山野さんの送別会 小笠原伯爵邸
春は別れと出会いの季節でございます。が、 フリーターの青木編集長には、職場の送別会、、というようなお声はかからないのであります。 それでも親しくさせていただいている方と小さな会を開いたりもしています。 先日でかけたのは、小笠原伯爵邸 というフレンチ的なスパニッシュのお店でした。...
View Article風疹の重症例
分母が増えると、いろいろなケースが入ってきます。 ワクチンの有害事象などがよい例ですが、数百万人が分母になると、「稀な」イベントも入ってきます。それがすべてワクチンのせいかはわからないので、1例1例検証されるのですが。 その前後にそのことがあったね(前の日なのか、1ヶ月前か、1年前か、いつまでさかのぼるのかという問題はありますが)ということです。...
View Article感染症データのトリセツ 〜風疹流行の理解のために1〜
その2で風疹をとりあげます。 まず基本から。 感染症疫学<記述疫学>を考える基本です。 あるとき感染症がぐぐっと増えます。はたして、それは何か問題なのか?です。 いろいろな理由で感染症は増えたり減ったりするので、まずその基礎情報をおさえます。 情報を「人」「時間」「場所」で整理します。 増えた減ったのと気はまずこれを考えます。 人の因子:年齢、で整理できることもあります。 人の因子:性差...
View Article感染症データのトリセツ 〜風疹流行の理解のために2〜
これまでの日本の風疹の歴史は 基本的なこととしては、 1)沖縄での大流行から学ぶ http://ryukyueiken.web.fc2.com/section32.html "『予防医学に使う予算をケチれば、その数倍〜数百倍の金をかけて修復しなければならない災害が襲い掛かることもある』という鉄則をときどき思い出す。" 2)感染研の特集記事から学ぶ...
View Article4月分受付中:闘魂ホスピタルケア東京(練馬光が丘病院GIM)
みなさまコンバンワ。 先日、うまれてはじめて○ミフルという薬を掌にのせ、さらに咽頭の奥に流し込んだ青木です。 検査はしていませんが、当時の流行状況からインフルエンザと判断し、何もしないで寝て治す!気合いだ気合いだ気合いだと叫んでいましたが状況が悪化。...
View ArticleFUNGAL PNEUMONIA - UK: (SCOTLAND) BAGPIPE, ALERT
最近、編集長がかなりの時間を割いているもの・・ それは、昔、皆さんが尋常小学校に通っておられた頃に馴染みだった・・(え、古すぎ・・?) 足踏み式オルガンです。 結構、編集長、好きなんですね。この楽器。 でも、古い物が多くて埃が・・カビが・・というので危険はつきもの・・ 中には楽器の内部に増殖した真菌による肺炎などという事件も・・ 詳細はProMedをご覧下さい。 Published Date:...
View Article季節や年度の変わり目 と その周辺(制度変更)
解説を書こうかな〜と思っていたら、すでに画像入りで、詳しい記事が伝説の感染症系ブログといわれる「グラム染色道場」に掲載されていました。 院内で感染症を担当する医師、感染管理看護師は読みましょう。 そしてプリントアウトして検査室に渡すか、URLをICTメーリングリストなどで検査室の皆さんとも共有しましょう。 2013年4月から感染症の届出基準が変更になります...
View ArticleSevere Respiratory Illness Associated with a Novel Coronavirus
Human-to-human transmission of novel coronavirus - Updated CDC guidelines for evaluation of severe respiratory illness 本日、マンダリン・・とかいうホテルで頂いた創作中華、大変美味しく頂きました。 But・・・...
View Articleよう頑張った
本日、今年度最後の湘南鎌倉病院でのTeachingを終えました。 必死にカンファに出席しながら、瞬時にComaに落ちる研修医PGY1を見ながら、「本当によう頑張ったな・・!!」という感慨が溢れました。 まもなくPGY2になる全国の研修医諸君。 「よう頑張った!!」 とエールを送る編集長であります。
View ArticleCuff links 知ってる?
まあ、偶然かな・・などと思う事もしばしばですが・・ 本日も編集長、Coincidenceが続きました。 朝、いつもの青Yシャツに腕を通し、さあ唯一のお洒落として欠かさないカフスボタンをしようと思ったら・・無いではないか!! 昨晩の会合で落としたんだね・・(ガックシ・・) 編集長は、海外に出かけると記念にPenかカフスボタンを買うのですが、ついに最後の3セット目まで紛失しました。...
