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Channel: 感染症診療の原則
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妊娠とInfluenza=Bad その1

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胸部不快感・圧迫感にもめげず編集長の朝の学びは続きます。
(どうして胸部症状と学びに関係があるのかは、Treadmillがヒント・・)
Ricahrd H. Beigi先生。U of Pittsburgh

本日は妊娠とInfluenza。その1

#1:Mortality、Morbidity、どちらもあがります。
これは単なる死亡率だけでなくて、ICU入室なども・・
これはPandemic、Epidemic、Swine、どのFluでも妊婦でFluが危険な事はEpiのDataが物語っています。

1)Pandemic:Woolston JAMA 1918、Harris JAMA 1919
2)Epidemic:Neuzilら Am J Epi 1998;148、 Irvingら BJOG 2000, 107(血清学で証明した例を使用)
Lindsayら Am J Epi 2006;163:838-(第1,2,3,どのトリメスタでも入院を増やす)
3)Swine:Louieら NEJM 2009年12月(抗ウイルス薬48時間以内で有用か)、Siston A JAMA 2010:303(死亡率だけでなく早産も増える)

#2:予防接種は安全です。
妊婦におけるFlu shot:とんでもない規模の安全点検がNIHのSponsorshipでされていました!!
何と5万人の妊婦にFlu shotして7年間経過観察を続けて、奇形、学習障害、聴力障害、癌などの発生に問題が無いとしたものです。 Heinonenら:Int Epidemiol 1973;2:229-

(写真:大船中央病院のレンズ沼に棲息する腎臓専門医による)

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