Antiretroviral treatmentに関するUpdateのSessionからです。
新しいGuidelineの変更点など・・SourceはIAS-USAのJAMAのやつ 2012;308:(4)387-とDHHS http://aidsinfo.nih.gov
Interactive形式で進行役は Ann C Collier先生 (なかなかSevereな司会・・)
本日は妊娠とHIV感染症について
28歳女性 妊娠8週で、初めてHIV感染症を診断。
CD4:340
ここで第4世代のScreening検査について横道:抗体+24Agの両者を使う。Window期間は2週間程度まで短縮
問題:妊娠中HAARTは何を使うのか?
例:AZT+3TC+ATV・rがTime honouredしかし編集長が以前お招きしたAberg先生はAZTによる貧血を嫌いTDF/FTCを好むと。
Data不十分群:Raltegravir、Darunavir
NVP:CD4>200で駄目
EFV:催奇形性で? 第23トリメスタは良し
Neural tubeの形成は妊娠6週までに・・>>妊娠に気づいた時はEFVは最も危険な時を通過でToo late >>「ええい続けてまえ」という医師も
ここでAntiretroviral Registryというシステムの紹介。今までに1400例のデータを集積している。
http:// www.apregistry.com
妊娠中のARTについて
・NRTI・Backbone
Preferred:AZT.
Alternative:ABC,FTC, TDFのみサルで通常の2倍のDoseで奇形報告
・3rd medicine
Preferred: NNRTI:NVP, PI: ATV/r, Lopinavir/r
Alternative: Darunavir/r, SQV/r
Special situation: NNRTI:EFV, PI:IDV, NFV (おお懐かしい・・); Integrase Inhibitor:RAL
各論少し
・ATZ/r:新生児の高ビリルビン血症は出ない。第2,3トリメスタではATVの濃度低下するので400mgの使用も考慮
・EFV:Neural tube形成される妊娠6週まではHoldしたい。第2,3トリメスタではOkか?
・非常にCD4が高く、ウイルス量が低いならHAARTを第2トリメスタまで待つ人も居る。
(写真:編集長が長年お世話になるUCSDの副医学部長Schooley先生と静岡で・・これも懐かしい)
追伸:東京医大のY先生からAZTとATVのConfusionについてご指摘頂きました。感謝し、修正致しました。これからAZTはZDVとするかな・・