View Articleドアがオートロック
明日は北九州総合診療研究会にお邪魔致します。 非常にレベルが高く、活気に溢れるグループで、気持ちが引き締まる・・ 同時にやはり、九州は美味しいものが沢山ありますので・・研究会後にも楽しみが一杯です。 明日の症例検討会、講演会はPressureですが、その後の食事会、楽しみ・・ 最悪なのは、時間の関係で全く食事会、歓迎会に参加できず、一人寂しくホテルに戻るとホテル内外の店が全てClosed・・...
View Article「MRワクチンをうってないMRは出入り禁止」
東京はだいぶ暖かくなりました。桜の季節です。 編集長、今日は北九州におでかけです。 山口先生たちの、北九州総合診療カンファレンスです。 毎回ハードコアな症例のチャレンジがあります。 (出発前) −編集長、北九州に風疹ウイルスをもちこまないようにお願いします。 「まもなく還暦の私に何を言う」 −知らないんですか?50代のおじさんも発症して報告されていますよ。 「え・・・・」...
View Article免疫不全 Q & A (3月8日 サンド デジタルセミナー)
みなさま 3月8日、具先生にお願いをした免疫不全のレクチャーのQ&A資料が完成いたしました。 きれいな印刷物はサンドのHPにも掲載予定です。また(人数が少ないので出会うことはないかもしれませんが)サンドのMRさんがいれば配布用をもらえると思います。薬剤師の皆様は関連学会のブースでも入手可能です。 具先生、相野田先生 ありがとうございました。 第2012年度第5回 「免疫不全」 講師...
View Article【新連載予告】 Dr.Taro のハワイ特派員報告
おめでとうございます♪ な話題です。 志水太郎先生が、ハワイ大学に留学することになりました。 予定では内科→感染症と勉強するとのことです。 ハワイ大学は、岸本先生や本田先生も学ばれたところですね。 さらに大きくなって帰ってきてくれると期待して、涙をふきながら送り出したいと思います。 編集長...
View Article風疹対策:制度の狭間で専門家は・・・
風疹流行とその歴史をおさらい。 ワクチンが出来る前は数年お気に流行を繰り返し、その都度一定数のCRSが発生していました。 ワクチンが開発され、その目的は先天性風疹症候群の予防、そのための地域流行の抑制です。 現在各国はEliminationを目標に対策をすすめています。 例えば、ベトナムではこれまでは麻疹ワクチンのみでしたが、2013年からMRワクチンを導入しています。...
View Article本当に高齢化しています。
「青木先生、こんな菌でした。 こんな場所でした。 こんな時期にですよ・・!。」 北九州総合診療研究会の世話人たちによる相談でした。(上記写真は世話人代表のY口先生と福島地域感染症Worldのグル成○先生) 最近の症例検討会での著明な現象。それはB群溶連菌といったA群β溶連菌以外の連鎖球菌やListeria、Helicobacter...
View Articleときどきお知らせ 公開講義情報(3月18日)
早く次年度情報を〜という声が届く昨今。 時々お知らせ、公開講義シリーズ。 下記以外にも公開のものは順次お知らせします。 非公開の研修医向けカンファレンスなどもありますが、見学の研修医や医学生等は参加できる施設が多いです。 皆様にお会いできるのを楽しみにしています。 ---------------------------------------------------------- 3月22日(金)...
View Article英国:サーバリックス(2価HPVワクチン) レポート 2012年12月
"子宮頸がんワクチン”がニュースになっていましたので最近のHPVワクチン関連情報。 3月18日 産経 「別の中2生にも自治体などが不支給決定」 3月18日 産経「副反応「なじみがない」 ワクチン推進の教授」 3月17日 産経「全国被害者連絡会発足へ 子宮頸がんワクチン副反応の被害者らが初顔合わせ」 3月12日 産経 「子宮頸がんワクチンの副反応 杉並の女子中学生、重い後遺症」 3月10日 読売...
View Article各自治体で異なる風疹ワクチン・MRワクチンの助成
2004年の緊急提言後、何ができたか、できなかったのかを考える戦略見直し作業より、先に目の前の火事にどう対応するかにおわれている東京です。 このような状況においては、感染症に関心のある医療者は、地元の自治体や議員に積極的に提案や意見をすることをおすすめします。...
View Article記事が掲載されました: BOOKSCAN × 著者インタビュー
タイトルがすごすぎませんか???という話でもちきりの編集部室内、でございます。 「フロンティアスピリッツで、医の道を切りひらく」 地方大学出身の悲哀とか、ずっこけ話とか。10日間、20ドルで生活していた話とか。円高円安が常に自分の状況を厳しくするほうにシフトしていたとか。 でも、 ------------------ 青木眞氏:...
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