編集部が自身のVersion Upのため、海外出張。そのため、編集長が紙面を埋めよ・・との指令が出ています。(どっちが編集長やねん・・!!)
編集長、そのため今朝の学びを再び。
途上国に出かけて罹患する急性の下痢。このほとんどは細菌性であり自然治癒したり、最悪の場合抗菌薬での治療が必要となります。
しかし、更に数%なのですが、post infectious irritable bowel syndrome (PI-IBS)といわれる持続性の炎症を呈する病態が残る人います。
更に、一部の人は潜在していた潰瘍性大腸炎などが表面化してくる事もあるそうです。
最後に症例を。
アフリカに行って、発熱+下痢+貧血 の50代女性。
発熱があるので、マラリアとして検査・治療。(マラリアで下痢はあり。勿論、貧血も)
しかし、マラリアが治癒してから判明した事。この方、多発性骨髄腫を発症されてました。
うーむ。深い・・。