感染管理の世界がきな臭くなり、「君子危うきに近寄らず」がMottoの編集長は環境の感染問題には近づかないのですが・・
それでも時にはコンサルトを受ける症例で図らずも感染管理的な問題に遭遇する事は多いのです。
その典型が末梢静脈カテーテル関連血流感染症です。
大抵は白血球が高い、CRPが下がらない、FUOの診療手伝え・・的なコンサルト依頼が多いのですが、その時必ず除外するのがカテーテル関連血流感染症です。
カテーテル関連血流感染症は見た目では診断できないのですから、当然、カテーテル経由でとった血培VS末梢から採取した血液検体の陽性になるまでの時間差がポイントです。
そして編集長は偉そうに言うのです。「この末梢カテーテル、挿入して何日? え?!5日目? それは長いのでは・・」と厳かに申し渡します。そんな編集長にShockだったのが今回の「Cochrane Database Syst Rev」でやんす。
ルーチンで3−4日おきにカテーテルを入れ替えても、臨床的に必要になってから入れ替えても結果は同じ・・という厳しいコメント。
(編集長が指導して来たICNの皆様。申し訳ない・・)
Clinically indicated and routine (72 to 96 hr) changing of peripheral IV catheters were not different for bacteremia or phlebitis rates.
PMID: 23633346
(写真:説明不要 必要なのは刺身用醤油+わさび)
それでも時にはコンサルトを受ける症例で図らずも感染管理的な問題に遭遇する事は多いのです。
その典型が末梢静脈カテーテル関連血流感染症です。
大抵は白血球が高い、CRPが下がらない、FUOの診療手伝え・・的なコンサルト依頼が多いのですが、その時必ず除外するのがカテーテル関連血流感染症です。
カテーテル関連血流感染症は見た目では診断できないのですから、当然、カテーテル経由でとった血培VS末梢から採取した血液検体の陽性になるまでの時間差がポイントです。
そして編集長は偉そうに言うのです。「この末梢カテーテル、挿入して何日? え?!5日目? それは長いのでは・・」と厳かに申し渡します。そんな編集長にShockだったのが今回の「Cochrane Database Syst Rev」でやんす。
ルーチンで3−4日おきにカテーテルを入れ替えても、臨床的に必要になってから入れ替えても結果は同じ・・という厳しいコメント。
(編集長が指導して来たICNの皆様。申し訳ない・・)
Clinically indicated and routine (72 to 96 hr) changing of peripheral IV catheters were not different for bacteremia or phlebitis rates.
PMID: 23633346
(写真:説明不要 必要なのは刺身用醤油+わさび)