下調べの作業をしている途中のメモです。
編集長がよくいう「じーあいえむ」GIM;General Internal Medicineは、日本語では総合内科でしょうか。
感染症診療の原則は、GIMとの親和性が高いので、時々話題になります。
世の中一般的にはどのような能力を期待されているんでしょうか。(たぶん、たずねる人で回答が変わってくる)
編集部は、この名称を聞いた時点では、その場にティアニー先生や徳田先生がいらしたので、そして青木編集長からは生坂先生のお話を聞いていたので、こんなに広くカバーして鑑別していくなんてそりゃどんな訓練受けたらいいのかしらん? と思った次第です。(しかし、直後に、モンスターを目指してはいけないことを知る)
記憶をたどると、ある時期からこの名前で講座や外来ができたけれど、実際にはその専門的訓練を受けた人の数は少なくて、ポジションや分担には各科から選ばれた人が集まって構成しているというお話を良く聞きました。
診療を受ける側の患者さんからしたら、総合的に診てくれるのだろう、ということで受診すると思うのですが。
本日「総合内科」検索をかけてみたところ・・・・203万件ヒット by google 。
日本内科学会:従来の「内科専門医」は「総合内科専門医」へ呼称変更いたしました。2012年9月現在、14735人だそうです。
定義や訓練が異なるのに、名前をいきなりかえてしまっていいんでしょうか。
3万人(人口4千人あたりに1人)が適正規模と学会は考えているとの事です。
どうやって養成されるのだろうとおもいまして、さらに「養成」として検索すると10万9千件ヒット。
"「総合内科医養成研修センター」の指定" というものがあるようです。
「家庭医」を検索すると147万件。「養成」を加えると28万5千件。
プログラムをみていくと、いろいろな名称やコンセプトが混在します。
"高度総合内科専門医養成コース"
"総合診療・家庭医養成プログラム"
"総合内科専門医養成コース(高度家庭医)" 高度、ってなんだろう。
"「ER 診療に強い病院総合医」養成プログラム"
"「病棟もみる家庭医」の養成" 「も」?
"総合診療コースレジデントプログラム: ジェネラリスト養成後期研修プログラム"
"老人医療を主体とするジェネラリスト養成コース"
同じ大学の後期プログラムの中に、"総合内科医養成コース"とは別に"家庭医養成コース"もあったりします。
小児領域にもこの名称はありました。
"小児総合内科医養成コース"
福井大学には、"原子力施設に近い医療施設で活躍できる医師 緊急被ばく医療の指導ができる医師" という特色のあるコースも設置されています。
教育をする側の能力や施設/地域特色なども重要になってくるでしょうし、コア・コンピテンシーの言語化も必要になります。
資格を認定して、社会にその有用性をいうとなると、アウトカム評価やプログラムの質のモニタリングという責任が生じます。
どのような人が必要とされ(ニーズ分析)
どのようにすればそのような能力を獲得でき(教育/プログラム立案)
その能力を獲得できるような設備や条件を維持し(マネジメント)
最終的に一定条件をクリアしたと考えるのか(量的質的評価)
上記のように、コンセプトやめざすゴールが異なるとなると、その養成課程も変わってきますね。
資格ということでは、
「日本プライマリ・ケア連合学会認定医」ができています。 "病院総合医養成プログラム"
先日、Taro先生や徳田先生も参加されていた"日本のコミュニティにおける健康と医療のあり方を考え、変革するために行動できるジェネラリスト(家庭医・総合診療医)を育成する非営利法人"などもできています。
(他にもいろいろあるのかもしれませんが、今日はこれくらいしか見ていません)
問題や課題を解説したり話し合っている方の公開資料がありました。
「総合医をいかに養成するか」
総合医養成の問題点
名称に関わる混乱
家庭医、かかりつけ医、プライマリケア医、総合医、総合 内科医(総合内科専門医)、一般内科医、総合診療医
どこに、どれだけ必要かのデータがない
病院に基盤
各科専門医の養成においても同様 専門医・総合医の配置と数のバランス
診療所に基盤
今後の医療デザインの明確化が前提
どこで養成するか:大学病院・市中病院・診療所
なるほど。
東京大学 “総合医”構想の現状報告と プライマリ・ケア医のあり方"
なるほど。
でもまだよくわかりません。
意見を述べておられる先生方のブログ記事等も見渡してみました。
病院総合医のビジョンは?:どこまでやって、どこで引くのか?
