本日から演者はReinhard Raggam先生 ドイツのGraz大学。
なまりが強いけれども聞き取りは可能。
演題:SIRSの診断・予後判定のための複数のバイオマーカーを臨床的に評価:
Clinical evaluation of multiple inflammation biomarkers for diagnosis and prognosis in patients with SIRS
バイオマーカーを複数、組み合わせで使用してみるという面白い試みでしたが・・
#:検討対象となったバイオマーカー達
PCT, CRP, IL-6, suPAR
IL-8, IL-10
Cystatin, NGAL
Fibronectin, Thrombomodulin,
Biotin, Substance P
#:黄色ブドウ球菌、大腸菌、カンジダの血流感染症で上記のバイオマーカーがどのように動くか・・
・診断に有用な組み合わせ:CRP+PCT
・予後判定に有用な組み合わせ:SAA+Biotin
・大腸菌でIL-8が有意に高く、Fibronctinが有意に低い
・腎機能に左右されるバイオマーカー:CystatinC、suPAR, PCT・・
#:結論:
・色々組み合わせてみたが診断・予後判定に関して既存のものより優れたものは無い。
・もっと規模を大きくすれば違いが見えるかも・・