教え子に教え子を頼むと＃２

以下、駒込で教えた鎌田先生からの近況報告です。
「教え子の近況報告」ほど嬉しいものはありません。

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青木 眞 先生

先生！お久しぶりです。
連絡が遅くなってしまい大変申し訳ありません。

先週火曜の夜に無事帰国しました。
翌水曜の朝から水戸で元気に働いておりますが、日本のリズムに戻るのはなかなか難しいです(笑)

一部省略

さて。
今回、本当にいろんなことがありました。いろんなものを いっぱい 貰って来ました。
次にお会いした時、話したいことが山のようにあります。

ルワンダは半月の滞在、２週間の病院勤務でしたが、それは本当に実りのあるものでした。
医師として働きだしてから、２週間という期間では一番充実した時間だったかもしれません。
それは、自分の好きな場所で好きなことを出来たからというのもありましたが、
何より青柳先生をはじめとするルワンダにいたアメリカ人医師達のお陰でした。

アメリカや日本の様な先進国と言われる場所でなく、ルワンダの様なこれからの可能性を秘めた場所に身を置き、
そこで医療行為、教育をすることを目的に集まった彼らは、僕の正に理想でした。
みな各専門分野があるにも関わらず、非常に高い内科医としての知識を持ち、優しくルワンダの未来を育てていました。

これまでの４年間、駒込、水戸、シンガポールとトレーニングをしてきた今だからこそ、
アメリカでの医学教育•環境のアドバンテージや、これまで歩み培ってきた自分の強み、各症例の難しさ、楽しさが
自分なりに良く分かりました。

そして何より青柳先生を紹介して下さったこと、本当に本当に感謝します。
青柳先生は、病院での日々の熱血指導に加え、毎週末には様々な『ルワンダ』の一面を見せて下さったり、ご自宅で食事まで御馳走してくれたり等、お世話になりっぱなしでした。

次にお会いした時に、見ていただきたい写真がいっぱいあります。
青柳先生は感染症科医ですが、その前に素晴らしい内科医でした。
今では、憧れの先生の一人です。

僕も負けずに自分のゴールを目指して、もっともっと突き進んで行きたいと思います。

まずは、今月末に水戸でお待ちしています。

鎌田 一宏