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Channel: 感染症診療の原則
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後期高齢安心プラン

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えー。生命保険の名前のようですが。

臨床でのteachingに関してのお話です。

先日、ハワイ大学の町先生とお話していたときに、臨床での教育についての「評価」の話題が出ました。

日本では、臨床で多忙な中堅以上のドクターらが、さらに大学での教育and/or臨床での指導も担当しており、そしてそこには時間の配慮(準備の時間含めてとれるようにとか)や経済的な評価がほとんどない状況です。

米国でも以前はそうだったのだけれども、現在は臨床での教育指導をする人は、その時間や実績についてもちゃんと換算されたり評価されるようになっているというハワイ大学の話をうかがいました。

大学にいても皆が「もう、ペーパー書くのが何よりの幸せっ」とかいうお医者さんばかりではないはずで、臨床と次世代の教育により時間をさくのが幸せな方もいるわけです。

医学系ではすでに いんぱくとふぁくたー系ではない評価の軸での教員を採用もすすんでいます。
今後、人事体系として複数化していくのがいいのではないかとおもいます。
研究が上手で好きなのでなるべくそちらに専念させてほしい人と、研究よりは教育者として教育機関である大学で活躍したい人と。 

青木編集長のようにフリーター教師もいるわけですが。
その人たちの評価は何だか知っていますか?

それは成果物としての若者たちの成長です。

Taro先生のブログに明言が!

これ大事ですよね。

自分のパフォーマンスの質の維持は当然必要ですが、個でできることには限界もあるわけですし、いろいろなところによい実践や哲学が広がっていくのが大事なわけです。

LT先生も、足イタイヨとは決していわず、日本の医療者のためにあちこちでかけてくれます(もちろん、鳥さんと温泉とラーメンも目的なんですが)。

編集長もリタイアしたりあと数日でおさらば・・・というときに平安のこころでいられるよう、地道に感染症臨床原則行脚を続けます〜。

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