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Channel: 感染症診療の原則
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No stain, No life 諸説

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Tower Recordsが、 No music, No lifeというキャッチコピーをつかっていました。
つまり、音楽の無い人生なんて、人生と言えない、ということです。

No stain, No lifeも、感染症診療の世界ではよく(ときどき?たまに?特定地域で?)聴くフレーズ。

(沖縄あたりでは特に?)


どのような魂をこのメッセージ(英語)にこめるのか。

今回、某研修会場で、青木編集長がきいたのはこのひとこと。(青木編集長の記憶の問題もあるので、100%そのままかは不明)


「グラム染色をしなければ、殺される(命は無い)」

「皆さん!そうですよね!?」・・・・と熱烈指導医とふられた研修医達も「そうだそうだ」とうなづき、ヒートアップする会場。


青木編集長は一瞬、え、そうだったっけか?と反芻したのだそうですが、研修医時代にグラ染しなければ指導医に首をしめられるかもれいない施設はそこかしこにあるかもしれない。私は確かにそうだった。うむ。と納得したそうです(^^;)


以前、編集部が遠藤和郎先生に学会でお会いしたときに、染めない研修医がいたらどうなるんですか?ときいいたら、「カルテを一緒にのぞきこんでいる場合、頭突きをくらわします」とおっしゃっていたのを思い出しました。
"「ちゃんとやらないと患者さんが悪くなるよ」、ズバリ言うと、「患者が死ぬよ!」ということが究極の理由"

こちらもNo stainだとどうなるか、を考えさせられるエピソード。

遠藤先生は医学書院に「感染症だけはローテーションすまい!→No Stain, No Life」と、なぜ感染症医をめざしたのか?についておかきになっていました。
もっとDeepに知りたいかたは「追悼集」を入手されるとよいとおもいます。遠藤先生がどのようにそのスキルを身につけたのか(検査技師さんに教えてもらったのか)事細かにかいてあります。


杏林大学のコソ染め記事をみて、気分をもりあげて、皆さん染めましょう(^^)



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