11種類の検査が一度に出来る　感染性胃腸炎検査キット

FDAが1月15日にプレス発表したのは、一度に11種類の検査が出来るキット。

FDA permits marketing of first test that can simultaneously identify 11 causes of infectious gastroenteritis

l感染症フリークな皆さんは、それぞれの感度・特異度などをもちろんチェック。

日本に入ってくるのかな？ですが。

Bacteria　細菌
Campylobacter　カンピロバクター　（鶏肉とか）
Salmonella　　サルモネラ（鶏肉とか卵とか野菜とか、果物とか）
Shigella　　　　細菌性赤痢（海外で感染する人が多いですが、輸入食品での感染事例も。そして、つい最近もブレイクしましたが、性感染症としても広がります）
Clostridium difficile (C. difficile) toxin A/B　クリストリジウム・ディフィシル　トキシン　（院内感染系）
そして大腸菌系。（加熱不十分の肉とか、そこからの生野菜への汚染とか）
Escherichia coli (E. coli) O157　
Enterotoxigenic Escherichia coli (ETEC) LT/ST　
Shiga‐like Toxin producing E. coli (STEC) stx 1/stx 2　

Virus　ウイルス
Norovirus　　ノロウイルス
Rotavirus A　ロタウイルスA

Parasite　寄生中
Cryptosporidium　クリプトスポリジウム
Giardia　　　　　　ジアルジア

地引き網っぽい・・・

No assessment, No test(スタイン先生）

問診して検査前の確率を考えて,,,ですよね。
とにかくヒストリーだ！ティアニー先生と松村先生、青木編集長の座談会（医学書院）
The three most important parts in making a diagnosis are　History, History, History!!

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