薬剤師のためのベッドサイドティーチング2015 第1回
病歴とバイタルサイン 身体診察による臨床推論 薬剤師のためのベッドサイドティーチング2015 薬剤師が習得すべきベッドサイドでの知識・スキルを学ぶ 臨床薬剤師を目指し皆様、お見逃しなく!! 日時: 2015年6月3日 19:00~21:00 場所: 最寄りのファイザー(株)事業所またはオフィス等
View ArticleICAAC2014 Online 心内膜炎の治療#9
ICAAC2014 Online 本日もManagement of Endocarditis: An Update 本日からBruno Hoen先生の「手術(弁膜)による心内膜炎による脳梗塞予防」です。 結論から先に言うと「早期手術で脳梗塞予防をすると良い」という証拠は無いです。 でも、全く無意味な論議でもない・・。非常にSelectionされた状況ではあり。...
View Article潜在結核 NEJM最新号のReview
珍しく編集長、どこに行く時にも、この論文携帯しました。それほど大事なTopics、その名も 「潜在結核(Latent Mycobacterium tuberculosis Infection)」 N Engl J Med 2015;372:2127-35. 読者:で、どうだったの? 感想は?...
View ArticleElbert Hubbard
To avoid criticism, do nothing, say nothing, be nothing. ~ Elbert Hubbard 批判に対して、何もするな、何も言うな、(特別な存在などではない)何者でもない存在として振るまえ。(編集長意訳)
View Article韓国のMERSと米国のラッサ熱
先週、韓国ではバーレーンなどの中東国渡航歴のある男性を発端とするMERS-CoVの広がりのニュースがありました。 広がりと行っても、接触者リストからの把握なので、わかってからの対策としてはうまくやってると思いますが(指示に従わないで移動や拒否をする人の話はまた別の機会に)、医療関係者は学習すべき点がいくつかあります。...
View ArticleMERS-CoV 日本のシナリオ(どのような備えがいるか考えるために)
昨日は日本語のMERS情報をみていたら、いくつもの自治体でMARSと書いてあることに気づきました。 SARSと似たようなもの?と思うと、ついAをタイプしてしまいそうですね。 複数あったので連絡していませんが、皆さんの地域の行政や保健所のHPの記事が古かったら教えてあげてください(^^)。 お問い合わせ情報で多いのは 報道関係「変異した恐怖のウイルスになったんでしょうか?」...
View Article若セミ開催スケジュール(全10回) 次回は山中克郎先生
■開催スケジュール(全10回) 第1回 臨床推論の基礎 ~鑑別診断のピットフォール~ 2015/5/29(金) 田 安春先生 [JCHO本部顧問] (終了) 第2回 診断スキルを磨く ~診断をパワーアップさせる~ 2015/6/12(金) 山中 克郎先生 [諏訪中央病院] 第3回 感染症診療の原則 2015/7/24(金) 青木 眞先生 [感染症コンサルタント] 第4回 救急診療パールズ...
View Article進路相談
編集長の最近のJob description に進路相談があります。 今夜も将来のある青年の進路を共に考える時間がありました。 将来の感染症専門医を見据えた、総合外科的な訓練、そして次に総合内科的訓練、そして、やっと総合感染症科的な訓練。更に場合によって移植、HIVに進みます。 一見遠回りの訓練が将来の可能性を広げます。 I先生の健闘を祈ります。
View ArticleICAAC2014 Online 心内膜炎の治療#10
本日からはIEの予防投与。結構、面白いです。 演者は、Walter Wilson先生@Mayo clinicです。 (メイヨーは北部だが南武訛りが強い先生・・) ただし一つだけ前回の手術の話しで大事な追加。 #:自然弁のIEの治療中、手術したらPVEの治療に変更するのか? 例:Nafcillinで治療してたのに、治療後はAMGやRifを加えるのか? ・IDSAのGuidelineはYes...
View ArticleICAAC2014 Online 特発性CD4陽性Tリンパ球減少症
世の中、SARS、失礼、もとい、MERSで騒がしいですね・・ HIV、MRSA、SARS、Ebola、Dengue・・ 以前に申し上げた編集長の予言どおりの展開になっている事に、編集長自身、全く驚けない事が悲しい。 (なぜなら、学習しない事を基本方針としている組織でなりたつ国なのですから・・) ですから、へそ曲がり編集長は 「特発性CD4陽性Tリンパ球減少症(Idiopathic CD4...
