感染症と公衆衛生と英語の勉強になるよと医学生や研修医にすすめているEurosurveillance。
事例発生から掲載まで時間が短いのが特徴のひとつ。
レポートの完全性よりも、話題が感染症なので速報性やアラート効果を意識しているのかも。
2011年10月、スウェーデンの開業医を受診した咽頭痛と40度の発熱のケース。扁桃炎もありました。
最近ソマリアから家族で移民。
入院してペニシリンの点滴をし退院(1週間分の経口ペニシリン処方)。
このときの咽頭スワブの培養でgroup A beta-haemolytic streptococciが生えました。
扁桃炎もあったということ、また非典型的な臨床の情報から、ラボの担当者はこのときCorynebacterium diphtheriae の検査も実施していました。そしてこれが陽性となりました。
すぐに家族のスクリーニング検査とDTP接種が行われ、きょうだい1人がペニシリンの内服となりました。
この家族は4週間前に、ソマリアの難民キャンプから到着したばかりでした。
医療機関のスタッフの接触は限定的で、ペニシリン内服が行われました。
関わった医療者のワクチン接種歴の確認が行われ、全員が接種済みであると確認されました。
A CASE OF DIPHTHERIA IN SWEDEN, OCTOBER 2011
西ヨーロッパで報告されているジフテリア症例は、エンデミック国への渡航歴があるケースということです。
詳細は上記リンクのリファレンスで。
短いレポートですが、感染管理担当者には参考になるエピソード。
事例発生から掲載まで時間が短いのが特徴のひとつ。
レポートの完全性よりも、話題が感染症なので速報性やアラート効果を意識しているのかも。
2011年10月、スウェーデンの開業医を受診した咽頭痛と40度の発熱のケース。扁桃炎もありました。
最近ソマリアから家族で移民。
入院してペニシリンの点滴をし退院(1週間分の経口ペニシリン処方)。
このときの咽頭スワブの培養でgroup A beta-haemolytic streptococciが生えました。
扁桃炎もあったということ、また非典型的な臨床の情報から、ラボの担当者はこのときCorynebacterium diphtheriae の検査も実施していました。そしてこれが陽性となりました。
すぐに家族のスクリーニング検査とDTP接種が行われ、きょうだい1人がペニシリンの内服となりました。
この家族は4週間前に、ソマリアの難民キャンプから到着したばかりでした。
医療機関のスタッフの接触は限定的で、ペニシリン内服が行われました。
関わった医療者のワクチン接種歴の確認が行われ、全員が接種済みであると確認されました。
A CASE OF DIPHTHERIA IN SWEDEN, OCTOBER 2011
西ヨーロッパで報告されているジフテリア症例は、エンデミック国への渡航歴があるケースということです。
詳細は上記リンクのリファレンスで。
短いレポートですが、感染管理担当者には参考になるエピソード。