A New Threat to Immigrants’ Health — The Public-Charge Rule
日本もこれから移民の労働力だけ欲しい、でも健康や安全の提供は・・といったスタンスでいると結局、大きなリスクを背負う事になると思います。 他方、透析⇒腎移植が必要となった外国人が、簡単に国民健康保険を入手し、高額医療の恩恵を受けて帰国する・・などという事態が長年放置されてもいるのですが・・ 移民に対する医療体制の話しがNEJMに載ってました・・↓↓...
View Articleリファンピシン4ヶ月の結核予防投与が有効
17,000人近い症例を用いた結核予防投与の論文、「リファンピシン4ヶ月の結核予防投与が9ヶ月のINHと同様に有効」という記事がNEJMに載ってました。 トライアル参加国 Australia,Benin,Brazil,Canada,Ghana,Guinea,Indonesia,Saudi Arabia,South Korea 比較レジメン(INH 対 RIF) INH 5mg/kg...
View ArticleTickborne Diseases
この13年間で、アメリカではダニ媒介感染症が2倍に増加した・・という事で、一応、御紹介・・ Update Infectious Disease A Summary of Recently Published Activity Tickborne Diseases — Confronting a Growing Threat C.I. Paules and Others N Engl J Med,...
View Articleエボラと絶滅危惧種と、その周辺
定期的に台風やハリケーンが一定の地域を襲うように、エボラが再びコンゴ共和国を襲っています。 8月7日(火)現在の情報(WHO) 診断確定例:17 診断疑い例:27 全症例:44 死亡例:36(確定例:9,疑い例:27) 詳細は以下をどぞ↓ http://www.who.int/ebola/situation-reports/drc-2018/en/...
View Articleプライマリケア診断塾「腫瘍マーカー」勝俣先生 Q&A
第4回プライマリケア診断塾「腫瘍マーカー」勝俣先生のQ&Aが出来ました。 ご質問 ① hCGの重要性をよく感じました。妊娠中か否か、初期段階においてのがん合併に関してはどのような形の段階を踏むべきなのでしょうか? 【回答】お問い合わせありがとうございます。若年者で、がんを疑った場合、hCGはチェックしておきたいですね。妊娠でも上昇しますので、妊娠の鑑別は必要になるかと思います。 ②...
View Articleそろそろ感染症の勉強を再開しようか・・
十数年、某国大統領の個人的な弁護士Persona lLawyerとして仕えてきたC氏が、8件の罪を認め、その一部を「大統領の指示により行った・・」とNYの裁判所で認めました。 同大統領の選挙参謀長Campaign Chairmanであった、現在収監中のM氏も、同時にV州の裁判所で裁かれています。 勿論、大統領本人は「この2人とは無関係」とコメントしていますが、自身のCampaign...
View Article既視感 Dejavu 感染症科と消化器科の連携
以前、HIVを治療する感染症科とHBVを治療する消化器科の連携が重要とされました。それは・・ 編集長がHIV診療の最前線にいた頃、重要なHIV治療薬・ARTのひとつに3TC[Epivir (Lamivudine)]というのがありました。3TCはARTの基本骨格であり、これが安全で良く効くのですが、簡単に耐性を取られるため、「決して3TCのみ単剤投与は駄目」が原則でした。...
View Articleポリオの根絶に向けて
「ある地域のポリオの流行を終わらせるために作られた生ワクチン(生きてるウイルス株を経口)が変異して病原性を持ち、地域にポリオを流行させる・・」といった問題が生まれ、不活化したウイルスによるワクチン(IPV)に変更したい。 しかしIPVは注射なので暑い、広大な地域に接種するシステムの無い、特にサハラ以南の国では接種が大変。経口生ワクチンで集団発生させない株の開発が必要か?...
View Article若セミ 水・Na代謝異常と輸液の考え方 今日です!
本日の若セミを聞くと聞かないとで、生涯使う輸液に差がでます。 日時 2018年8月31日(金)19:30~ 場所 ご自宅から、医局から、どこでも 講師 大船中央病院 院長 須藤博先生 サポーター 東京都立多摩総合医療センター 救急・総合診療センター 綿貫 聡 先生 今からでも遅くない!! http://pfizerpro.jp/wakate/ 単なる昔の写真を無断で掲載致します。
View ArticleHow Much Hotter Is Your Hometown Than When You Were Born?
