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Channel: 感染症診療の原則
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先祖はGIM

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先ほど、須藤先生がたのご尽力で翻訳されたSapiraの書評を医学書院にお送りして一休みしています。
それにしても身体診察の世界は広くて深いですね。そして、またそれに用いられる診察道具も。

皆様は写真の道具、おわかりですか? 
Troube型と言われる聴診器です。

これ、実は編集長の実家にあったんですよ。
皆様はおじいさま、おばあさまと同じ屋根の下で暮らした事がおありでしょうか?

曾祖父は軍医で外科、祖父は耳鼻科の開業でしたので、家のあちらこちらに面白いものがあり、子供心にもワクワクしたものです。
勿論、「触ったら駄目!!」 と言われたものばかりですが、それはそれ、何しろ聞き分けの良い少年でしたから触り放題。
そんな少年編集長のお気に入りがこの象牙の聴診器でした。
これで猫なんかコツンとやると逃げていきます。

まあ、本来は産婦の腹部聴診に使ったらしい・・。先祖にOB-GYNは居ないけど・・。
多分、曾祖父あたりまではかなりGIM的だったのでしょうね・・。

何が聞こえたのかな・・と昔を思いつつSapiraの本を閉じる午後であります。

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