編集長のICAAC勉強は静かに続きます。
本日のお題は英国の出産時の最大死亡原因。(直接の)「Safe Use of Antimicrobials in Pregnancy」
Catherine Nelson-Piercy先生のご発表 (Catherine Nelson-Piercy, FRCP; St. Thomas' Hosp., London, United Kingdom)
これは最近までは肺梗塞PEだったのですが、今はCommunityから来たGASによるもの・・
ならば、昔のSemmelweisの時と変わらないのでは・・!!

しかも発熱よりも下痢が目立ったりして・・
医師ではなくて助産師による出産が大きな割合を占める場合、診断に至までの苦労が偲ばれます。
やはり感染症の問題というのは簡単に終わらないのですね・・
直近の死亡原因ではないもの・・となりますとHIV感染症、結核、GBS、なども顔を出します。結核なのにPEとして治療されていた・・などという恐ろしい話も。
それにしても編集長が一番、感銘を受けたのは一番古い薬から使うという姿勢。それがEclampsiaでもIDでもね・・
一番、安全だから・・確かに・・
(写真:青木屋Partyに来た先生がたのお靴。但し、実際はこの3倍ありまして、新聞紙載せて、また新しく靴を重ねて、ミルフィーユ状態)