View Articleメディアが専門家に言わせたいこと
昨年のエボラ騒動のときから、エボラは日本に入ってくると思うか? と何度も質問を受けました。 入ってきてもおかしくはないけど、出国時検疫含めた外国に入らないための対策をギリギリまでやってるので、直行便もない日本にはいる確率的にはゼロに近く、入ってくるならMERSでしょ、と話してたときはMERSはスルーされていました。 今週はMERSのといあわせばかりです。...
View Article薬剤師のためのベッドサイドティーチング2015 第1回 Q&A
第1回 薬剤師のためのベッドサイドティーチング2015 6月3日(水) 徳田先生から回答を頂きました。 ① 質問項目 : ①診断 質問内容 : 「表情に注意する」の表情をもう少し具体的にお教え下さい ご返事:「表情」とは、苦悶様、苦痛様、とろけるような顔、などの「アート」な臨床所見です。臨床にはアートとサイエンスの両方が重要と思います。 ② 質問項目 : ③症状 質問内容 : 随伴症状...
View ArticleCDCからSTDのガイドライン2015が出ました。(2010年以来です)
Sexually Transmitted Diseases Treatment Guidelines, 2015が出ました。 MMWR June 5, 2015 Recommendations and Reports / Vol. 64 / No. 3...
View Article民間 X 政府 X NPO
昨日、編集長は黒川清先生やスリングスビー先生とのご縁でGHIT fundの2周年記念に伺いました。 世界の医学研究開発の95%は非感染症領域に向けられているが、実際に最も人間の生命を奪っているのは結核やマラリア、エイズといった感染症なのですね。でも、最も医薬品が必要とされる地域は最も貧しい地域であり製薬会社の製品開発はかならずしも強くありません。(というか全然無い・・)...
View Article英語の情報がなくて混乱、な韓国のMERS
感染症がアウトブレイクしたときに、全体像を把握するために症例の「ラインリスト」作成、「エピカーブ」書いて・・・という作業をしていくのですが、その情報がなかなか得られません。 韓国のMERS情報は公式なサイトからは韓国語ででてくること 先行して英語でニュースで流れ、記事によって少しずつ内容が違うこと WHOは確定したものを載せるのでそこをみていくことになりますが、詳細な情報はないこと 人の情報:...
View ArticleMERS-CoV感染の分母と分子
韓国でも、無症状で検査で感染がわかった人-----症状がある人------入院が必要な人-----ICU対応が必要な人------死亡 の詳細がまだ公開されていません。 積極的に検査をしているので把握が進んでいるという見方もされています。 (えーと、他の国への嫌みが含まれていると思います) Mers: most people never even knew they had it ニュースはこちら...
View ArticleCDC2015年版のSTDガイドライン 第1報
編集長はCDC2015年版のSTDガイドラインを読み始めました。 第1報です。 今日はSTDの病歴聴取のポイント、5Pについて (The Five P’s: Partners, Practices, Prevention of Pregnancy,Protection from STDs, and Past History of STDs) 1. Partners:...
View Article米国陸軍からの届け物
依頼してもいないものが届いたり依頼したものが届かないことがよくある編集長ですが、これはさすがにナゼこのようなことが?なお話。 英国を含む68施設に炭疽菌が届くです。 お若い方はご存じないかもですが、バイオテロの勉強をすると、日本のオウム サリン事件とと、米国の炭疽の事例は代表的な教材として学びます。 当時、専門家の説明が否定されるようなことが続いておきました。...
View ArticleCDC2015年版のSTDガイドライン 第2報
本日は予防のSectionから・・ 特にHBV、HAV、HPVについてはワクチンが有用!! 1)HPVのワクチンについて ・どこにも「子宮頸がんワクチン」なんて言葉は無いね・・ ・ルーチンで。11-12歳の男も女も。 ・女子には:2価、4価、9価を。男子には4価か9価を。 ・ワクチンは女子全てに26歳まで、男子は21歳まで推奨 ・MSM、HIV感染症では26歳まで Either bivalent,...
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