Elizabeth Kenny
He who angers you conquers you. ~ Elizabeth Kenny あなたを怒らせるもの、それが、あなたを支配します。 エリザベス・ケニー Elizabeth Kenny (20 September 1880 – 30 November 1952) was an unaccredited Australian nurse who promoted a...
View Article【事務連絡】 書評活動 休止。
青木編集長、ときどき感染症等の臨床関連の書籍の書評を書くよう依頼を受けることがあります。 熱い思いを秘めた超ご多忙な先生方が、あたため、育て、睡眠時間等をけずって仕上げていったプロセスを知るがゆえ、 献本していただいた作品は最初から最後まで、時に引用文献を確認しながら読んで書くことをミッションとしています。...
View ArticleWords to avoid
サンフランシスコVAのティアニ先生の部屋に白板があります。 沢山、書き込みがあり、年輪を感じさせるのですが・・その隅に興味深いリストが曰く プレゼンで「Words to avoid:使ってはいけない、避けたい」単語・・ 1:Remarkable: 日本語だと「すんごく・・」「すっっげえ」「超」といった感じで多用は避けたいのかな・・ 2:Grossly:...
View Article超低出生体重児 と 感染症のリスク
NICUの超低出生体重の赤ちゃんが死亡のニュースがありました。 ご関係の方の悲しみ、救命のため全力をつくされた病院の皆様の悲しみの大きさを考えると胸がたいへん痛みます。 すべての事例がメディアで報道されるわけではありません。また、なぜこの大きく扱われたかはわかりませんが、 例によって病院の不祥事的な書き方をしている記者の理解の薄さに、まだまだコミュニケーションやリテラシーの課題を感じます。...
View Article黄色ブドウ球菌のトレンドは
結局、今年からICAACはDVD出さないみたいだな・・ 虚しく昨年のDVDを見てる編集長は以下の報告を致します。 題して「黄色ブドウ球菌のトレンド」 オムニバス調でいきやす ・家族内拡散:USA300関係。でも鼻以外のSourceも大事 ・罹患率:心内膜炎では増加傾向、別の感染症では低下傾向など ・動物関連Zoonosis的な広がりをする株がいる。 ・新しくショバを広げる株がいる。...
View Article今夜です! 薬剤師のためのベッドサイドティーチング
がんや緩和ケアは薬剤師の力量発揮の期待される分野です。 中継はありませんが、各地で再視聴ができます。(ファイザーMRさんにおたずねください) 薬剤師のためのベッドサイドティーチング2013。今回は 抗がん剤治療の実際というタイトルで 聖路加国際病院 オンコロジーセンター センター長 兼 腫瘍内科 部長 山内 照夫先生 にお話を頂きます。 時間: 2013年11月13日(水) 開場▶18:00...
View Article専門家は何を語っている(いない)のか: 学会での風疹の話題
公衆衛生学会、感染症学会、小児感染症学会と参加できませんでした。公衆衛生学会では話題になってないみたいですね・・・ 11月末のワクチン学会(三重)には取材に出かけようと思っています。 とても惹かれるタイトルのものも! (^^) --------------- 風疹の話題はMRワクチンのセッションに分類されており、 1日目のMR1 では 「MRワクチン第三期および第四期接種の免疫原性と安全性」...
View ArticleGossip and anger
Gossip and anger are like drinking poison and expecting someone else to die. 編集長訳:ゴシップと怒りは、毒を自分で飲んでいるのに、誰かが毒のせいで死ぬだろうと考えているようなもの
View Article黄色ブドウ球菌のトレンドは #2
本日は「黄色ブドウ球菌のトレンドは」その2 日本でもちらほら見られる、例のVCMの効きにくいやつですよ・・ 一応、VCMのMIC>1μg/mLという事にしておきます。 最近、街が破綻したデトロイトの医療センターからのご発表@昨年のICAAC 発表者はKyle P Murray先生 VancomycinとDaptomycinの対決 これと分かった時、(菌血症で) VCMを継続 VS...
View Article今夜です(原田先生から学ぶ薬剤耐性のおはなし)
今夜のサンドデジタルセミナーは、がん研有明病院感染症科の原田先生に講師をお願いしています。 系統だって感染症を学ぶ機会のない人にはとてもありがたい解説になるとおもいます。 ひとくちに「耐性」といっても、その意味するところ、 実際に患者さんにどのような影響があるのか、 医療者や医療にとっての意味を共有したいとおもいます。 ちょうど、世界では抗菌薬適正使用の啓発週間です。...
