Salmonella Stanleyについてのリスクアセスメント

ECDCが27日に出した迅速リスクアセスメントの資料です。６ページ。

Multi-country outbreak of Salmonella Stanley infections 27 July 2012

サルモネラにはたくさんの名前があるのですが、今回の注意喚起はStanleyです。
2012年にベルギー、ハンガリー、ドイツで報告されており、これらは渡航歴が無い患者から検出されています。
同じPFGEパターンの株が複数の国で把握されており、これは、共通の感染源から拡大している可能性も考えられます。
しかし、現時点でそれは明確になっていません

可能性としては、食品や接触が考えられます。

もともとSalmonella Stanleyは東南アジア、特にタイへの渡航が関連していました。
EU国内で渡航歴の無い患者からの分離の増加が課題となっています。

前に書いた、チーズで広がる、、、の記事

日本では家畜系の専門誌にいろいろ報告をみます。