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Channel: 感染症診療の原則
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San Diego に参りました#4 Ebolaの薬

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編集長、一昨日の夜はUCSD医学部、内科のVice chairman、Schooley先生がたと夕食を頂きました。

その時の会話・・
編集長:今回は奥様Benson先生は毎日のように座長として拝見しますがChip(Schooley先生の愛称)は?
Chip:少しだけ・・Ebolaの薬で・・GS-5734
Chipの友人:どの程度、期待できるの?
Chip: 多分大丈夫だと思う。
編集長:そんなに人間で治験できないのに大丈夫なのかな・・?
Chip:・・・・・・(編集長に理解できないけど、どうやら、Primatesでこうならば、大丈夫とか言っていたような)

詳細はプログラム#210のLate breaker oral abstract sessionをどぞ。CDCなどの政府組織やGSKなどの製薬会社のCollaborationの成果。

沢山の弟子を育て、編集長を指導
ChipはハリソンでEBVのChapterを書いたり、ARTがこれまで発展する前は全米のHIV感染症前線で臨床とVirologyの橋渡しをしていたし、素晴らしい弟子を無数に育てたし(例:急性期感染の治療のブルース・ウォーカー、プロテアーゼ阻害剤を含むカクテル療法でTimes誌のMan of the Yearになったデビッド・ホー)、編集長がACCのエイズ情報室長をしていた時は、小児HIV感染症や国内初のカクテル療法による母子感染予防の指導をしてくれたりと、「素晴らしい、ありがとう」としか言えない師匠的な存在でしたし、これからもそうでしょう。

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