View Article血液培養を採って自宅に帰す
血液培養を採って自宅に帰す! 何という危険な事をするのだ・・という声が聞こえそう 卒後まもない医師が「臨床感染症 AND 院内感染対策 AND HIV感染症診療」を元々の専門である消化器科診療に加えてやってといわれたら・・ そんなの無理に決まってるだろう・・!! と吠えるのが普通。でも吠えない医師が千葉の旭中央病院におられました。そして立派に感染症をやっておられるのです。...
View Article素晴らしかった癌研・原田先生の講義
昨日は、とんだことで”警察官に取り囲まれた”編集長 でしたが、 本日は気を取り直して岐阜は木沢記念病院で講演をさせて頂きます。 (え!? 感染症よりも編集長の警察沙汰を知りたい? それはまた後日、編集部が心を込めてご報告します) それにしても昨晩の原田先生の「耐性菌の話し」おもろかったですね・・...
View ArticleHPV screeningには、(細胞診より)やはりウイルスをそのものを
The Lancet, Early Online Publication, 3 November 2013からです。 doi:10.1016/S0140-6736(13)62218-7Cite or Link Using DOI 少し遅いですが、編集長、数日間、出張行脚中にで・・ 題して「Efficacy of HPV-based screening for prevention of...
View Article紅葉とヘリコプターと
岐阜>京都>都内打ち合わせ・・と駆け回り、明日から熊本の編集長です。(疲労) 今日は簡単に京都の話題を二つ #1:ラジコンヘリコプター 京都府立医大のF先生より、プレゼントされたラジコンヘリ。(昨晩) iPhoneのBluetoothで飛びます。 その操縦の難しいのなんの・・ これから暫くの間、編集長は感染症コンサルタントではなく、パイロットだ・・!! #2:美しい「京の料理」...
View Article陰謀論を超える暴論
そもそも何のためにやっているのか? をはきちがえると、誰も幸せにならない構造になっていきます。 ワクチン接種の時期や間隔については、一応標準的なものが示されていますが、時にはそれから逸脱してしまうような状況もおこりえます。 体調が悪かったとか引越しが入って手続きがいろいろおくれたとか。 親の突発的な都合だっておこりえます。...
View Article犯人は○○○
警察に囲まれる、という体験は人生で早々あることではありません。 感染症医クラスターの中では、K駅の近くで職務質問されたK医師が記憶に残る感染症医と警察エピソードなのですが、このたび編集長も経験したので、自戒と啓発の意味で紹介したいと思います。...
View Article超困難症例の・・(本日のエイズ学会より)
編集長、恐らくもうHIV・AIDS学会に参加する事はもう無いのではないか・と思います。 そのような思いの中、大阪医療センターの渡辺先生、沖縄県立中部病院の椎木先生と「超困難症例」の検討会をエイズ学会で行うのは感慨深いものがあります。 どちらの症例も非常に難しい日和見感染症・合併症を併発しており、専門家ならではの腕の見せ所です。同時に今後はPrimary care的な視点も重要となります。...
View Article良い格言です
It costs nothing to dream, but everything if you don't. Rita Davenport 夢見る事にお金はかからない、でも夢見る事を諦めれば全てを失う。(編集長:意訳) (写真はネットから・・)
View Article12/14 に腸炎で熱くなる
おなかマターです。 話題は季節的にもいいかんじです。 腸チフス・パラチフスに対する最近の治療 2005〜2008年―感染性腸炎研究会の調査から IASR 2009年4月 チフスといえば・・・渡航歴なしの腸チフスが増加という、感染症屋には気になるニュースも流れたばかりです。 症例のあいだのリンクがよくみえず、年齢も性別も地域もばらついています。 私たちが見ている事象はなんでしょうね。...
View Article認知の歪み と インフルエンザワクチン話
「自分の数少ない経験から、誤った一般論を導き出すこと」(モンキークリニック 認知の歪み 解説シリーズ) というのは日常生活でもよくあります。意識していると、「あ、いま極端なこと言った」と自分や他人の会話が気になりはじめます。 「Overgeneralization 極度の一般化」の特徴として、「always 常に」と「never 決して〜ない、絶対〜ない」の使い方が不適切。...
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