本日のお題は「Listeria monocytogenes meningitis. Implementation of adjunctive dexamethazone therapy and risk factors for unvavorable outome」という長〜〜〜いもの
簡単に言えばPneumococcusではなく、Liseriaの髄膜炎にもSteroidが良いのでは・・というお話。
講師はKoopmans MMというオランダの先生。
2006-2012でProspectiveにNationwideでCohort調査を致しました。対照は1998-2002のHistorical control.
なにげなくNationwideでCohort調査」といってますが、この辺りをケロリンとやってしまうところがオランダ。
北欧の凄いところかも知れません。
結論はステロイドで予後は悪くなってない・・というもの。
予後を悪化させる因子:
1:高齢
2:免疫不全
3:髄液/血液の糖の比が低い
という事で、Listeriaでも多少、Steroid使用が有効かもしれないので本格的なProspectiveな検討をどうぞ・・
(写真:ロンドのお馴染みライオン。三越も参考にしたライオンです)