研修医も力がついてくると、感染症の重症度を表現するのに熱や白血球やCRPを使わなくなってきます。
確かに市中肺炎などで入院してくる症例も熱が平熱に近いほど、死亡率が高いんですから・・
では、何を使って「やばい」を表現するか・・いくつか有りますが、血小板数も使われますね・・
駒込病院の感染症科スタッフは良く、ウイルス感染症などを扱う時、「血小板が・・」的表現を頻用しています。
今朝のお勉強はDengue熱の臨床診断。すなわちResource Limitedの地域で如何にPCRなど高価な検査をせずに診断するか・・というお話でした。
結論から言うと、臨床像と血小板が11万くらいと低くなっていると高確率でDengueの診断が可能という事でした。
(今年のICAACの見直し、なかなか終わらないな・・(^_^;)