編集長は33年前の研修医時代、肝癌を患う患者さんの血液をふんだんに入れた試験管が手の中で割れ、C型肝炎に罹患しました。
当時はC型という名前さえ無くて、非A非B肝炎と言われていたのものです。
一睡も出来ない3連直明けの月曜、レジデントから「青木、オマエ、黄色いんじゃない?」と言われてTransaminaseが1500・・ビリルビンが6・・といった事態に気づきました。
早速、入院となり暫く安静という事になりましたが、残された研修医仲間が大変でした。なんと一睡も出来ない当直が2日に一回。これが15日間続いたのです。
昔の県立中部病院の激しさは今とは比べものにならないものでしたから、連中の苦労は並大抵のものではなかったでしょう。
そのような彼らと33年ぶりの仲間も含めてReunionしたのが今回の訪沖の成果でした。
彼らに助けられてここまでこれたのですから編集長も真剣に治療の事を考えねば・・と改めて思う昨今です。
(写真:右側の二人が一日おきの睡眠ゼロ当直を2週間やってくれたG先生とN先生。)