1日800件の相談電話 不安・怒り反応
CNNによると、米国CDCでは今日現在1日800件の問い合わせ電話がきているそうです。 (すぐ相談対応窓口が設置されるのはすばらしいことです) 乖離がある、というのは、現時点でも地域で広がったりはしておらず、たいへん稀な感染症が(人の行き来の多い米国で)早期探知されたこと、健康監視のなか、最短で看護師が診断されたこと、というのが状況なのですが、...
View Articleミステリーではなくなった米国のエボラ2次感染
米国テキサス州の病院で、2例目の2次感染がおき、さらに報道が加熱してます。 恵まれた設備の米国でなぜこんなことがおきるのだ?ということが不安の根底にありました。 もっと過酷な状況のMSFでおきないことがなぜ理想的な環境と思われる米国でおきたのか?です。 CDCが「なぜ?」を鋭意調査をしているなか、衝撃的な展開がありました。 テキサスの病院のナースから内部批判がメディアに伝わっています。...
View Articlenext story, next step
続きです。 訓練されない、情報がない、プロトコールをコロコロかえる、テープでとめたりしてはがしにくくする、などテキサスの病院の感染予防策が最初からうまくいってなかったことが、公式な調査結果の前にリークの形ででてきたことで、今後の政府や病院および医療安全・感染対策の責任者は法的な責任含めて厳しい状況におかれるとおもいます。 この画面は、電話口でナース(当該病院の、とされていますNurse...
View ArticleエボラのNewsが渦巻く米国ですが・・
無事にPhiladelphiaのID week 2014に参加しました 編集長は辛くも台風の隙間を縫って成田を離陸、無事にPhiladelphiaのID week 2014に参加しました。年齢のためか多くのSessionを離脱、「後でWebで見よう・・」になりましたが、それでも旧友と会ったり・・Productiveな日程を終えアトランタに向かいました。 しかしアトランタで待って居たものは・・...
View Articleテキサスからアトランタへの移送
テキサスの病院で2例目となった2次感染の看護師は、アトランタのエモリー大学病院に移送となりました。 状態が安定しているため、ストレッチャーを降りて歩行で飛行機に乗りました。 西アフリカからのmedical evacuationを担当した民間のチャーター機の会社が請け負ってます。...
View Articleアトランタ到着
下の記事の続きです。 日本での移送の参考になると思い紹介を続けます。 テキサスの2例目となったナースをのせた飛行機はアトランタに到着。 養生をした救急車に歩いて乗り込み、エモリー大学病院に搬送中です(このブログを書いている今もヘリコプターが上から中継しています)。 日本でもそうですが、警察の車が先導するのは、スムーズな移送にもなりますが、バイオテロ対策でもあります。 白いhazmat...
View Article10/29 順天堂 ティアニー先生 症例検討
順天堂の上原先生 内藤先生とのつながりで、LT先生のセミナーのお手伝いにでかけます。 どうぞよろしくおねがいします。 本家ドクターGたちを震撼させる本家ドクターGです。 製薬会社の関与はありません。 ////////////////////// 講師: Dr. Lawrence M. Tierney Jr. (カリフォルニア大サンフランシスコ校内科学教授) コメント・通訳: 青木 眞...
View Article【東海地域の方】HIV陽性例の長期支援を学びます
IDATENでも紹介されていましたが、東海地方でのHIV研修会情報です。 現在の最前線の問題をテーマにしています。 年齢が若くて高齢者のサービスを使えないとか、HIV治療の進歩によって「介護をするはずだった奥さんや兄弟」がさきに癌などでいなくなってしまったり。主治医が先に定年をむかえて、今度の主治医で3人目だよ、、、という 若い患者さんが至り。 東海地方の医療者のための研修です。...
View Article水・Na代謝異常と輸液の考え方若手医師セミナー終了
無事、第6回「若手医師セミナー 水・Na代謝異常と輸液の考え方」終了致しました。 やはり、輸液の基礎は生食と5%糖です。言い換えるとNaと真水。 血清Naの値は、Naが足りない・足りてるの指標ではない!! 真水の過剰か過少(≒細胞が風船か梅干しかの表現)。 だから低Na血症に食塩の処方は駄目。 浮腫(間質の水過剰)を見たら、細胞外が塩過剰だと思え。 水を抜くのでなくて、塩(Na)を排泄させる。...
