で、敢えて1日1回で投与していました。例えばシプロキサン...
View Article教員とワクチン
昨日の宮崎県の中学校教員が麻疹・・・のニュースをきっかけに調べてみました。 『学校教職員における麻疹の罹患歴,接種歴,抗体保有状況,および効果的ワクチン接種方式の検討』感染症誌85:263〜267,2011 2009 年に市原市の小・中学校教職員269 名を対象として麻疹の罹患歴,ワクチン接種歴,抗体保有について調べたところ麻疹の罹患歴「不明」は34%,ワクチン接種歴「不明」は52%...
View Article編集長のお買い物
「iPadをもっと早く買うべきだった」と1日に5回くらいつぶやく(らしい)編集長。 文献を以前の数倍読んでいるということです。 iAnnotate PDFというアプリでがんばっています。 これとDropBoxを併用。 それから、こちらを購入。 先日出かけた横浜の済生会病院で、目の前の先生がぱちゃぱちゃとつかっていたキーボード。カバーにもなるそうで、2000円もしないのだそうです。...
View Article感染症が「増える」とき:ウエスト ナイル ウイルス
今年、「大ブレイク」といわれている米国でのウエストナイル・ウイルス感染症。 テキサスがepi center、といわれています。 以前、米国のepidemiologistと話をしていて「なるほど(怖い)」と思ったのが経済とのリンク。 「サブプライム問題:住宅ロ―ン破綻の余波を受ける住宅市場」 日本からは想像がつきませんが、米国では一戸建てにプールが併設されていたりします。...
View Article減量 と その周辺
金曜日の若手医師セミナーにご参加いただいた皆様ありがとうございました。 終了後は近くのナイスなイタリアンにでかけたのですが、会話の50%くらいが減量についてでした。 W先生も減量して「駅で急ぐ時に体が軽い」といった、他の人の心をわしづかみにするようなトークがいくつもありました(ありがとうございました)。...
View Article感染症が「増える」とき: HIV感染症
感染症の疫学の基礎コースの最初のほうで、数字の解釈について学びます(確認します)。 たとえば、感染症のデータは、 ■報告の基準はどうなのか(どのような事例を報告するのかを明確にした「症例定義」) 下痢でも1日何回とか、どのような下痢とか、記載が入ってきます。 複数の症状があること、と規定されることもあります。 ここを広くすると「症例数」は増えます。厳しくせばめると減ります。...
View Article「エコーウイルス9型による発疹症―愛媛県」 IASR
皆様には感染症に関してそれぞれ思い描く特別な場所があるのではないかと思います。 あの場所で私は専門家として育った…とか、あの地のあの食べ物でのたうちまわったことが忘れられない…とか、あそこの病気をつい持ち帰ってきちゃったっけ などなど。 感染症に関連して訪れたい(生活してみたい)場所はどこですか?というヒアリングもそのうちしてみたいとおもうのですが、、、...
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