「I know what I know」これ以上、覚えきれないし、覚えたくない・・。これは、日米の感染症専門医が浅草で披露したコメント。Guidelineなどが出るたびに、ふと呟きたくなる・・?
さて、また出ました・・。Sigh DFI(Diabetic Foot Infection)のガイドラインです。
Clinical Infectious Diseases 2012;54(12):132–173
「殆ど知っている事でしょう・・?」と不埒な独り言を呟きながら読みますと、やはり「知らない事が多いな・・」と反省しきり。 反省点をご紹介:
DFIのリスクを上げる因子:
・潰瘍が30日以上存在(そうか時間の因子があったの・・)
・再発性潰瘍(改めて文言として認識する必要あったな・・)
・以前にAmputationした、感覚が無い・・(これも認識しなおします)
DFIのアセスメントには3つのレベルで:
・アセスメントを構造化した事なかった(反省)
・3つのレベルとは:全身状態(これ常識)+四肢(感覚・動脈+静脈の状態・骨の出っ張りなど)+潰瘍そのもの
DFIに対する抗菌薬治療の期間:
・感染症が収まれば潰瘍が残っていても抗菌薬中止可能。
骨髄炎を疑う所見:
・病変部が骨の突起部に一致している。(へー・・)