View Article第3回薬剤師のためのベッドサイドティーチング 八重樫先生 Q/A
【第3回薬剤師のためのベッドサイドティーチング】は、山中先生、八重樫先生にお世話になり、盛況に会を終えることができました。 誠にありがとうございました。(編集長はID week 2014で留守) 【質問] 個人差はあると思いますが、ネブライザーから吸入器への移行もしくは吸入器の導入可能な呼吸状態の検討(目安)についてご教授頂ければ幸いです。 [回答]...
View ArticleYouth is not
Youth is not a time of life; it is a state of mind; it is not a matter of rosy cheeks, red lips and supple knees; it is a matter of the will, quality of the imagination, a vigor of the emotions; it is...
View ArticleICAACOnlineの学び(2014)Session#39 Literature Review(大事な論文・文献)
ICAACOnlineの学び(2014)Session#39 Literature Review(大事な論文・文献) Session#39 Literature Review(大事な論文・文献)続きます。 Morven Edwards, MD David Paterson, MD, PhD Emily Blumberg, MD Jean-Michel Molina, MD Robert...
View ArticleKentuckyからの連絡
(編集長がまだLicenseを維持している)Kentucky州から連絡がきました。 エボラに関する注意事項です。大変、読みやすく、「Preparednessの国」だな・・と実感させられます。 Ebola - Guidelines for Emergency Departments Ebola - Virus Disease Screening Criteria For Healthcare...
View Article第2回桑名感染症セミナー
日時: 2014年10月24日(金) 19:00 ~20:30 会場: 桑名東医療センター講堂 (三重県桑名市寿町3-11) 特別講演: オープニングリマークス 桑名市総合医療センター 理事長 竹田 寛 先生 座長 : 桑名市総合医療センター 腎臓内科 部長 中村 太一 先生 演者 : Dr. Gerald H. Stein、青木 眞 先生 "Infectious Diseases...
View ArticleICAACOnlineの学び(2014)Session#39 Literature Review(大事な論文・文献)
ICAACOnlineの学び(2014)Session#39 Literature Review(大事な論文・文献) Session#39 Literature Review(大事な論文・文献)続きます。 Morven Edwards, MD David Paterson, MD, PhD Emily Blumberg, MD Jean-Michel Molina, MD Robert...
View Article第11回東京小児臨床感染症勉強会
編集長、内科医でありつつも小児科感染症の集まりに参加して参りました。 症例検討会: パレコウイルス?>>実は髄膜炎菌敗血症 斜視>>結核性髄膜炎 ・・と刺激的でした。 講演: ICAAC2014で紹介された小児感染症Top論文の一部紹介。AND 感染症診療の原則>> 感染症の発見に、熱や白血球数・CRPの異常だけを使っていると見逃す、臓器別に見よう。...
View Articleエボラウイルスの陰でより多くの人命を失わせる微生物たち
エボラウイルスの陰でより多くの人命を失わせる微生物たち なかなか刺激的な、しかし編集長のような感染症専門医の立場からはエボラ同様のAccentを置きたい微生物が素人にも良く分かる形でNewsになっていました。 このようなNewsがエボラ騒ぎのまっただ中に出てくるところが本当の米国の底力なのです。 (CDCの力だけでなくて・・) PBS...
View Article今日はWorld Polio Day ― October 24, 2014
本日、世界ポリオデーであります。 MMWRにも特集が・・ http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6342a2.htm?s_cid=mm6342a2_e Polio-Free Certification and Lessons Learned ― South-East Asia Region, March 2014...
View Articleティアニー先生症例検討会 in 湘南藤沢
<ティアニー先生症例検討会 in 湘南藤沢> <日時> 11月7日(金) 18時30分~ 11月8日(土) 15時~ <会場> 湘南藤沢徳洲会病院 3階講堂 <参加> 無料 <申込・問合わせ> 臨床研修センター 具伊(ぐい) gui@ctmc.jp 0800-888-6201 <最新情報はFacebook> SFTH 臨床研修センター...
View Article中頭病院に感謝します: 具体的な改善につなげましょう
エボラ出血熱については、一類感染症を引き受ける第一種指定医療機関の課題と、その手前で初期診療を担当する医療機関の課題は異なるわけですが、具体的にはどのようなことかを、学べるの資料を提供してくださった病院があります。 新里先生、大城先生には国内の多くの関係者が感謝していると思います。 現場での具体的な問題が整理されているからです。 IASRにこういった速報が掲載されるととても助かります。...
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