面白いというか、恐ろしい・・ https://www.nytimes.com/interactive/2018/08/30/climate/how-much-hotter-is-your-hometown.html?action=click&module=Top%20Stories&pgtype=Homepage
View Articleマケイン上院議員の葬儀 (我々はどのような国になりたいのか?)
もし、アメリカの今、強さ、マスコミや司法の健康に興味がある方に・・ http://www.msnbc.com/am-joy/watch/obama-speaks-at-mccain-funeral-on-their-shared-ideals-1311291971845?v=railb https://www.youtube.com/watch?v=raDyWogvQ2Y
View Article外来における子どもの感染症疾患の見かた 9月14日 若セミ
若手医師セミナー2018 第5回 日時: 2018年9月14日(金)19:30~21:00 場所: ご自宅から、医局から、どこでも若手医師セミナーが受講できます。iPhone, iPadでも。 演題: 外来における子どもの感染症疾患の見かた 講師: 新潟大学 医学部 小児科学教室 教授 齋藤 昭彦 先生 Q&A サポートドクター: 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター 忽那...
View Article嘘発見器をホワイトハウスで使用?
某国大統領は職務執行能力に欠ける・・といったコメントが、ホワイトハウス内の高官とされる人物からNYタイムズに流されました。「誰がやった!!?」と憤懣やるかたないT氏を見た人曰く、嘘発見器を使ったら・・?
View Article○○○ is a symptom. Not a cause.
オバマ大統領の演説は、先日のジョン・マケイン氏の葬儀でも、今回も、そのWisdomに感心させられます。 President XXX is a symptom. 某国の大統領は、問題の原因でなはなく、症候である。 (≒現大統領が問題の原因ではなく、問題の表象である)...
View Article2018年度 第2回EBICセミナー in Kobe
ご依頼により以下を掲載致します。 /////////////////////////////////////////////////// 10月13日(土)に2018年度 第2回EBICセミナー in Kobeが開催されます。 CLSIガイドライン(2018年発表:M100-S28)および抗菌薬感受性結果の読み方と、 グラム染色の活用法についてのセミナーです。 日 時:...
View Article症例から考える、日常診療におけるHIV感染症の早期診断
特に総合診療医を目指す、病院内、病院外、Family physician、Hospitalistの皆様へ。 最初で最後の機会です。 演題: 症例から考える、日常診療におけるHIV感染症の早期診断 演者: 国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター 塚田 訓久 先生 ツッコミ係: 編集長 日時: 2018年9月28日(金)19:00 ~ 20:00 場所: Webセミナー(Live配信)...
View Article2018年度 第3回EBICセミナー in Tokyo
ご依頼により下記を掲載致します。 /////////////////////////////////////////////////// 抗菌薬適正使用プログラムASPに必要なコト ASPがきちんと稼働している施設はココが違った! 日 時: 2018年10月21日(日) 10:00〜17:00 場 所: 日本赤十字看護大学301教室 交通アクセス(広尾キャンパス) テーマ:...
View Article大統領よりも我々が怖い(映画監督 マイケル・ムーア氏)
これは先日のオバマ元大統領の「Symptom」と似た話なのですが・・ TVキャスターに「あなたは大統領が怖いですか?」と問われた時のムーア監督の回答が印象的でした。 ムーア氏「大統領が怖いというよりも、彼を大統領に選んだ我々が怖い」 ムーア氏「すでに我々の周囲には多数の大統領(と同様の人物)が存在している。21世紀の全体主義はバラエティ番組に出てくる笑顔で表現される。」 詳細は以下をどうぞ↓...
View Article日赤医療センターの赤木雄先生と福井の寺澤先生
日赤医療センター初期研修医の赤木雄先生から嬉しいメイルを頂きました。 「編集長のアドバイスで福井の寺澤・林コンビにお会いした」との報告+αです。 /////////////////////////////////////////////////// 以下、赤木先生からのメイル(掲載許可貰ってます)↓ 青木眞先生...
View Article超弩級の聴衆を前にして
編集中、症例検討会人生ですので多少の事では動揺しないのですが、昨日はしました。 場所:沖縄県立中部病院(母校) 時間:昨日 聴衆:編集長が研修医1年目の時の指導医、先輩、後輩、 出題:沖縄県立中部病院感染症科(やれやれ) 症例:途上国、洞穴、VFR、下痢、強烈黄疸、腎機能変化、≒ マラリア、 注意事項:ここは沖縄県立中部病院・臨床感染症の発祥の地 ≒ 恩師喜舎場専用感染症(レプトスピラ)...
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