ウガンダでのEbola出血熱のアウトブレイクに関する報道が続いています(英語メディアでは)。
医学生や研修医の皆さんもお名前はご存知の方が多いでしょう。
感染症は「人」「時」「場所」で整理をします。
ちなみに、最近はOutbreak Map、Health Map等も複数あり、地理に弱い人もすぐ情報を得ることができます。
どんな人が発症したり死んでいるのか、どの場所でおきているのか、それらはいつおきているのか。です。
そして、ラボ情報を加えるとさらに詳しい情報や解析をすることができるようになります。
今回の場合はウイルスのタイプをしらべます。
これまでのエボラアウトブレイクの年表。WHOとCDCで若干違います。
人でおきているものをまとめてみました。
ソース:
WHOの経過表
CDCの経過表
このほかに、Ebola-Restonがあり、米国、フィリピンの検疫や畜産関係の人での抗体が確認されています。
年表の中で、1976年英国で、検査技師が感染しているのと、1994年にエボラで死亡した患者の解剖に関わった医療者が感染していることは、平時からの感染防御の大切さをあらためて知る事象でああります。
また、1994年にコートジボワールでも報告がありますが、当初は「黄熱」のアウトブレイクと考えられていたそうです。
Georges AJ, Leroy EM, Renaud AA, et al. Ebola hemorrhagic fever outbreaks in Gabon, 1994-1997: epidemiologic and health control issues. J Infect Dis. 1999;179:S65-75.
「お隣の国の話だよね!」「うちにはいないよね!」的な発想だと対応がおくれることがあるかもしれません。
潜伏期間は2日〜21日といわれています。
本日のCIDRAPのニュースもまとめをみると、
ウガンダでのエボラ出血熱での死亡が4例増えて、合計18例。死亡例はウガンダ西部のKibaale地域。
死亡群は5歳、12歳、の子どもを含んでいる。
このほかに疑い例14例が入院中(11例はKagadi病院、3例がMulago病院←首都のカンパラにある)
保健省のサーベイランスチームはこのほかに40例をモニタリング中、、、とのことです。
上に紹介したアウトブレイクマップでは、ウガンダでは他の不明病気情報が報じられています。
Kibaale District Attacked By A Strange Disease, 12 People Dead
すでに同じ地域で12例が死亡。
―11 people from one family in Nyamarunda Sub County have died since the strange disease surfaced in the district.
―one who treated some of the 11 people from Nyamarunda Sub County and is suspected to have contracted the disease from them.
―the signs of the disease include; high fever, vomiting, diarrhea and systems failure. It kills patients within 4 days to a week.
その国の政府だけでなく、周辺国やWHO、CDCなども支援に入ります。
医学生や研修医の皆さんもお名前はご存知の方が多いでしょう。
感染症は「人」「時」「場所」で整理をします。
ちなみに、最近はOutbreak Map、Health Map等も複数あり、地理に弱い人もすぐ情報を得ることができます。
どんな人が発症したり死んでいるのか、どの場所でおきているのか、それらはいつおきているのか。です。
そして、ラボ情報を加えるとさらに詳しい情報や解析をすることができるようになります。
今回の場合はウイルスのタイプをしらべます。
これまでのエボラアウトブレイクの年表。WHOとCDCで若干違います。
人でおきているものをまとめてみました。
ソース:
WHOの経過表
CDCの経過表
このほかに、Ebola-Restonがあり、米国、フィリピンの検疫や畜産関係の人での抗体が確認されています。
年表の中で、1976年英国で、検査技師が感染しているのと、1994年にエボラで死亡した患者の解剖に関わった医療者が感染していることは、平時からの感染防御の大切さをあらためて知る事象でああります。
また、1994年にコートジボワールでも報告がありますが、当初は「黄熱」のアウトブレイクと考えられていたそうです。
Georges AJ, Leroy EM, Renaud AA, et al. Ebola hemorrhagic fever outbreaks in Gabon, 1994-1997: epidemiologic and health control issues. J Infect Dis. 1999;179:S65-75.
「お隣の国の話だよね!」「うちにはいないよね!」的な発想だと対応がおくれることがあるかもしれません。
潜伏期間は2日〜21日といわれています。
本日のCIDRAPのニュースもまとめをみると、
ウガンダでのエボラ出血熱での死亡が4例増えて、合計18例。死亡例はウガンダ西部のKibaale地域。
死亡群は5歳、12歳、の子どもを含んでいる。
このほかに疑い例14例が入院中(11例はKagadi病院、3例がMulago病院←首都のカンパラにある)
保健省のサーベイランスチームはこのほかに40例をモニタリング中、、、とのことです。
上に紹介したアウトブレイクマップでは、ウガンダでは他の不明病気情報が報じられています。
Kibaale District Attacked By A Strange Disease, 12 People Dead
すでに同じ地域で12例が死亡。
―11 people from one family in Nyamarunda Sub County have died since the strange disease surfaced in the district.
―one who treated some of the 11 people from Nyamarunda Sub County and is suspected to have contracted the disease from them.
―the signs of the disease include; high fever, vomiting, diarrhea and systems failure. It kills patients within 4 days to a week.
その国の政府だけでなく、周辺国やWHO、CDCなども支援に入ります。