第9回 若セミ 神経内科 池田先生 Q&A
質問内容 : 観察は視診と同様に時間経過で変化するものと思います。なにげない所見を記録しておくと、時間をおいて、その所見が意味のあるものであったかわかることがあるように思います。主訴を聞く前に、何に着目するかは決めておられるのでしょうか。また、時間経過に注意すべき観察所見はありますでしょうか。回答:(後述)質問内容 :...
View ArticleHigh prescribers (過剰処方をする人)
診療専門科・資格・診療地域・年齢・性別を問わず、外来で過剰処方をする人に対して経済的で効果的な処方を行なわせる介入が有効かもしれない。The Society for Healthcare Epidemiology of Americaの機関誌最新号からMilner B. StaubらAnalysis of a high-prescribing state’s 2016 outpatient...
View Article卒後臨床研修と武漢肺炎
2003年に始まった卒後臨床研修制度の中、市中病院で優れた研修を行った若手・中堅医師たちが新しいコロナウイルスとの戦いでも活躍中です。 行政・公衆衛生も微生物も初期臨床研修こそが基盤ですから・・この卒後臨床研修制度が有名無実化される危機を国の要路にいる方が止めて下さいますように・・タイトル写真:まだ夏にも「青木屋」をやっていた頃。
View Article若セミ最終回 リウマチ・膠原病 岸本先生 明日(2/14:金曜)です
若手医師セミナー2019 第10回最終回は岸本 暢将 先生によるリウマチ・膠原病です。カリスマ教育者・岸本先生の講演を心ゆくまで楽しんで下さい。Covid_19と思ったらSLEかも知れないのですから・・講師:岸本 暢将 先生 (杏林大学医学部 腎臓・リウマチ膠原病内科)Q&A サポートドクター:順天堂医学部練馬病院 救急集中治療科 助教 小松 孝行...
View Article一般医療機関がやるべき事はこれに尽きますね。
感染予防,そしてコントロールのマニュアル すべてのICTのために 第2版岩田健太郎 (監修), 岡 秀昭 (監訳), 坂本史衣 (監訳)を頂きました。COVID_19も一般医療機関がやるべき事はこれに尽きますね。 「誰が陽性か?」という検査によるレッテル貼りのみに執着する病理が少しでも是正される事を祈りつつ
View Article日本の基幹病院をコロナから守るために必要な軸 その2
退院基準よりも入院必要性 (PCR陽性=退院不可???)もし市中にコロナ(COVID_19)患者が増えてきたら、写真のように既にクルーズシップからの症例で(福島のほうまで?)一杯になっているコロナ基幹病院にこれ以上入院できなくなるでしょう。...
View Article日本の基幹病院をコロナから守るために必要な軸 その3
もう誰も見向きもしないのでしょうが、確かついこの間までセファゾリンなどの重要な抗菌薬が枯渇して、基幹病院の抗菌薬適正使用ASP、耐性菌AMR対策などを危険にさらしていました。...
View Article日本の基幹病院をコロナから守るために必要な軸 その4
漠然と心配しないで・・コロナを診断された、あるいは可能性のある症例の搬送・受け入れに際しての「医療従事者のためのチェックリスト」をどぞ。https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/downloads/hcp-preparedness-checklist.pdfReview your infection prevention and control...
View Article新型コロナに「臨床的に」効く薬は見つかっていない
米国NIHがSponsorする新型コロナウイルスに対する薬剤の治験責任者のPostingから・・Andre Kalil, MD、 University of Nebraska Medical Center Idea Exchange: Finding New Treatments for COVID-19there is no clinical evidence to support the...
View Articleコロナに病院船は?
表題写真は米海軍が保有する病院船(Mercy-class hospital ship)1,000床の病床に加えて、手術室12室やコンピュータ断層撮影(CT)装置など、充実した医療能力を備えている。新造では費用が350億円くらいだが、中古タンカーを改造して作るから100億円くらいかな・・(編集長の想像)。防衛省が147機購入予定の次期戦闘機F35, 1機で116億円 ⇒...
View Article日本の基幹病院をコロナから守るために必要な軸 その5
欧州CDCが、2-3週間で(場合により数日で)欧州全域の国がイタリアや中国のように急激な患者の増加に見舞われるとアナウンスした。いかに感染に弱い人々を守り、病院が忙殺・圧倒されないようにするか・・の戦略に移行するようにアドバイスした。ECDC: COVID-19 not containable, set to overwhelm hospitalsIn a stark and urgent...
View Article旭中央病院 2年目研修医の新城先生がEIDに新型コロナの論文 投稿しました。
COVID-19 in 2 Persons with Mild Upper Respiratory Tract Symptoms on a Cruise Ship, JapanTakeshi Arashiro , Keiichi Furukawa, and Akira NakamuraAuthor affiliations: Asahi General Hospital, Chiba,...
View Article米国の集中治療医師のコロナ診療:印象記
以下は中部病院の後輩でミズーリ州で活躍する集中治療医師、大庭先生からの御厚意で頂いた情報です。シアトルの病院からチェーンメールで流れきた情報とのことです。「MUST READ」とのことです。但し、これはあくまでも一施設での経験ですので、全体像を必ずしも反映するものではないかもしれません。臨床的な印象#1:General・若い人も時に重症化。発症後、1週間前後してから悪化...
View Article3月23日 COVID-19セミナー 忽那先生のQ&A
COVID-19症例、日本最多の診療経験をお持ちの忽那先生にお答え頂きました。 ご質問頂いた方の御名前、施設名は伏せております。...
View ArticleDefense Production Act
Defense Production Act(日本語では防衛製造法とでも言うのかな・・)1950年に朝鮮戦争の時に米国で作られた法律で、国家的な難題に、国家として立ち向かうのに必要なものを製造する必要がある時に発動されるもの・・らしい。FEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)が恐らく日本時間の昨日くらいに、このDefense Production...
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