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Channel: 感染症診療の原則
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自宅で(採血しないで)HIV検査

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米国FDAが、自宅で自分で使用できる 唾液(口腔内液)を使ったHIV「スクリーニング」検査キットを認可しました。

この検査は「スクリーニング」用ですので、これで陽性の場合には「確認」検査を医療機関で受けます。

Rapid HIV Testing(CDC)

自宅での検査は「もし陽性だったら心理的サポートが無い」といったことが問題だとして、なかなかOTC として認可されずにきました。

早期診断のためのブレイクスルーになることが期待されます。

以前、「旦那が寝た好きに口につっこんでもいいか?」という質問を受けたことがあります(ひえー)。

本人の同意なくそのようなことをしないように。
宴会の罰ゲームにいれたりしないように。


日本では、献血や妊婦健診でたくさんHIV検査が行われています。

術前や入院時にばんばん全員に検査をしたいと考えている人もいます。








HIV検査の感度や特異度はとてもよいのですが、有病率の影響を受けますので、もともと日本のように低流行国で広く検査を拡大すると、「偽陽性」の人が出ることになります。




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