編集長、最近は薬剤師と臨床現場の架け橋のお手伝いをしていますが・・
やはり周回遅れで昨年のICAACのpK, pDのLectureを聞いていて、大事だな・・と思うものがあったのでご紹介を。
まあ、ひらたく言うと、時間依存性の薬は「頻回投与」というOptionもありますが、「Extended infusion 」という4時間かけて注射というOptionもあるのですね・・。とくにMICの高くなった抗菌薬が効きにくい菌に有効なようです。同じ量の抗菌薬でも通常の30分で入れるのに比較してpD的により良い形に持って行ける・。
Clinical Infectious Diseases 2007;44:357–63
今後、我々はグラム陰性桿菌用の抗菌薬が枯渇する方向に行かざるを得ない中、少しでも既存の抗菌薬をより有効に使う方法が示される事はありがたいことです。
NetをSurfしていたら、1990年、KY大学でご一緒していた日本人PharmDを思い出させるような方のBlogも見つけました。同じ内容の事が1年前に紹介されていました。不勉強ですみません。
http://ce.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/pharmacodynamic.html
やはり、本当のPharmDが必要だな・・