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Channel: 感染症診療の原則
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7/7(日)市民公開講座「予防接種 受けなかったらどうなるの?!」

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世田谷の成育医療研究センターで市民公開講座が開かれます。
なかなか市民公開のものはないので、周囲で関心をお持ちの方、どのような情報発信や信頼関係作りを専門家がしようとしているのか見てみたいかたはぜひおでかけください。

主催、共催、協賛、後援、が興味深いですね。
こんなにごっちゃに並べることが可能なんだと学びます。

企画者として興味深いのは・・・・まず会場は病院の講堂ですから、お金かかりませんね。
講師は病院の医師と国立の研究所の医師ですから公文書でおよびするわけです。日曜日ですが。
(講師謝金の規定があります)

後援には厚生労働省が入っています。メーカーがならんでいてもOKなんですね。

ところで、なだたる専門団体も並んでいますし、上記の設定だと企画予算もあまりかけずにできると思いますが、なぜ製薬会社がここにはいっちゃうんでしょうね。
しかも特定の会社だけ。

協賛というのは通常お金を出すサポートです。この企画自体、製薬会社をいれないといけないのか?
不思議ではあります。(市民公開講座に)

主催は「小児医学健康振興財団」です。


ところで、タイトルの「どうなるの?」ですが、健康問題としては、

1)何もおこらないかもしれない(周囲のひとが予防接種をしてくれて集団免疫で守られるから)
2)その感染症になっちゃうかもしれない(感受性者ですからね。当然の帰結)
3)一定の確率で重症化/死亡のリスクがあったり、障害が残るかもしれない
4)周囲の感受性者にうつしてしまうかもしれない

ということでしょう。

健康以外のことではどうでしょうか。国や特定の状況によっては。

1)様々な責任をつきつけられる
2)権利を制限される 
3)余分にコストや手間をとられる
4)周囲に説明がいる

でしょうか。(そういった話ははいっているのかわかりませんが。)

どうなるの?ですが、
受けたくない、なるべく受けたくない、受けない選択肢があるのか知りたい、、、という人が社会には一定数いるわけですので、その人達へのケアをする話がちゃんと入っているのかも関心事項です。
つまり、説得のための話じゃないですよね?ということです。

ぜひ参加したいと思います。


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