総合医資格・・・なんか頑張っているみたいです
「家庭医」の検討期待
「日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 公式ブログ」
「第一回家庭医総合医教育研究会 カンファレンス」 湘南鎌倉総合病院
CBニュースUstream:みんなの医療!〜47万の看取り難民「家庭医」は地域をどう守る?〜
「総合医」の名称に意見さまざま
本日の結論、「把握しきれず」。今度、徳田先生に教えてもらいましょう。
編集長がよくいう「じーあいえむ」GIM;General Internal Medicineは、日本語では総合内科でしょうか。
感染症診療の原則は、GIMとの親和性が高いので、時々話題になります。
世の中一般的にはどのような能力を期待されているんでしょうか。(たぶん、たずねる人で回答が変わってくる)
編集部は、この名称を聞いた時点では、その場にティアニー先生や徳田先生がいらしたので、そして青木編集長からは生坂先生のお話を聞いていたので、こんなに広くカバーして鑑別していくなんてそりゃどんな訓練受けたらいいのかしらん? と思った次第です。(しかし、直後に、モンスターを目指してはいけないことを知る)
記憶をたどると、ある時期からこの名前で講座や外来ができたけれど、実際にはその専門的訓練を受けた人の数は少なくて、ポジションや分担には各科から選ばれた人が集まって構成しているというお話を良く聞きました。
診療を受ける側の患者さんからしたら、総合的に診てくれるのだろう、ということで受診すると思うのですが。
本日「総合内科」検索をかけてみたところ・・・・203万件ヒット by google 。
日本内科学会:従来の「内科専門医」は「総合内科専門医」へ呼称変更いたしました。2012年9月現在、14735人だそうです。
定義や訓練が異なるのに、名前をいきなりかえてしまっていいんでしょうか。
3万人(人口4千人あたりに1人)が適正規模と学会は考えているとの事です。
どうやって養成されるのだろうとおもいまして、さらに「養成」として検索すると10万9千件ヒット。
"「総合内科医養成研修センター」の指定" というものがあるようです。
「家庭医」を検索すると147万件。「養成」を加えると28万5千件。
プログラムをみていくと、いろいろな名称やコンセプトが混在します。
"高度総合内科専門医養成コース"
"総合診療・家庭医養成プログラム"
"総合内科専門医養成コース(高度家庭医)" 高度、ってなんだろう。
"「ER 診療に強い病院総合医」養成プログラム"
"「病棟もみる家庭医」の養成" 「も」?
"総合診療コースレジデントプログラム: ジェネラリスト養成後期研修プログラム"
"老人医療を主体とするジェネラリスト養成コース"
同じ大学の後期プログラムの中に、"総合内科医養成コース"とは別に"家庭医養成コース"もあったりします。
小児領域にもこの名称はありました。
"小児総合内科医養成コース"
福井大学には、"原子力施設に近い医療施設で活躍できる医師 緊急被ばく医療の指導ができる医師" という特色のあるコースも設置されています。
教育をする側の能力や施設/地域特色なども重要になってくるでしょうし、コア・コンピテンシーの言語化も必要になります。
資格を認定して、社会にその有用性をいうとなると、アウトカム評価やプログラムの質のモニタリングという責任が生じます。
どのような人が必要とされ(ニーズ分析)
どのようにすればそのような能力を獲得でき(教育/プログラム立案)
その能力を獲得できるような設備や条件を維持し(マネジメント)
最終的に一定条件をクリアしたと考えるのか(量的質的評価)
上記のように、コンセプトやめざすゴールが異なるとなると、その養成課程も変わってきますね。
資格ということでは、
「日本プライマリ・ケア連合学会認定医」ができています。 "病院総合医養成プログラム"
先日、Taro先生や徳田先生も参加されていた"日本のコミュニティにおける健康と医療のあり方を考え、変革するために行動できるジェネラリスト(家庭医・総合診療医)を育成する非営利法人"などもできています。
(他にもいろいろあるのかもしれませんが、今日はこれくらいしか見ていません)
問題や課題を解説したり話し合っている方の公開資料がありました。
「総合医をいかに養成するか」
総合医養成の問題点
名称に関わる混乱
家庭医、かかりつけ医、プライマリケア医、総合医、総合 内科医(総合内科専門医)、一般内科医、総合診療医
どこに、どれだけ必要かのデータがない
病院に基盤
各科専門医の養成においても同様 専門医・総合医の配置と数のバランス
診療所に基盤
今後の医療デザインの明確化が前提
どこで養成するか:大学病院・市中病院・診療所
なるほど。
東京大学 “総合医”構想の現状報告と プライマリ・ケア医のあり方"
なるほど。
でもまだよくわかりません。
意見を述べておられる先生方のブログ記事等も見渡してみました。
病院総合医のビジョンは?:どこまでやって、どこで引くのか?
総合医資格・・・なんか頑張っているみたいです
「家庭医」の検討期待
「日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 公式ブログ」
「第一回家庭医総合医教育研究会 カンファレンス」 湘南鎌倉総合病院
CBニュースUstream:みんなの医療!〜47万の看取り難民「家庭医」は地域をどう守る?〜
「総合医」の名称に意見さまざま
本日の結論、「把握しきれず」。今度、徳田先生に教えてもらいましょう。