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Channel: 感染症診療の原則
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中頭病院に感謝します: 具体的な改善につなげましょう

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エボラ出血熱については、一類感染症を引き受ける第一種指定医療機関の課題と、その手前で初期診療を担当する医療機関の課題は異なるわけですが、具体的にはどのようなことかを、学べるの資料を提供してくださった病院があります。

新里先生、大城先生には国内の多くの関係者が感謝していると思います。
現場での具体的な問題が整理されているからです。


IASRにこういった速報が掲載されるととても助かります。

<速報>一般市中病院に来院した西アフリカからの帰国者における熱帯熱マラリアの一例

IASRの2000年の翻訳サマリー記事も参考になります。西アフリカはラッサ熱の流行地でもあります。

西アフリカからの輸入ラッサ熱死亡例-ドイツ



検査や実験でのリスクについて2008年の情報も参考になります。
エボラウイルスの実験室内感染が疑われた者の管理:生物学的封じ込め対策がなされているケアユニットでの経験例-米国


さて。本日、金曜日に下記のような連絡が自治体に流れてます。同時にメールニュースにもありました。共有が早いのはありがたいですね。

ところで、各保健所は土日夜間にどうやって連絡するのか。
知らない方も多いです…


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医療機関における基本的な対応
(1) 発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。

(2) 受診者について、発熱症状に加えて、ギニア、リベリア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で都道府県知事へ届出を行う。

(3) ギニア、リベリア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴を有し、かつ発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡するよう、要請する。


<エボラ出血熱の国内発生を想定した医療機関における基本的な対応について(依頼)>

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20141024_01.pdf

<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/

<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/
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